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第二回たまごまる杯。感想編

おはようございます。第二回たまごまる杯の受賞作品を読んでくださった皆様、ありがとうございました。受賞作品堪能していただけましたでしょうか?

この記事では、僕がそれぞれの受賞作品を読んで感じた事などを書いています。(2日連続で皆様の通知を響かせ、お騒がせしてすいません。)

僕の感想文が入り受賞作品が探しにくくなっていますので、受賞作品に全て目を通したいという方はこちらの記事にまとめていますので、どうぞ。

それでは改めて感想編です。

の前にお得意の裏企画の発表です。この第二回たまごまる杯と同時にこんな企画していました。

その名も

「サンタは貴方のすぐ側にいる〜昨日のたまごまる杯受賞作品発表記事にサポートしてくれた金額、受賞者の靴下に入れちゃお〜🎅」

です。長っ。笑

もし昨日のたまごまる杯受賞作品発表記事に対して、温かい仲間たちがサポート贈ってくれたらこの企画発動しようと思っていました。

結果的に、ありがたいことに沢山の仲間からサポートをいただきました。

そのサポート代のほぼ全額を今回のたまごまる杯受賞者の方々に上乗せしてお贈りさせていただきます。

結局受賞者の方々に+100円ずつ上乗せできました。昨日の記事にサポートくださった皆様ありがとう。

🏆賞金総額🏆ほぼ20000円✨(1万7500円+2300円)(この2300円が昨日皆様から頂いたサポート代の一部です)

🥇金賞🥇賞金各1500円+100円(6本)

🥈銀賞🥈賞金各500円+100円(15本)

🐥特別賞🐥賞金500円+100円(2本)

サポート代は想いの結晶だから。その想いは紡がれていく。

業務連絡🐥今回サポートのメッセージは割愛させていただきます。伝えたい想いはここに示しましたので、ここの感想をサポート時のメッセージともさせていただきます。



それでは改めて僕の各受賞者様への感想をどうぞ。

🥇金賞作品🥇(6本)

🥇誰かと一緒にご飯が食べられなかった。そんな季節がありました。 by ゼロの紙さん(🥇🥇→殿堂入り👑)

二度読んで二度共泣いた。一度見て号泣した映画でも二度目は意外と泣けなかったってことあるけど、ゼロさんのこの記事は二度読んで二度共泣いた。
あまりにも共通点が多いから共感できるってのももちろんある。
だけどそれだけじゃないんだ、ゼロさんの文章って言うのは。
ただの嘆きや憂鬱では終わらない、人の心を温かくしてくれるメッセージが込められているのだ。
僕も元々人の目を見るのが苦手だった。そんな僕が鬱になった時は、そりゃもう人の目がナイフの様に感じていた。

いや違う。

相手が怖いとかじゃない。人と目を合わせてしまうと、また偽りの笑顔で対応しないといけない。そんな自分に疲弊してしまっていたのだ。
そんな僕が目を見たいと思えるようになったのは、ゼロさんと同じく愛の力だった。愛する人ができて、その人のことをしっかり見たいと思った時、自然とその人の目を見ていた。偽りの笑顔じゃなく真実の笑顔で。
偽りの愛じゃなくて真実の愛。そうだ。

ゼロさんの記事にはいつも真実の愛が散りばめられているのだ。

添えられたMVの中でボールがピンポンと跳ねる描写がある。今日もゼロさんから発せられるピンに魅了され、僕らはポンと応えたくなる。

たまごまる杯初の殿堂入りおめでとう。

🥇モモヱ by あんこぼーろさん(🥇)

僕らは持たされ過ぎる時代に生まれてきた。何もかもが揃っている。米を炊こうと思えば炊飯器がある。ちょっと遠い場所にだって、色んな交通手段を使って辿り著ける。

想いだってそう。こうやって文字を使って示していける。だけど僕らにとってはこの持たされ過ぎている状況が当たり前だ。普段、文字が書ける事に感謝する人なんていないだろう。

