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#37 夏の定番を保存→煮付けにする

3つ揃うといいことがあるんだよね?
なんて、スロットをやる人しかわからない話はさておき、今回の保存食はすいか。

といっても身の方はもちろんそのまま美味しくいただくとして、その後の話であり、トップの画像のような涼しげな感じは一切出てこない。笑

富山のばーちゃんなんかは、皮を向いたのを浅漬けにしてたんだけど、どうも瓜系の浅漬けは好かんのと、そこまでの美味しい感動がなかったから別のものを作ってみたかったという興味で始めた本企画。

厚い皮を剥いて、小さく切る。そして・・・

しめじと共に干されるすいかの皮

例によって干す!
何で水気を抜くかってもう干すしかないでしょう。この暑さ利用しない手は無い!
(芸がない。笑)

しばらくすると、

カラカラになったすいかの皮

こんなにペラッペラの変わり果てた姿に!!
実の方は言うまでもないけど、ここまでも水分だったのか。。。
野菜ってその土地の水分も取ってるんだね。きれいな水のところの野菜は美味しいわけだ。

これでもか!と言わんばかりに出し続けて、カビない程度までカラッカラになったら収穫(?)

(ちなみにこの写真、ウェザーニュースの番組で紹介されたらしい。(本人は知らない。笑)
観たかったよ、どんな風に説明されたのか。。アーカイブ見られず。。。)

さて閑話休題。

これ、このあとどうなるんだろう?と思っていて、干した時のツイートのコメントでフォロワーさんに言われた言葉。

「それ干瓢(かんぴょう)なんじゃない?」

!!!!

干瓢を調べてみた。(Wikipediaより)

「干瓢(かんぴょう)は、ユウガオの果実(ふくべ)を紐状に剥いて、乾燥させた食品(乾物)である。「乾瓢」と表記されることもある。水で戻して煮て、巻き寿司の具材や、煮物、和え物などとして使われる。低カロリーで食物繊維に富む。

なんだ、そういうことか!

それならウリ科でしょ?かんぴょうでいいよね?笑
と言うことで甘辛く煮つけることに決定。

乾燥したかんぴょうもどき(笑)を水で戻すところから。

このカラッカラの状態から

水に浸してしばらくするとこんな感じに。

少しフニャッとするけど繊維質はしっかり。

完全に戻るよりは水分を少し含むイメージ。
指で押すとしっかり繊維が残ってて、ポストかんぴょうへのポテンシャルを感じる。

煮込んでいくと少しだけ柔らかく

お湯でしばらく煮ていくと、箸で強く押すと穴が開く感じになる。
この状態になったら、あとは煮付けの工程へ。

水、砂糖(我が家はマスコバド糖)、みりん、醤油の鉄板メンバーでしっかり煮ていく。
煮汁を飛ばしていくと、

すいかの煮付け(笑)

こんな感じになりました!!
歯応えもかんぴょうそのもの!ただ、これはすいかの皮。

ということで料理名は「すいかの煮付け」で行こうじゃないか。笑

かんぴょう煮付けたことないからわからないけど、レシピはそこらへんのかんぴょうレシピで大丈夫なはず。

なんだっけ?こういうの。サステナブルとか言っちゃうの?笑
虫なんか食うよりよっぽどこう言うのだよね。

夏が終わる前に(もう立秋過ぎたけど)、すいか売ってるうちにやってみてー!

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