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匂いが臭いになるとき

香水をつけることありますか?近づいた時にほのかに香るとなんだかステキだったりしますよね。でもいい香りも強いかったり、香りがいくつも混ざり合ったりすると気分が悪くなってしまうこともありますよね。デパートの1階ってイメージです(笑)

タイトルにある「匂い」と「臭い」。
読み方は両方とも「ニオイ」。(もちろん後者は「クサイ」とも読みます)
元々、常用漢字表には「におい」の訓読みをもつ漢字がなかったそうです。
「匂」という漢字が加わったことで、元々あった「臭」に「におう」という訓読みが追加されたそうで、比較的最近(2010年)のことだそうです。
詳しくはNHKの放送文化研究所HPにあるので、文末の参考記事の欄にリンクを貼っておきますね。

その「匂い」と「臭い」。
違いも何となく判ると思いますが、「匂い」は“よいにおい”で「臭い」は“不快なにおい”と区別しています。
もちろんその感じ方は人それぞれなので、判断が難しい場合などは「におい」と書かれているかと思います。
私も文中では「ニオイ」と表記することが多いです。
日常では「匂い」を「香り」と言い換えてることが多いかもしれないです。

さて、そんな人をよい香りと感じさせることも、不快にさせることもある「ニオイ」に関する経験談をちょっと紹介しようかなと思います。

おしゃれも程々に

先日、所用ついでに夫とランチをしました。
インドカレーのお店で、ランチにはちょっと早めに着いたので、入店時はお客さんはいなかったのですが、こじんまりとしているお店ということもあり、あっという間に席は埋まっていってました。

お店に入るとカレーのいい香り🎵
朝食を早い時間に済ませていたので、匂いに誘発されてお腹もぐぅぐぅなってます。
しばらくして料理が運ばれてきたぐらいで男女のお客さんが入ってきました。
私たちは入り口近くのテーブルだったのですが、入ってきた瞬間、恐らく男性から香水らしき香りがしてきたのです。

そのカップルらしき2人組は私側の斜め後ろのテーブルに着席。
男性が私に近い方に座っていたので、そんなに距離がなかったのもありますが、目の前のカレーを超えてくる香水のニオイにちょっと顔を顰めたくなりました・・・(いや、顰めました、見えないのをいいことに)

ただ慣れって恐ろしいもので、しばらくすると麻痺してくるんですよね・・・
CA時代、靴を脱いでいるビジネスマンのおみ足のニオイが強烈だった時、そのエリアを担当していると、麻痺してくるんですよ・・・
別のエリアから来ると、都度ニオイを感じるんですが・・・

飲食店に限ったことではないですが、ただ食事をする際にはその香りも料理の一部だと思うのです。
それを邪魔するほどの香りを身に纏っていると、他のお客さんにとっても不快ですし、何よりも美味しいお料理を作っているお店の方にも失礼になってしまうと思うんですよね。

病院みたいに元々具合が悪い方が来る場所だったりする場合は、さらに気分が悪くなってしまうかもしれません。
付き添いの時とか気を付けたいですよね。

昔、キャプテン(機長)で香水がちょっとキツめの方がいました。
私たちは関わるといってもそんなに長時間同じ空間にいないので、使用後のお手洗いが香水の香りだったり、通ったらわかる、ぐらいで被害はないんですが。
長時間、狭い空間に2人きり閉じ込められる副操縦士にとってはたまったもんじゃなかったと思います。
コックピットは換気のため、と窓を開けられるものでもありませんからね。
強いニオイは時に頭痛を起こさせることもあるんじゃないかと思うと、気の毒でしたが・・・

これは日頃からできる周りへの配慮、ってやつですよね✨
参考までに香水の適量についてのサイトも貼ってみたので参考にしてみてください✨

お手入れにも気遣いを

ホテル時代、休憩後、制汗スプレーだったりハンドクリームの香りをプンプンさせているスタッフがいました。
私だったら聞くはずだから、注意してくださいよ、と同僚に頼まれたこともありますが、中々伝えるタイミングや言い方って難しいですよね・・・

