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エッセイvol.2

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2018年11月の記事一覧

リベンジの12月

11月が終わった。

思ったよりも仕事は減らず、というよりも途中で思いがけない仕事が舞い込んできた。今まで、真面目にやってきてよかった、と思える仕事だ。たぶん、オフシーズンは続くことになるであろう、この仕事はありがたい。

なんとなく、仕事はやっていけそうだ。それでも不安は尽きない。それは体調面だ。今、体調が悪い、ということではない。1年前の目眩発症からようやく落ち着きを取り戻すことができた。薬の

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前に進まない

部屋の片付けがはかどらない。少しずつおこなってはいるが、前に進まない。まるでむつかしい仕事のようでもある。途中で寄り道、脱線はあたりまえ。手応えすら感じられない。そんな心境だ。

とはいうものの、今日は11月29日。目標である年内の片付け完了までは1ヶ月以上ある。どんなに遅いペースだとしても、後1ヶ月あれば終わるはずだ。終わるだろう。終わってほしい。終わるよね。

とにもかくにも片付けが進んでいな

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安上がりなはずなのに

外でラーメンを食べる機会が著しく減った。遠征先などで食べることはあっても、都内近郊で食べることはまずない。これは美味しいとか、美味しくないとかそういった問題ではない。もちろん、高いとか安いといった金額の問題でもない。

「ラーメンは家で食べるもの」と考えているからにほかならない。

袋麺、いわゆるチキンラーメン的なものではなく、生麺タイプのラーメンでぼくは満足してしまうのだ。味にうるさい男でもない

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スマホいるのか問題

スマホがお亡くなりになった、昨日。

昔なら慌てふためいたかもしれない。取引先の電話番号やたくさんの画像、そしてアプリのデータなどが一瞬にして消えてしまうからだ。でも、今の時代はそういったことがない。IDとPWさえあればスマホじゃなくてPCやタブレットからもログインが可能。どうしても困る! といったものはほとんどない。

でも、困ることは困る。電話ができないからだ。ふだんは電話を使う機会などないの

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いいことはきっとある。

生きていれば、いいことも悪いこともある。

ちょっと悪いことが起きると、「なんてついてないんだろう」とか「なんでぼくに限って」とか思いたくなるけれども、「いいこともきっとあるはず」と変換できるだけで日々の暮らしは大きく変わる、気がする。

たぶん、今のぼくはかつてないほど、状況が悪い。でも、「シーズンオフでよかった」とか「数カ月後にはいいことがあるだろう」とか思うことでなんとか平生を保てている。こ

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本気になる。

本を読みたい。

「いや、読めよ」といったツッコミが入るのだろうが、読む時間がなかなか取れないのだ。目が回るほど忙しいわけではない。1日、少しでも時間を取れれば読み進めることはできるはずだ。

それはわかってる。

だが、読めないのである。

シーズン中や会社員時代は電車に乗る機会も多く、読む時間はいくらでも取ることができた。とくに会社員時代のぼくは、営業マンとして電車移動が主だったこともあるのだ

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秋がいない

家の中が寒い。まさに冬到来、といった感じだ。

エアコンはつけていないけれども、寝るときに電気毛布をいれたり、執筆時にヒーターを少しだけ動かしたりしている。

11月の下旬、秋が終わり、冬がやってくる時期ではある。でも、今年はというより近年、秋を感じることが少なくなった。夏が長引き、冬が早くやって来るような感覚だ。もちろん、秋刀魚を食べたり、栗のお菓子を食べたり、食の上で秋を感じることはしている。

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ハードルを超えた

部屋の片付けをしている。もっというと家の片付けだ。年末にやるような大掃除と言ってもいいだろう。

古くなった布団を捨てたり、着ないであろう服を捨てたりやることは多い。そんな状態だから家中がとっちらかっている。

足の踏み場もない、とは言わないまでもそれに近い状態だ。もちろん、仕事は通常運転。とくになにも変わりなく、日のもの、週のもの、月のものと淡々とこなしている。

もう現地での観戦がないため、家

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悪いこともあれば、いいこともある

人生には波がある。ぼくもそうだし、他の人も同じだろう。

それは大きかったり、小さかったり人それぞれ。危険と思うのか、そうじゃないのかも同じく人それぞれ。

ここ数年のぼくはどうだろう、なんてことを最近、ちょっと振り返ることが多くなった。歳をとったからなのか、それとも病気をしたからなのだろうか。あるいは、年末が近づいているからなのだろうか。その理由は判然としないのだけれども、とにかく考えているので

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知りたいから知る

興味を持つともっと知りたくなる。これは素直な感情だろう。

ぼくだと野球がそうだ。小さい頃にテレビで高校野球やプロ野球を見て、興味を持ち雑誌を買ってたくさん読んだ。選手の名前やルールをみるみるうちに憶えていった。

歴史のあるスポーツだけに、現在(当時の)だけではものたりなくなり、歴史も知りたくなった。そこから過去のことを少しずつ知識に変えていった。それこそ王貞治とか長嶋茂雄といったレジェンドもそ

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トントン拍子で進むこと。

なにかを思いついたとき、すぐに行動をするとトントン拍子でことが進んでいく。仕事でも、趣味でも、なんでもそうだ。

実際に「これやろう!」って決意をして行動に取り掛かるまでの時間が早ければ早いほど、実現の可能性は高くなる。

そんな例が最近あった。

「これやりたいね」と話したことが実現しつつある。もちろん、ひとりでやるわけではないから、メンバー(という表現が適切かはわからない)の協力も必要不可欠だ

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移動手段。

国内であれば、遠くに行くときの移動手段として新幹線、飛行機、高速バスがある。ぼくは東京に住んでいるから、たいていの場所にはどの手段でもいくことができる。

時間や金額、疲労度などを考慮して毎回選択するわけだ。でも、高速バスでの移動はあまり記憶にない。深夜バスに至っては一度もない。なんだかんだで飛行機が新幹線もしくは電車を選択している。

飛行機なのか新幹線なのかは、様々な要素が絡み合う。最

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もしかしたら。

オフシーズンだなぁ、と感じるのが夜の過ごし方だ。

3月末から10月中旬までは神宮球場で試合がある日はもちろん、どこかで試合があれば仕事はあった。そのため、月曜日(プロ野球は月曜に試合が組まれないことが多い)以外は、ほぼ確実に仕事があった。

そのため、試合が終わった後に飲みに行くことはほとんどできず、途中下車あるいは外苑前で執筆をする日々だった。それが、このところは飲みに出かけることが多くなった

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ひさびさに行った学校

昨日、ひさびさにライター講座を受けた。もしかしたら、ライター講座というのは間違いかもしれない。それは学校に近かったからだ。慌てて(慌ててない)連絡用のメッセージを見返してみると文春野球学校となっていた。やっぱり学校だった。

講師、いわゆる先生がノンフィクションライターの長谷川晶一さん。そして司会に村瀬秀信さんと竹田直弘さん。村瀬さんはインターネット上の企画である文春野球のコミッショナー、そし

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