だからこそ、この記事のような存在が尊いのだ。あんこぼーろさんが描いたこの記事は、今のこの状況が当たり前では無い事を教えてくれる。

現代とは、先代達が、こうしたい!の想いの集合体だということを。
単なる風邪で死んでしまった子を次は救いたいから医療が発達した。いつまでも綺麗でいたいという想いから美容が発達した。
そしてもっと想いを残していきたいから、文字が、ネットが発達したのだ。その先代達の想いの上に僕らは立っている。
そして僕らのこうしたい!という想いは次の世代に引き継がれるのだ。
モモヱの優しさが寛貴に引き継がれたように。

そしてこの金賞はこの記事にオススメをしていたあきやまさんにも贈る気持ちで贈呈しています。まるであきやまさんの意思を受け継いだかのようなこの作品。正に想いが受け継がれている。

🥇愛情は時々、薔薇の蔦の様に。 by みなとせはるさん(🥈🥇)

この作品を読んでいて、僕の心に刻まれている言葉が蘇った。その一言は、僕が大失恋をした時に、友人から言われた一言。

それは「貴方が彼女を失ったように、彼女も貴方を失ったことも知るべきだ」という一言だ。

失恋とか傷ついた時って自分の事で精一杯だ。相手の気持ちを理解しようとしているつもりでも結局は自分の事ばかりなのだ。

はるさんのこの記事は傷ついた人の相手の心情を描いている。そう、傷ついているのは自分だけでは決してないのだ。ほとんどの場合、相手も同じくらい傷ついている。

そして気づいてしまう。好きだけど離れなくてはいけないと。お互いに幸せを掴むためには違う道を歩まなくてはいけない時がある。後々気づくのだ。あの時の別れの決断には、なんて大きな優しさが隠れていたのかと。優しさを貫くのは、時としてこれほどまでに辛いのか。まさに薔薇の道を歩んでいく覚悟だ。その覚悟が真の優しさだ。

はるさんのこの記事が真の優しさとは何かを感じさせてくれた。

🥇ジェット風船の行方 by ミーミーさん(🥇)

ミーミーさんのこの作品には人間の魅力の全てが詰まっている。人間とは善悪だけで決まるものではないのだ。ある人にとっては極悪人でも、ある人にとってはどうしようもなく愛すべき対象であったりもする。人間とはそれほどに一面だけでは語れないのだ。

だからSNSやテレビで一面ばかりが取り上げられてしまう今の世の中において、この作品は貴重だ。

ミーミーさんとはコメントでもやり取りするくらい仲良くさせていただいている。そのコメントから伝わってくる。ミーミーさんには、しっかり父親の愛が受け継がれていることを。さあ皆で歌おう。六甲おろしを。

🥇理不尽な死!!ゲームオーバー!!! byワディさん(🥇)

僕が4日前につぶやいた彼とはワディさんのことだ。この作品からまず学んだのは、貫くことの素晴らしさだ。ワディさんは一貫してnoteはゲームだ。と言っている。

そしてこの作品で遂にnoteをゲーム化してしまったのだ。

ここまで自分の強みを把握し、そしてその強みを生かして活動できている事を尊敬する。
だって今の世の中多様な色で溢れているから。そんな中で、自分の強みって何なのか?これでいいのか?って悩み続けている人、沢山いると思う。僕だってたまに悩む。でもワディさんのように、自分を信じて進んでくれている人をみる。それがどれだけ勇気を与えてくれているか。

だけどもっと尊敬できることがある。それはこの作品内のゲームクリアのページに添えられているのは、他の人の記事の紹介であることだ。
ワディさんはただ自分だけがのし上がってやろう、とは決してしない。必ず誰かの為を想って行動ができる人だ。その想いがあるから人を惹きつける。
そして今回のような同じ人、同じ作品を紹介するという奇跡をも生み出すのだ。
熱く語ったが、単純にこの作品のゲーム、プレイして面白い。もしまだプレイしてないようなら、是非ゲームスタートしてほしい。


