レミアの翼 紹介文
はじめに 『レミアの翼』は私が中学生の頃から構想を練り、19歳の頃に完成までこぎつけた記念すべき最初の作品で、利他的行動が巡り巡って自分に還ってくるという児童文学的な、まるで絵本のような物語です。子供も安心して読めることを目指した62,000文字の中編小説で、人が死ぬ描写は一切無く、恋愛要素も全くありません。当時、中学生向けの新聞に連載する予定の物語として創られたもののお蔵入りになった作品でしたが、紆余曲折を経て電子書籍として出版し、今ではスペインの出版社 SEKAI Edi