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エッセイvol.2

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2018年4月の記事一覧

誰に書くのかということ

部屋が暑い。なぜか時間がずれている電波時計の温度部分を見ると、25.3℃の文字が表示されている。この温度が正しいのかどうかはわからない。なにせ電波時計なのに時間がずれているのである。でも、たしかに暑い気はする。汗を掻くほどではないが、なんとなく汗を掻きそうな気配はある。

「はたして、ここは何度なのだろうか」という疑問と同時に「この時期にこの暑さを感じてしまうなんて、この先どうなってしまうのだろう

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帰りの方が近く感じるという、まやかし

今日の東京は晴れ。心地よい風に柔らかな日差し。歩くにはもってこいの気候だった。いつもと違う街へ向けて歩き出す。パソコンを置いていけないのは仕事人間の性なのだろうか。「万が一があったらイヤだから」ただそれだけの理由でリュックに詰め込んだ。昨日買った本と一緒に。

川原沿いにある通りを5キロほど歩くとそこは、人の群れ群れ群れ。ちょっとした駅だからなのか、百貨店やショッピングモールの飲食店は激混み。本屋

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自分らしく?

他の人が頑張っているのを見て頑張る。他の人がサボっているのを見て安心する。他の人ができていないからぼく(わたし)もま、いっか。他の人が…

こういう事例をよく見かける。気持ちはわからないでもない。あの人が頑張ってるからぼく(わたし)も!はよくある感情だろう。言葉には出さなくても、他の人がうまくいかなかったかどこかでホッとしてる。人は多い気がする。

なんでも、基準は他の人だ。たしかに自分自身以外の

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気持ち悪いの反対はなんだろうか

気持ち悪い──生きていれば、こういうことはよくあるだろう。お酒の飲み過ぎで自分自身がそうなることもあれば、何かを見てそう思うこともある。はたまた、なんらかの思想やらを見聞きしてそう感じることもあるだろう。

このように様々な場面でこの言葉は使われる。一方でその対義語はなにになるのだろう。パッと思いつくのは気持ちいいだろうか。そういえば、オリンピックで「チョー気持ちいい」と言っていたスイマーがい

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文句ばかりの人

文句ばっかり言ってる人がいる。という糸井重里さんがかいたコラムを読んだ。ほぼ日のコラムは1日で消えてしまうので細かく説明できないのがアレだけれども、ぼくも思うことがある。

よく見かける(聞く)文句は家族のことだったり、仕事のことだったり、政治のことだったり、友人のことだったりいろいろだ。ぼくはいつも眺めているんだけど、なんだかなぁって感じている。多分、吐き出すことで自分は少なからず楽になるんだろ

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街に出ても恥ずかしくない、という進歩

旅先の町にある城を訪れるのが好きだ。とくに歴史好きではないけれども、なんとなく城に行きたくなる。サラリーマン時代にも出張で行った先にある城はほぼ攻め落とした(足を運んだ)。

今回訪れた松山城。年に1回の試合開催日だからなのだろう。多くの野球ファンで賑わっていた。ロープーウエイでは阪神ファンと乗り合わせ、呉越同舟とはこう言うことか、と四字熟語まで理解させてくれた。松山城すごい。

もしかしたら、な

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生まれ変わりだという可能性が…

松山は雨だった。地方遠征で雨天中止となるのは人生で初めて。これがイヤだから、今まで避けてきたのだ。でも、そうなったらなったで「まぁこんなもんか」と思える自分がいる。少しだけ大人になったからなのかもしれない。

今日はほぼ、ホテルにこもって仕事をしていた。少しぶらついたけれども、いかんせん雨だ。たいして出歩かずスタバにしかいっていない。東京とやっていることは変わらないけれども、何か新鮮な感じがある。

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成長するのだろうか

案の定というか、まぁそうだよなと言うべきなのか。今日は肌寒かった。昨日1日の暖かさ(暑さとも言う)で夏が来たなどと思うなよ!と言われているかのような心境だ。

といっても、ぼくは今日東京にいない。来るべくしてなのか、何かに引き寄せられるようになのかわからないが、愛媛県は松山市にいる。そう、明日からのヤクルト対阪神戦に向けて前泊しているのだ。

少し前までは贔屓チームの遠征など考えられなかっ

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データじゃ季節はわからない

今日の東京地方は夏だったのか。と思うほど日中は暑かった。このまま、春が終わり夏の暑さがもう来てしまうのだろうか。なんて、考えが頭をよぎる。多分、何年も同じ思考なのだろうとも思う。4月のある晴れた日に「もう夏が来た」なんて毎年のように思っているはずだ。そして、その何日かあとに「夏など来ていなかった」と思い知らされることになる。

日中はまだいい。問題なのが夜だ。ぼくは夕方から野球を観にでかけ、帰りは

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それっぽいことを言う人

夕方に歩いた2週間ぶりの銀杏並木は暖かかった。穏やかな風、柔らかな日差しが程よく混じり、まさに野球日和といっていい気候だったのだ。

土曜ということだからなのか、久しぶりだからなのか多くの人が神宮球場を訪れ、満員御礼。けっして強いわけでもなく、スーパースターがいるわけでもないヤクルトの試合を2万7000人が見に来てるのだ。

弱くても、スターがいなくてもお客さんが入る。それは、営業努力の賜物とも言

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仕事があるからこそ営業する

4月8日から続いていた「おやすみ」という名の神宮球場不開催が今日で終わる。明日(21日)、明後日(22日)と週末は2連戦があるからだ。その後は再び1週間以上の「おやすみ」があり、本来であれば5月1日から6日までの6連勤となる。しかし4月24日・25日に愛媛県は松山市で主催試合があるために遠征の予定を入れている。

松山は初めて訪れる地ということもあり、非常に楽しみだ。野球以外にもいくつか楽しみがあ

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ブロ解とかリムとか

SNSの使い方は人それぞれだろう。情報収集に使う人、創作や記事といった自身の作品を発表する場として使う人、おしゃべりに使う人…まぁ十人十色だ。

だからなのか、すれ違いも時として起きる。発表だけに使うから、コミュニケーションをほとんど取らない、もしくは煩わしいとさえ思っている人もいる。また、まじめな話しかしない人もいるし、逆にネタとしてしか使わない人もいる。なにも気にせず、垂れ流している人だってい

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noteは変わっていくのかなぁ

なんだか、ここ最近noteに関する話題がSNSで賑わっている。おもに有料noteに関することだ。ぼく自身、有料noteの購入をしたことはあるし、販売もしたことだってある。別に否定も肯定もないのだけれど、そういった販売ありきのプラットホームになるのかなぁ、と思うと少しさみしい。

別に販売することはいいのだけれども、それを見た周りの人はnoteというプラットホームをそういう目で見るようになるだろう。

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フリーランスだから、とかじゃないよね

突然の仕事が舞い込んできた。納期を確認し受注をするのだけれども、基本的にはこちらの日程で動く。もちろん、この日までに公開しないとダメだな、とかそういったことは内容を見て、判断している。

ここは、CMS入稿も画像選定もぼくがやる。でも特に単価を上げてもらったりはしていない。そういったことを考えての見積りを最初から出している。

もちろん、最初に擦り合わせ済みだ。記事の内容により、保存までと公開

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