🥇かつおについてシリーズ by 雅樹さん(🥇)

雅樹さんとかつおという兎のお話。読む度に感動のあまり、まともに感想が書けない。それでも書いていこう。この記事では、真の優しさを持つ人とはどういう人なのかを理解できます。真に優しい人は、自分が窮地に立っていようが優しさを忘れない。雅樹さんのような人はヒトに対してはもちろんだが、動物に対しても優しくできる。雅樹さんの優しさの源がこの記事に書かれているのだ。
ここからは僕の勝手な解釈だ。
雅樹さんのこの記事や雅樹さんから日々感じることだ。
この記事には動物虐待の描写がある。そこに気分を害される人もいるかもしれない。それでも書いた。知ってほしいからだ。俺はかつおのおかげでこんなにも優しくなれたぞ!君ももっと優しくなりたいって思ってるのか?じゃあ優しくなる方法を教えてあげる。優しくなるには、自分が今思う優しさをぶつけ続けることだ。その優しさ、うまくいかないこともあるかもしれない。でも信じて優しくし続けるんだ。そうしたらいつの間にか真の優しさを手に入れられるはずだから。そして優しさは優しさを生む。今の俺を見ろ。最愛の妻と子供達に恵まれている。どうだ!いいだろ!幸せになるってのはな、覚悟がいるんだ!悩んでるだけじゃダメなんだ。一歩ずつ前に進め。そうすればきっと君も幸せになれる。その間悩んだら、俺の生き様を見ろ!この記事に想いの全てを書くから。そして自分の今歩んでいる道が正しいことを再確認してくれ。
そうやって全身全霊をかけて伝えてくれている。だから心が揺さぶられ目からは涙が溢れ落ちるのだ。


🥈銀賞受賞作品(16本)🥈

🥈ゆらゆらと、君はうつくしかった by 北野赤いトマトさん(🥈)

文章を書くのが上手い人は、一瞬の出来事を逃さない。そしてその一瞬を写真の様に切り取って僕たちに見せてくれる。そう感じさせてくれるのは北野赤いトマトさんの言葉選びのセンスが秀でているからだ。ただ花を見たと表現せずに、咲き誇る百日紅の花の、鮮やかなピンク色を虹彩が吸収すると表現している。
そして北野さん自身一瞬を大切にされている。文中でこう表現されている。

彼と共有した大切な時間は、将来のことや互いの思いの強さじゃなくて、一瞬の永遠が光り輝いていて、とてもうつくしかった。

と。

そう、過ごした時間の長さや結果だけが全てではないのだ。
はらはらと散っていく百日紅の花びらのその一瞬の永遠こそが美しいのだ。

一瞬を永遠にしてくれる北野赤いトマトさんの作品達。どれを読んでもあなたの器官に染み込んでいくはずだ。


🥈嫉妬の鬼だった私が、その気持ちを乗り越えて、穏やかに描き続けられるようになるまで by 竹内絢香さん(🥈)

たまごまる杯エントリーのスキ欄に竹内さんの名前を拝見した時、えっ?何かの間違い?手でも滑って押してしまった?と驚きました。賞をバンバン受賞するようなお方だからです。でも僕はひねくれ者です。有名だからって選びはしないからな!とか勝手に竹内さんにマウントを取っていました。

ただ記事を読んで気づきました。竹内さんも僕らとなんら変わらないと。どんなに有名な人でも、僕らと同じように悩んでいるんだ。その事を知れるだけでも、この記事には価値があります。


