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上司も先輩も完璧な人ではないし、わからないこと、できないことはたくさんある。そんなもんだ。

「後輩に教えることがなくなったので、OJT期間は短くしたい」
という発言がとある「OJTトレーナー研修」で飛び出した。

10年くらい前のことだ。

「教えることがないとは?まだ入社して半年ですけど、まだまだたくさんあるのでは?」

「いえ、これ以上は、私も未熟で、できていないことばかりなので、偉そうに教えられないです」

・・・・

私以上に、同席していた人事の方が目を真ん丸になさった。

ああ、そうか。

これって、教える人は、完璧じゃないといけない。自分ができていること以外は他者に教えられないという理解なんだな、とも思ったし、
そもそも、後輩には、「教える」なんだな、「育てる」「はぐくむ」とか「一緒に学ぶ」ではなく、あくまでも、「私が持っているものをあなたに伝える」なんだな、そう思っていらっしゃるのだな、とも思った。

いやあーそうじゃないですよ、と人事の方も私も頑張って伝えたのだが、その時はどこまで伝わっただろう。

今の私の方が、さらに「腕」が上がっているので、もっと上手にこの方に寄り添えたかもしれない。

まあ、とにかく。

マネージャとか先輩とかリーダーとかって、何でもできるし、何でも知っているわけじゃない。そりゃあ、知っているほうがいいし、そのほうが、部下などからリスペクトはさえるかもしれないけど、でも、これだけ変化の激しい時代、「私の中にあるものを教える」だけでは知識や技能は先細りする。

一緒に学んでいく。
後輩たちの学びに伴走する。

それでいいのだ!

という今朝のVoicy。

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(未達だからといって誰かに怒られるわけじゃないのですが💦)


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