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#27-2 干すという保存方法をやりたくなったので のつづき

前回(#27)の続き。

あれから1週間が経過。
干しかごは出しっぱなしのまま。
雨ニモ風ニモ雪ニモ、冬ノ寒サニモマケズ、乾燥した空気とお日さまの熱に水気を奪われることを部屋から眺める私。

先輩である椎茸たちは、1週間もすればしっかりカサカサになっていき、雪が降る前に収穫。
温風乾燥が主流の干し椎茸だが、天日干しすると旨味が違う。これは驚き。

かけた手間は、干しかごを買うこと、並べること、雨の日はしまうこと。
スーパーで安い椎茸があれば、鬼のように買い込むこと。
これだけでビタミンDと最高の旨みが手に入るなら、干しカゴは安い。

そう考えると大根たちは雨の日も部屋にしまわれることは無い。
冷遇ではない。スパルタである。

干された大根達はと言えば、いかにもな香りを漂わせつつ、着々と乾燥し小さくなっている。

ただ、しりしり器を使ったあちらはとても細く、あの脚のように立派な大根を見る陰も無く、刺身のつまのような感じに。

おかげで最近スーパーに行けば、切り干し大根の袋をマジマジと眺め、世間一般の太さを観察することがパターンに入った。

熱心な研究の結果、やはり細い。

切るときのツールの選択ミス。(まだわからんが。)
三条市のふるさと納税でいただいたものを使ったが、有力なのは2つ。
(今回チョイスはこれ。)

多分、「千切り器」が正解で、もう1つの「ささがき器」では無い気がする。

ささがき器=しりしり器。

しりしり器だと、繊維を横断するように切っているはずだから、食感も変わってくるのかしら?
これはこれで試す価値ありそう。

もう1回、大根買ってきてこっちでやろう。

大根が干される自由研究は、2月以降もまだまだ続くようだ。

つづきのつづき(#27-3)につづく

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