更に凄いのは、重くないことです。これが本当に凄い。伝えたいこと、その内容が重いことだったり悩みのことだと、どうしても暗い印象になってしまいます。なのに竹内さんのこの記事からは暗さなど感じない。
伝えたいことを明るく語ってくださっているから、読み終わると心が明るくなっている。

noteはどうしても暗く重くなりがちだ。そんなところに明るさを灯してくれる竹内さんのような存在は尊い。

本職の漫画が明るいだけではなく、書く文章からも前向きさが伝わってくる。
そりゃもう僕も1発で竹内さんの虜よ。特に僕のように繊細な人はさ、すぐに影響されて気持ち凹んだりする。だからこそ、こういう凹んだ気持ちを回復させてくれる竹内さんは尊い。

🥈しあわせの種のおすそわけ by 如月桃子さん(🥈🥈)

あなたの温かい声援が、どのように次なる温かい声援に広がっているのか。如月さんのこの記事を読めば理解できるだろう。

僕は常々サポートとは人の想いの結晶だと思っている。如月さんは第一回たまごまる杯でも素晴らしい記事を僕に届けてくれた。そんな素晴らしい記事に出会えたお礼にサポートを贈った。そしたらどうだ。如月さんは受け取ったサポートという種を丁寧に庭に撒き大輪の花を咲かせてくれた。美しすぎる花だ。

ここではこの記事を紹介しているが、如月さんの他の記事を読んでほしい。如月さんはサポートだけではなく、今まで受け取ってきた恩に誠実に向き合っている。恩に誠実に向き合える人が、どれだけ素晴らしい世界にいて、どれだけ素晴らしい世界を描けるのか。堪能してほしい。


🥈ナイトモノクロスナップ by NONさん(🥈)

最初NONさんのこの記事を鑑賞した時、何かが僕の心を震わせました。何が僕の心に響いたのだろう。まず言葉としては、

「そうだ、夜にモノクロで写真を撮りに行こう」

の言葉にやられました。夜に綺麗な夜景を撮りに行こうなら、僕にも発想できそうです。もう少し発展して昼間にモノクロ写真撮りに行こう、も考えられるかもしれません。でも夜にモノクロ写真を撮ろうとは考えがおよびませんでした。
でもよく考えると、都会の夜って昼間より明るいですもんね。
ここに心を震わせた要因があったみたいです。
あまりにも明るくなりすぎた夜。
そんな夜をモノクロのフィルターにかける事で、本来の夜に戻す。
そのフィルター越しに見る世界。そこに色は無いはずなのに。より鮮明に本来の色が輝いている。それは人の生き様。街の生き様。明るさで見えなくなってきたものが見えたのだ。それが僕の心を震わせた。

🥈ラジ郎 by あるさん(🥈)

選出理由はただ1つ。全てを凌駕するほどの圧倒的イケボだからです。
何言ってんだ?と思ってる方いたら一度あるさんのらじお聴いてみてください。耳が喜びますよ。
真面目に話すると、人にはそれぞれ個性があって。その個性を最大限に生かせる場を作り出している人を尊敬します。あるさんはイケボです。これは天が与えてくれたものでもあります。でもその声を使って何かを表現しようと思うかはあるさんの意思です。自分の才能はどこにあるのか。それを見つけるって難しいよね。難しいからこそ、その才能を発揮している人を見ると、こちらまで嬉しくなるのです。
そしてあるさんはイケボなだけじゃなく文才でもあり仲間想いでもあるんだよな。そこがまた痺れる。

🥈ゲーム系オーケストラ by MOTOSHIさん(🥈)

初めてこの音を聴いた瞬間から、賞を授与すること決めていました。昔ファイナルファンタジーにハマっていた僕にとって、こういうサウンドってただ好きなだけじゃない。子どもの頃の記憶を蘇らせてくれるサウンドなのだ。夢中でレベル上げした日々が蘇ってくる。香りは記憶を蘇らせると言うけれど、音だって眠っていた記憶を映し出す。こんな音を作り出せることを尊敬します。心に響く作品をありがとうございます。

🥈中学生の長男が救急車で運ばれて〇〇で大騒ぎして先生に笑われた事件 by 元屋みやさん(🥈)

