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人に期待せず自分に期待しよう

どうも、じんせいサンドです。

いきなりですが、
人にお願いしたときに、忘れられてしまった経験ありませんか?

僕はあります。

また、人によっては依頼する人で態度を変える人もいると思います。

後者に関しては、当たり前というか僕もそうしてしまうことがあります。

例えば、上司に言われた時と部下に言われた時で対応する優先順位を変えてしまったり、上司についても、この上司とあの上司で変えてしまうことはあると思います。

それは、自然な考え方であり、自然な態度だと思います。

しかし、今ここに書いたようなことを受け入れて「人というのはそういうものである」という前提を頭に置いた方が良いと思えてきます。

なのに、人は人に期待したり、人のせいにしたりします。

人に期待するから裏切られるわけで、人のせいにするから言い訳がましく映ってしまうのです。

しかし、全部自分ではすることはできないので、任せるものを明確にし人に任せ、自分の動ける時間を確保する必要があります。

そちらについて書いていきます。

人に任せるべきもの

僕の個人的な考えですが、書かせていただきます。

①自分がやっても人がやっても変わらないもの
②自分がやるより人がやる方がコストが安いもの
③自分の考えでは新しい価値を生まないもの

こんなところです。

一つ一つ説明します。

①自分がやっても人がやっても変わらないもの

誰がやっても一緒であれば、極力人にやってもらいましょう。
自分が過去に何度もやり尽くしたものについては、自分に返ってくるものは特にありません。

人に任せることで、任される人の学びになるかもしれなかったり、異なる観点で見ると改善ポイントが見つかるかもしれないです。

こういうものは人に任せましょう。

②自分がやるより人がやる方がコストが安いもの

常にコスト意識を持っている人なら言わずもがなですが、自分の方が給料が高い場合、時間におけるコストはもちろんかかります。

時給換算2,000円の人が1時間かけてやるより、1,000円の人が1時間でやる方が安いので、そっちにやってもらう方が経済性があります。

たまに、自分がやった方が早いので自分でやってしまう人がいますが、期日に間に合うのであれば安い人がやる方が良いです。

2,000円の人が1時間でできるものを1,000円の人が1時間半かけてやってもコストは1,500円なので500円も安いですしね。

③自分の考えでは新しい価値を生まないもの

社会人経験を積んだり、社内でそれなりのポジションになってしまうと何でも知っていると思い込んでしまいますし、自分がすごいと思ってしまうこともあります。

しかし、若い人の考え方や感性に敵わないこともあります。

ここは素直に認めて、若い人に任せちゃった方が良いと思ってます。

自分はレビューする人になり、色々と新しい考えを吸収しましょう。レビューする際は、実現可能性やリスクや関係者の確認などに留めてあげて、自分のアイデアに変換しないようにしましょう。

人に期待しないで自分でやること

ここまでは、自分の時間を空けるために人に任せるものを書いてきました。

では、人に期待してはいけないものはどういうものかを書いていきます。

重要な仕事です。

仕事には、以下の4つのパターンに分かれます。

①重要度も緊急度も高い
②重要度は高いが緊急度は低い
③重要度は低いが緊急度が高い
④重要度も緊急度も低い

ここで言う、自分でやるべき仕事は②になります。

火事で考えると分かりやすいです。

①は火事が起こってる状態です。
誰かが消火活動にあたります。なので、やるべきではあるけども、自分がやっても人がやっても変わらないのであれば誰でも良いと言うことになります。

③は誤報がなっている状態です。
重要では無いけど、消さない限り警報は鳴り響きます。これも、消せばいいだけなので自分でなくても良さそうです。

④はそもそもやらなくて良いので割愛します。

②は、防災活動です。
そもそも火事にならないように、防火カーテンに変えたり、啓蒙活動したりといった作業です。
見落としがちですが、これは、①の状態にしないために必要な仕事であり、誰もがやらねばいけないと思っているものです。

しかし、皆がやるべきであると思いながら、目の前の仕事に時間を取られて、手を付けられることのない仕事です。

この仕事に手を出してやり切れるかと言うのが非常に肝になると思います。

この仕事に関しては、人に期待してはいけません。人に任せたとしても、常に自分は俯瞰した状態で全体像を把握し、少しでも止まってしまいそうな時は、すぐにでも入って自分が動かす気持ちを持つことが重要です。

ここは、人に任せっきりにしたり、やってくれるだろうと放置せずにガッツリ入り込む領域です。

大きな仕事は大抵ここに位置しています。

これだけは、自分がやり切ると言う気持ちと、人のことすら自分ごと化し進めた方が良いです。

重要な仕事は人のせいにしない

重要な仕事は、人に任せ切らない、そして、任せてたとしても人のせいにしない癖をつけた方が良いと思います。

人のせいにした瞬間に、周りの人には足元を見られてしまいますし、結果として上手く行ったときには成果の横取りのような目で見られてしまう可能性もあります。

どこまでも自分の責任において仕事を進めるべきだと思っています。

まとめ

人に任せても良い仕事はあるけど、
自分が付加価値を付けられるか、重要度緊急度から判断するのが良いと思います。

重要な仕事を人に任せる場合は、進まないことも認識し、それを人のせいにせず、自身の任命責任と捉えると良いです。

日本人の生産性は残念ながら低いと言われることが多いです。

生産性は、投入したリソースに対して、出てきた成果の大きさで測られます。

自分という貴重なリソースの使い道を意識しながら成果を出していけるようになりたいですね。

では、また。

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