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おばんざいと音楽 feat.London

今回のおばんざい屋さんは特別編。音楽を勉強する友人のshonaと「食と音楽」をテーマに開きました。

shonaはルーツがロンドンにあって最近音楽を作り始めた友達で、食やお酒、音楽の嗜好を共有できる友達。お店や食事の場に音は欠かせないから、食と音楽をテーマにしておばんざい屋やりたいなあと思っていた。
そしていつか海外のおばんざいもテーマにしてみたいと思ってたから、今回食と音楽をテーマに、ロンドンのおばんざいを作れて嬉しかったな。

会場は西大島の「Goofy Coffee Club」にて
おばんざい屋初のお弁当販売

shonaと友人と
日中賑わっていました
夜の終わり際

当日の雰囲気が伝わるダイジェスト動画を作ってもらったので是非見てください。

おばんざい

日本のおばんざいとロンドンの料理と食文化が混じったようなおばんざいを作りました。 

おばんざいを詰めこみました。色んな味を食べれるのって楽しいよね。
一品ずつの物語も知ってもらえるよう、zineも一緒にお渡ししました。
店頭にお弁当置かせてもらえて嬉しかったな

・マッシュポテト, 味噌和え
イギリスの国民食じゃがいもを使ったマッシュポテトと、和食に欠かせない味噌のコラボレーション 

・大豆とマッシュルームとトマトの和えもの, バジルと椎茸出汁和え
English breakfastのベイクドビーンズにちなんで、大豆とトマトのコンビ。大豆は和食の味のベースとなる椎茸出汁煮てから加えたので、旨みを含んでいます。肉や魚を使ってないので精進料理です。

・卵の醤油漬け
English breakfastの卵料理にちなんで、日本風の卵料理をどうぞ。

・ローストポーク, ローズマリーとウスタシャーソース漬け
伝統的なイギリス料理の一つがローストビーフ。毎週日曜日に食べる習慣があるそう。生産に高い環境負荷がかかる牛を控えて、今回はローストポークにしました。
ウスタシャーソース(ウスターソース)は実はイギリスのウスター市が発祥。日本のウスターソースと比べて、モルトビネガーやアンチョビやスパイスが入っているので、より酸味が強くピリ辛。

・季節の野菜サラダ
季節の食材を大切にするおばんざい。10月が旬のルッコラとキノコのサラダです。

・手毬おむすび2種, ツナとワサビ, 炒りタラと柚子胡椒
付け合わせで食べられるホースラデッシュ(西洋ワサビ)に見立ててワサビを使い、日本人が好きなツナマヨに合えました。フィッシュアンドチップスに使われるタラを、今回は揚げずに炒ってフレークに。九州発祥の柚子胡椒を混ぜてピリッとアクセントのあるふりかけおむすびです。

・ブレッド
やっぱりパンが食べたくなるね。近所のパン屋で買いました。おばんざいの付け合わせにどうぞ。

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おばんざいの背景を、zineにまとめました

料理を作るうえでまずはロンドンの食文化について調べたのだけど、現地で食べてる食材や習慣が知れて面白かった。日本の調味料や知恵を織り込むと、日本とイギリスの料理を混ぜ合わた味になって、お互い足りない味を補完し合うといい塩梅になるんだなあと。

どきどきしながら当日お弁当を持っていきましたが、「どれもおいしい」「どの順番に食べてもおいしい」「zineを読みながら物語を知って食べるのがワクワクした」と言ってもらえたり、「これが1番好き」とそれぞれの好みが聞たりして嬉しかった。

音楽

shonaプレゼンツで、イギリス滞在中に出会った音楽をセレクトして1日カフェで流してもらいました。現地から数枚レコードも持って来てくれました。

レコードプレイヤーとスピーカーの二刀流で。

当日流していたプレイリストはこちら。

マーケット

3種類のグッズの販売もしました。

・ロンドン土産  電話ボックス瓶開け☎️
・ハンドメイドもぐもぐピアス
・shonaのイラストポストカード

また隣ではお花屋さんのポップアップも開かれていました。

食と音楽をテーマにしたポップアップを開きたいなと思ったきっかけに、「食べる」ことから広がるような体験づくりがしたいなと思ったから。食事から五感を通じた体験が作りたいなと。今回ごはんも音楽も空間全部を味わってもらえてたらいいな。


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