選出理由はパンツ愛が感じられたからだ。
ではない。
この記事での最大の学びは、物事をどう捉えるかは自分達次第だ。という事です。

この記事の内容は、子供が大怪我をしてしまって病院で20針も縫った時の話だ。

書く人が書けばとても深刻になりそうだが、元屋さんはユーモア満載に書いてくれている。読んでいて、どんどん自分の顔が笑顔になっていくのがわかる。
そして僕はユーモアが大好きだ。ユーモアは緊張した心の糸を解してくれる。ユーモアは傷ついた心を癒やしてくれる。ユーモアには愛が詰まっている。
そう、元屋さんのこの記事には、大量の愛が詰まっている。


🥈クリームソーダ by パピコクレさん(🥈)

選出理由はこの絵が全て物語ってくれています。パピコクレさんのページへ飛べば、一瞬で絵本の世界に没入できます。パピコクレさんが描く絵が大好きです。カラフルで優しく包まれる。見終わったら必ず心が元気になっている。まるで魔法の絵です。他にも絵描きさんは沢山いるんですけどね、僕はパピコクレさんの絵に惹かれてしまうんだよな。


🥈人の心を動かす仕掛け by ゆきさん(🥈)

noteには美しい長文で人々を魅了する人がいる。その一方、一瞬で人々を魅了する人がいる。それがゆきさんだ。ゆきさんの作品を見ると一瞬で心が元気になる。いつも早朝に投稿してくれるから、まるで、今日も一日元気にいってらっしゃいと言われている気分だ。

noteには、世界には色んな人がいて、それぞれが輝いているから美しい。そういうことも感じさせてくれる作品ばかりだ。
それにゆきさんのプロフィールを見てほしい。運営に関わったメディア28?!ただ者では無い。最近僕はVIPラウンジを担当させていただいていて、思うことがある。本当に凄い人は謙虚だ。自分の功績を自慢したりしない。ゆきさんも普段、偉業を自慢したりしない。だからこそ凄いのだ。こんな凄い人の日常を少しだけ共有してもらえているだなんて、僕らは幸せ者だ。


🥈アナタの肩を外したい by けんいちろうさん(🥇🥈)

noteには天才達が沢山いる。だが発想力の凄さはけんいちろうさんが一番だと思っている。もちろん文章の構成もピカイチだ。けんいちろうさん。あなたの頭の中はどうなっているんですか?僕が魔王なら、あなたの頭の中の世界を奪い取りたい。どうやったら肩を外すことと、純愛を結びつけられるんですか。圧巻すぎる。

天才の美技に酔いな。

🥈夜空の下には僕達しかいなかった by 山羊メイルさん(🥈)

読み進める内に、僕の喉もカラカラに渇いていく。だけども喉の渇きとは相反し、心はラカラカと潤っていく。潤いすぎて、最後には目から涙となって水が出てくる。
なんて凄い作品なんだ。
2人だけの特別な体験のようで、誰もがどこかで体験するような事も交えて書いてくれるから、親近感も湧き、深く感情移入してしまう。
満天の星空が目に浮かぶ。夜空なのに、噴水越しに虹が掛かっている光景まで連想させる。
美しい作品をありがとうございます。

🥈一杯いいかな? by 寝癖さん(🥈)

寝癖さんのこの作品の凄いところは四人の登場人物全員に感情移入できるところだ。嫁、母親、父親、そして主人公の男性それぞれに魅力がある。特に凄いのは少ししか描写していない嫁ちゃんのことも好きになれる点だ。

観たことない人には伝わらないが、僕が大好きなミュージカル、レミゼラブルを鑑賞した時のような感覚になった。レミゼラブルでも、それぞれの人物にスポットが当てられ、その1人ひとりの人生に感涙する。1人ひとりが魅力的だから、何度も楽しめる。ある時は父親の視点で物語を読んでもいい。ある時は母親に感情移入してみる。そして毎回涙する。さあ何度でも寝癖さんの世界を堪能しよう。

