もしかしたら。
オフシーズンだなぁ、と感じるのが夜の過ごし方だ。
3月末から10月中旬までは神宮球場で試合がある日はもちろん、どこかで試合があれば仕事はあった。そのため、月曜日(プロ野球は月曜に試合が組まれないことが多い)以外は、ほぼ確実に仕事があった。
そのため、試合が終わった後に飲みに行くことはほとんどできず、途中下車あるいは外苑前で執筆をする日々だった。それが、このところは飲みに出かけることが多くなった。同業者なんかは、ぼくとおなじく少し仕事が落ち着いてきたということもあるだろう。その他でもお誘いを頂いたり、させてもらったりとなんだかんだで飲んでいる。
昨年末に体調を崩したこともあり、たくさん飲むことや長時間飲むことはあまりできない。いや、できないというよりセーブしている。あ、体調を崩した原因がアルコールにあるわけではない。
それでも少しばかりの気休めなのか、懺悔なのかわからないけれども「神様、お願い、あまり飲まないから病気は勘弁してください」といった気持ちでお酒をあおっているのだ。
そういえば、ぼくは昔タバコを吸っていたけれども、肺の手術を受けることになり、強制的に禁煙をさせられた。東海林のり子みたいな先生に。2週間ばかりの入院中に禁煙したことでそれ以降はタバコを吸っていない。
このふたつの出来事から導き出される解はひとつ。
健康のためにタバコやアルコールをやめる、あるいは少なくするには、一度病気をするのが近道だったのだ、ぼくのばあいは。
もしかしたら、健康になる秘訣は病気になることなのかもしれないな。
こちらサポートにコメントをつけられるようになっていたのですね。サポートを頂いた暁には歌集なりエッセイを購入しレビューさせて頂きます。