自分の【弱み】から【強み】を見つける
自分には才能も強みもない
そう思っていませんか？
私はそう思ってました。
自分の才能ってなんだろう…
才能とまで言わなくても「強み」はなんだろう…
そんな謎を大学生時代ずっと抱えていました。
今では
優柔不断に頑張れることが強みです！
と言えます。笑
「自分の強みが分からない…」 「自分がよく分からない…」
と感じている人が 少しでも自己理解を深められるきっかけとなればと思い 今回の記事を書きます。
自分の才能や強みを知らなくても生きては行けますが
知っていた方が 自分の使い方がうまくなるし
才能や強みを意識することで より自分の行動や思考を高められるので
自己理解を深めた方が
成長しやすく
生きやすくなります。
●自分について考える
私は
ヨーロッパを一人で見て回っていた時
「これは自分の強みだ！」
と言えるものに気がつくことがでにました。
これは
ヨーロッパを見て回ったから気付けたわけではありません。
一人で過ごす時間が多く
移動中の電車は ただ乗っているだけだったので
じっくり考えられる時間があったから気づけたのです。
変わった事をしなくても
自分について考える時間をもてば
才能や強みに気づけ
自己理解を深められるので
記憶や経験を頼りに
自分について考えてみて下さい。
どう考え始めたらいいか 全く分からない時は
自分の特徴を思い返してみてください
得意な事 不得意な事
好きな物 嫌いな物
なんでもいいです。
そこから
なぜそうなのかを掘り下げていくと
自己理解が深まります。
●強みに気付く道しるべ
私が自分の強みに気付いたきっかけは
大学で学んでいた美術の知見を深めるため
ヨーロッパを一人で旅していた最中
「自分は優柔不断だよなぁ」
と電車の中でふと思った事です。
昔から優柔不断で
めちゃめちゃ悩む時間が長いことが悩みでした。
お店で買い物をしていると
長時間悩んでいる私を見て店員さんが
「お客さんだけ流れてる時間が周りと違いますね」
と言うくらいに悩みます。
ではなぜ悩むのか考えてみると
心配性だからだと気づきました。
例えば物を買う時
「これは本当にこれからも必要なものか」
「これをプレゼントして相手は喜ぶのか
迷惑にならないか」
「簡単に壊れてしまわないか」
「色あせはしないか」
などなど
心配事ばかり頭にうかんで悩んで決められないのです。
しかしこの思考は
自分が彫刻作品の制作をする時の思考とも似ているなと感じました。
●短所と長所の結び付き
私のやっている制作は
完成に至るまで幾つかの段階があり
それぞれの段階をきっちりこなさなければ
完成形が歪になったり
表面に傷が残ったりしてしまいます。
そのため
制作をする時はいつも
「この状態で次の段階に進んで大丈夫か」
「まだ手を加えるべきなんじゃないか」
と思い
各段階での作業を突き詰めながら制作を進めています。
正直この作業はかなり骨が折れます…
しかし
骨が折れる作業も
心配性なお陰で妥協せずに進められ
結果
教授を唸らせられる作品が作れているのではないかと
思うようになりました。
思い返すと
制作に限らず他の場面でも
「これで大丈夫なのか…」
と不安になって
時間ギリギリまで問題を解いたり作業したり練習したりする事ばかりでした。
これら全て
終わらせることに心配になり
終わらせる決断ができない結果
やれるだけやってしまうだけなのです。
優柔不断で心配性なおかげて
他の人よりちょっとだけ頑張れる
ずっと悩みであった
優柔不断は
「頑張る源なんじゃないか！」
と気付き
これが私の強みであると
今では思ってます。
実際 これが本当に強みと言えるかどうかは 分かりませんが 自分がそう思い込めば強みになるので
「私は他の人よりも悩んで頑張れる！」
と思うようにしています！
●柔軟に性格を捉える
ずっと自分の短所と思っていた
「優柔不断」
これを少し掘り下げたら
強みに繋がった
どんな事も
見方を変えたり
根底にあるものを探ったりすると
悪い部分も良い部分も
見えてきて
自己理解を深められます。
自分を生きやすくするために 強みを見つけ 自己理解を深めてみて下さい。
自分は彫刻作品で
人の心を豊かにする
社会を発展させる
を目標に作品制作もしています。
そちらもご高覧いただけると
新しい発見があるかもしれません。
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