🥈大人の童話「縁側の祖母」 by hatsuさん(🥈🥈)

hatsuさんもnoteに存在する天才の一人だ。特にこの作品にはやられた。祖母が化けて出てくる話。不思議な世界観なのだが、読み終わると心がしんみり温かくなっているのだ。 hatsuさんが発する何気ない一言一言が、僕らの心に染み込んでくるからだろう。

三年前に急死した祖母の死に目に私は立ち会えなかった。

と冒頭で述べ、最後に

「二度も別れないといけないなんて、辛いもんだね」私がそういうと、祖母は笑顔になった。「いいさ、一度目はちゃんとお別れ出来なかっただろう?」「違いない。向こうでも元気で」

と締め括る。
二度別れるのは辛いが、ちゃんとさよならができて祖母も私も幸せだったんだろうなと読み手に思わせる。うん、最高だ。

ここまで書いていてhatsuさんの魅力全然伝えられきれてないと思い、もう一度作品を読み返した。

僕はなぜ hatsuさんを選出したのかがわかった。凄く読みやすいのだ。使われている、平仮名と漢字の割合。改行の間。語られるテンション。その全てが心地良いのだ。

だから気づいたら最後まで読んでいる。そして登場人物の心情がすっと心に染み渡っているのだ。


🥈忘れられないかっこいい背中を魅せてくれた愛のある三浦知良選手(🥈)

この記事にはサッカーの三浦和良さんへの愛が詰まっている。好きな人の魅力をうまく書くのって難しい。それが大好きな人になればなるほど、気持ちだけが大きくなってしまって伝わりにくくなってしまう。でもKAIさんは、大好きな人の魅力を最大限に表現してくれている。
僕も三浦和良さんの事は好きだが、この記事を読んでより好きになった。これって凄いことだ。
そして超一流とはこういうことなんだなとも勉強になった。サッカー好きな人はもちろん、好きじゃない人も読んで見てほしい。

🥈ネガティブな友達は捨てろっていう人 by 微熱さん(🥈)

自分の想いをありったけに詰めると必ず誰かの心を動かす。そのことがよくわかる記事です。微熱さんの強い想いが僕の心を震わせた。特に最後の一言は圧巻だ。
そして僕も微熱さんの考えに共感できる。というか、ポジティブでもネガティブでもいいやん。って思ってしまう。どちらにもそれぞれ良いところがある。恐ろしいのは自分がポジティブだからと、相手にまでポジティブを強要してしまうことだ。ひとり1人違うから面白い。そしてその面白さを受け入れてくれるから友達なんだよね。友達の大切さについても教えていただけた。

🐥特別賞🐥

※特別賞のお2人への想いは受賞作品発表編で述べさせていただきましたので割愛させていただきます。


DiceKさん

ゆきみさん



🐥感想を書き終えて🐥

感想を書けば書くほど、記事を読めば読むほど、想いが積もる。

この世界にいられて幸せだという思いだ。

こんな時代でなければ、こうやって素敵な想いを抱いている人達と出逢うことすらなかっただろう。

今はスマホを開くだけで、あの人の温かな想いを知ることができる。

もちろん負の感情も渦巻く世界ではある。だけど優しい感情に注目すれば、これほどにまでこの世界は素晴らしいと気づくことができる。

それを強く実感させてくれた今回の受賞者達に改めて感謝したい。本当にありがとうございました。

そして参加してくれた人達にも重ねて感謝の意を贈ります。

ありがとうございました。

第三回たまごまる杯は恐らく年明けから始動すると思います。

新たに審査員をしてくれる人や、絵を描いてくれる人、テーマ曲を作ってくれる人も探そうと思っています。

たまごまる杯受賞したことを誇りに思ってもらえるように。

よければこんな僕に力を貸してください。

そしてこれからも僕と仲良くしてくれると嬉しいです。

これにて第二回たまごまる杯終演と致します。

終わり

🥚🐣🐥🐖♪















ここまで読んでいただきありがとうございます。