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【台湾】道から街の素顔が見えてくる!低山ハイク縦走ルート【台北大縦走】

こんにちは!踏青工作室です。
東京では桜も終わり、新緑がまぶしくなってきました。この時期のハイキングはとてもすがすがしいですよね。台北でハイキングした際にも緑が生い茂っていて、生命力にあふれていました。大きなシダ植物には、特に南国らしさを感じました。

台北は盆地地形なので、実は街のすぐ裏にハイキングルートの登山口がたくさん潜んでいます。そんな台北ですが、台北市政府が推進しているハイキングルートがあります。それが「台北大縦走(Grand Taipei Trail)」です。

現在、ハイキングルート7本(第1段~第7段)、サイクルルート1本(第8段)の合計8本が設定されています。
どのルートの登山口も、公共交通機関やYouBikeで容易にアクセスできるよう考えられているそうです。

私は今回、宿からアクセスしやすかった第6段を歩いて来ました!第6段は、台北101の南側に東西に延びるルートです。総距離は11キロ、最高地点の標高が374m(南港山)、ハイキングにかかる時間の目安が5時間半と一日で一気に歩けそうなコースなのですが、私はそれを3回に分けて歩きました。(なんて贅沢な!)

個人的には、ハイキングの歩き方に決まりはないと思っています。距離や速さを競うものでもないし、頂上だけ行くとか、気に入ったところに何度も通うのもいいですよね!

実際に歩いてみると、こちらのルートは登山道だけでなく、一部街の舗装道路も抜けて行き、台北の街の息遣いが身近に感じられる良ルートでした!(あくまでも個人の感想です)ここではこういう景色を見てほしいとか、歴史や文化を感じてほしい等、ルートをデザインした人の意図が感じられました(私は、長野・新潟にある、あまとみトレイルに近いものを感じました)。こういうの大好きなんです!

第六段 西の起点 捷運(MRT)麟光站を出るとすぐ看板
道標はかなり多い
地元の人がふらっときた感じがいい
ルート上にはこんな東屋も
大規模な墓地を抜けていく
ルート上に設置されているこの丸いプレートがチェックポイントらしい
ちょっとした岩場だった
舗装されている部分もある
第六段 東の起点 中華科技大学

私は台湾の登山アプリ「山林日誌」を使って、ルートを確認しながら歩きました。このアプリについてはこちらのノートで少しご紹介しています。

ハイキングしたのは3月でしたが、ハイク中は汗をかきました。日よけと水分の用意は忘れずに!

タイペイグランドトレイルのうち、北側の1段~4段は、陽明山国家公園を抜けるルートで台北最高峰の七星山(1120m)が含まれています。そちらの方はより本格的なハイキングルートになります。どうぞ、しっかりとした準備・装備で安全登山を楽しんでください!

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