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ファンになってもらうには”どぶ板”しかない

こんにちは、(ほぼ)無職のタナカさんです。

無職じゃまずいだろっ!!ってことで
今はセルフベーシックインカム(早い話が貯金の切り崩し)と
フリーで動画編集をしています。

そして実労働以外で収入を得ようと考え始めています。

今回は、どぶ板営業という”逆張り”、っていうお話です。

この記事を読んでほしい人
✅なかなかフォロワーが伸びない人
✅質の良いものは発信できている・そう言われるのに
「あとはフォロワーだけ」っていう人

▼勝手にフォロワーやファンがつくものだと思っていました

私は本当にそう思っていました。

質の良いものを提供していれば…
毎日発信していれば…

いつかこの努力が実って
「結果」が出るんだ…

と思っていました。

でも最近気づいたんです。

海外のマーケットや
日本で活躍している人を見ると
「こいつら…とんでもない事してるな…」と
マジでビビりました。

まぁ皆さん「どぶ板営業」をされています。

▶どぶ板
家の前の側溝(ドブ)を塞ぐ板のこと

▶どぶ板営業とは
かつての選挙活動で、
どぶ板を渡り支持を訴えた。
つまり
候補者が有権者に会うために一軒一軒回ること。

今はこの方法の選挙活動は禁止されてるけどね。

まぁそのぉの人の時代はテッパンの選挙方法でした。

この古臭いどぶ板営業方法を
むしろ今やって
ファン化(顧客化)させているパターンを
多く見ます。

▼どぶ板営業①映画 えんとつ町のプペル

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キングコング 西野亮廣さんの
映画 えんとつ町のプペルでの
プロモーションです。

西野亮廣さんのプロモーション活動が
とにかくエグい。

例えば
1月5日(火)

舞台挨拶1回目:11:05の回
舞台挨拶2回目:14:10の回
舞台挨拶3回目:14:15の回
舞台挨拶4回目:17:20の回
舞台挨拶5回目:17:15の回

こういった感じのスケジュールを
ほぼ毎日・全国各地でやっていました。

しかも、この舞台挨拶は
全て「違う内容」です。

これはVoicyでも仰っていましたが

画像2

ご覧の通り、今、僕は『映画 えんとつ町のプペル』を
届ける為に必死なんですね。
ちょっと、みっともないですよね。

(中略)

月並みですが、言い訳・御託を海に捨てて、
もうやるしかないんです。

なので、今日も明日も明後日もドブ板営業です。

こういったことをコツコツ続けて
公開2週目の土日の興行収入・動員数ランキングでは

『えんとつ町のプペル』が
同日公開だった『ポケットモンスター 』を抜いて、
3位になりました。

▼どぶ板営業②Lemonade

Lemonade
AIと行動経済学を活用して、損害率を着実に減少させる
オンラインの保険会社です。

これまでの保険会社では
未請求分の保険料の料金は全て保険会社の利益
となっていました。

それをLemonadeでは未請求分の全ての保険料が
チャリティに寄付されるという仕組みになっています。

するとユーザーは
保険を掛けることで

自身のリスク回避

チャリティ貢献


という”新たな保険金の使い道”を見出すことができます。


また未請求分の保険料のチャリティに寄付することで

Lemonadeの企業としての透明性
をユーザー示すことが出来るのです。

そんなLemonadeのどぶ板営業とは。

誕生日にユーザーにTwitterでメッセージを
送ります。

そしてそのユーザーが反応した時のみですが
ケーキを送るんです。
それがその時の様子


これって贈られた方は
少なくとも「嫌な気持ち」にはなりませんよね。


しかも誕生日のユーザーに贈ることで、


結果的に
「わざわざ保険会社からケーキが贈られてきた」と

◆家族
◆ユーザーの友達

に言う確率は高いと思うんです。

そうなると…

Lemonadeの存在・印象
ユーザー以外のその他大勢に
宣伝することが出来るんです。

▼どぶ板って「逆張り」


西野さんもLemonadeも正直

「お金を掛けて宣伝すること」

だって全然出来るんです。


でも

しなかった。

というか

あえてしなかった。

それはなぜか

お金を掛けて宣伝する、は
他の人もやっていること

だからです。


他の人と同じことをするとどうでしょうか?


街頭にポスターを貼る
バンバンCMを流す
雑誌の取材を受ける

これって
一定の効果は出ますが
あまり目立たない。


目立つためにはどうすれば良いか…?

他の人と違うことをする。

つまり

「誰もしていない」ことをする。

「逆張り」なんですよね。

逆張り
→主流となる意見や行動や流行に逆らうこと。


「誰もしていない」というだけで
新鮮なんです。
つまり、記憶に残るんです。

赤色がたくさんある中で
一つだけ青だと目立ちますよね。

そんな感じです。

あえて「当たり前」とされることに対して
逆のことをする。

1つの行動で効果が全然違ってくるんです。


今回で言うと「ファン獲得」。

「ここまでしてくれたからあなたの活動を応援しよう」

となる訳です。


しかも「離れにくいファン」になるというオプション付き。

今フォロワーやファンの数を増やしたいなら
「どぶ板」なのかな?

と思います。

▼さいご

昔の「どぶ板」と
今の「どぶ板」の違いは
今は「スマートさ」があるという所。

「俺 頑張ってるやろ?」感が
ないということです。

昔は「どぶ板」感を全面に出して
「同情」を煽っていた部分も
あったと思います。

でも今の「どぶ板」って
全面に出さずに
影で頑張っている感じがします。

今回紹介した2つに限らず
企業や個人で活躍している影で
「そんなことやってんの?」
みたいな事例はたくさんあります。

フォロワーを増やしたい…
と思っているより
営業活動とそのやり方も必要だな~
と思いました。

いつも好き勝手書いているので、
見てくれたみなさんの
意見も聞いてみたいです。

コメントいただければ、
泣いて喜びます。

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