CA時代のお話です。
ある休日だったか、帰宅途中だったか、駅にいる時に会社から電話が掛かってきました。
会社からの電話は急な勤務指示や何やらのご意見をいただいた時などに掛かってくるのですが、正直出たくない・・・

その時の内容は、
〇月〇日(1か月くらい前の日付)△△便で2階席のお客様からニオイについてご意見がありました。
その便でチーフパーサーをされていましたが、状況を教えてください。
というようなこと。

こういったご意見の場合、当該の担当CAだけでなく、チーフパーサーにもヒアリングが来ます。(客室責任者なので)
とは言え、月に何十便も乗務するので出先でピンポンとの便名を言われたところで、思い出すの難しいんですけどね💦

結果的にはハンドクリームの香りだったようです。

機内はとっても乾燥しています。
CAは都度、手を洗い、ペーパータオルで拭きとります。
なので意外と手先が乾燥しているのです。

CA時代、ネイルサロンに行くと必ず手先の乾燥を指摘され、こまめにハンドクリームを!と言われていたのです。
辞めた後、しばらく主婦をしていたのですが、水仕事をするのにCAの時ほどは乾燥しなかったくらいです。(沖縄という土地柄、冬場にお湯で洗いものをしなくてもいいってのもあります)

話を戻しまして、作業中は都度、ハンドクリームを塗るなんてことはできませんが、サービスも終了し、水を扱う一通りの作業が落ち着いたらハンドクリームを塗ることもありますし、コート返却などある場合は、その後、着陸前にハンドクリームを塗ったりしていました。

CAがよく使っていたハンドクリーム、機内でも定期的に販売したりしていますが、ロクシタンを使う人も多かったんですね。
私も持っています。
ただ、結構香りが強いんですよね。
ニオイに敏感な方にはちょっとキツイかもしれません。
恐らく、そういうことだろうということで報告をしたような気がします。
難しいところではありますが、密室や接客をする場合などはお手入れ用品もニオイに注意する必要がありますね。

ちょっと意識してみましょう

自分が付けていると気が付かないことも多いですし、中々指摘もしづらいですよね。
もし人から「いいニオイだね」とか「ハンドクリーム付けてる?」など聞かれたら、”もしかして・・・”と「ニオイ、キツイ??」と聞いてみると相手の反応で判断できるかもしれないですね。
相手の気遣った声掛けに気付くのも大事です🎵

時に人をときめかせる香りですが、やっぱり何事もやりすぎはよくありません・・・。
せっかく好印象を持ってもらいたくて付けてるのに、不快にさせてはもったいない!
ぜひ用法用量を守って、TPOに合わせて使いこなし、ステキな香りを身に纏いましょう。

以前、身だしなみの記事にも書いてますが、ニオイも身だしなみで注意すべき項目の1つです。
記事リンクは文末の「参考記事」欄にありますので、よければ併せて読んでみてください🎵

🔶🔶🔶

毎回のことですが、あくまでも私個人の感じ方や考え方なので、「そんな考えもあるんだね」とご理解の上、読んでいただければと思います💦

🔷🔷🔷

身に付けるのではなく、「磨く」ことを意識してみてはいかがでしょう✨

❀✿❀表紙写真について✿❀✿

素敵な写真を、使わせていただきました✨
旅行の時の写真はちょっとお休みしまして、
テーマに合いそうな画像を拝借🎵

ニンニク。
接客の仕事をしているころは、食事にも気を使います。
高知のステイなどは、ニンニクたっぷり
カツオのたたきを食べることもあるので、
翌日、ご意見をいただくことも多々あったようです。
なので端に避けて食べていました。
そんなニンニクですが、料理に使われていると
本当にいい香りです☆
イタリアンレストランから香ってくるニンニク。
トーストに塗られたガーリック。
考えただけでもお腹が空いてきます。
でも大量に食べた後の自分からニオってくる
ニンニク臭はなんとも・・・

ホテルを辞めた今、ほぼ気にせず食べることができるので
幸せです(笑)

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🖋 🖋 🖋 参考記事 🖋 🖋 🖋

記事作成にあたって参考にしたサイトや、おすすめ記事。

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