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4 短編映画 そのこえ と京都丹波の話

先日、日吉町で開催された映画上映会に誘っていただいた。

20代の映画監督が日吉に引っ越ししてきて、

その若者が撮った映画だという。

タイトル 
そのこえ

監督 田中大志

場面緘黙症という お家の中では普通に喋れるんだけれど、外に出ると急に声がでなくなる主人公の青年の葛藤を描いた作品だった。

場面緘黙症という言葉も初めて聞いたし、映画を観て主人公の青年を取り巻く環境になんとも言えない気持ちになった。

誰よりも色々な事に気付いて

誰よりも自然の声をしっかり聴ける

青年

本当に心の病があるのは、

自分は健康って思っている大多数の人達かもしれない。

僕には

主人公の青年が

誰よりも心が純粋で健康にしかうつらなかった。

心の病なんて一切見えなかった

むしろ

今1番世の中に必要なのは、

主人公の青年のような心だと強く感じた。

心の病と捉えている事がまさに心の病

だと思った

病名っていつ作られて、
誰が作っているのだろう

周りが主人公と同じくらい
優しければ、実は何の問題
にもならない気がしてならない

現在は便利な時代でスマホの音声機能で話す
主人公がいた。

小学生500人に1人が場面緘黙症の子がいるといわれているみたいで、

身体測定と同じように
目で測れるものを測るのではなくて、

目には見えない心態測定があれば、
きっと変な見方もなくなるだろう。

心のものさしを大切にしよう

汚い字で小学校の黒板に書く最初の言葉である

人間は言葉を覚えた事を

進化と捉えがちだけど、

本当は退化なのかもしれない。

声にならなくても、声を交わす以上に

価値ある会話や挨拶は沢山存在する

言葉が以心伝心

能力を邪魔しているようで

もどかしい。

映画上映終了後

石ちゃんのお店

キッチンあまわかさんで田中監督と誘ってくれた方と一緒に映画について語った。

人それぞれ色々な感じ方をしてくれたら嬉しいし、何より場面緘黙症という人達を知ってもらいたいとおっしゃっていた。

本当に素晴らしい映画だったので、是非皆さんにみてほしい。

また、新たな京都丹波の魅力に繋がった。

紹介してくれた方もパワフルすぎて魅力の塊

尊敬しかない。また、是非紹介したい。

ただただ周りの人達に感謝😭

ありがたやー😭

映画完成までの日記を綴った本

そのこえのこえ

販売中

こちらもおすすめです。

笑日餅cafeのマニアックな本棚にありますよー。


6月29日付京都新聞さんに掲載

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