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私が作業療法士と電気工事士の仕事をしている理由。

 おはようございます。ちゅんたまです。今回はなぜ私が作業療法士と電気工事士の資格で働いているのかについて書いていきます。

【作業療法士と電気工事士の仕事】

 人が生きていく上で避ける事が難しい部分で「労働によって稼ぐ」が挙げられると思います。私も社会人という「労働者」になって約14年が経過しました。仕事としては作業療法士と電気工事士の仕事をやってきました。資格に頼って生きています。
 就労としては作業療法士が約13年間、同法人内で興味のある現場を希望で勤めさせてもいました。【救急病院(急性期)、リハビリテーション病院(回復期)、訪問リハビリテーション(生活期)】
 そして、友人の仕事、電気工事士に興味を持ち、「学校に通わずとも資格が取れる」という部分にも惹かれました。しかも国家資格ですよ。参考書やYoutube、アプリを使って勉強しました。筆記試験と実技試験がありますが、実技試験は苦手で一度落ちました。。。
 電気工事の知識と仕事が気になった理由の一つとして「災害に強い自分になりたい」という部分でした。根っからのビビりなんです(笑)日本で生活している以上、自然災害から逃れることはできません。いざという時に医療の知識でまず自分を護る事ができますし、自分が助かれば身近な人を助ける事ができます。身体が無事であれば、今度はライフラインの確保(電気やガスなど)や家屋等の修繕に繋がる知識があればと電気工事士の資格に飛びつきました。今では国家試験の二刀流です(笑)

【作業療法士】

 私的には、作業療法士としての仕事はなんとも安定している(特にメンタルに優しい)仕事だと思って働いています。同年代の仲間やSNS上での仕事上のノルマや残業に気持ち重く仕事をしている話を聞きくと、「この仕事で良かった」と安心する反面、一般職の過酷さに青ざめていました。
 ただ給与は一般職と比べると頭打ちはあります。確か「最高年収500万円あれば良い」程度の水準だった気がします。プレッシャー少なくメンタルが安定した部分でいうと、給与は妥当では無いかなと私は思います。身体が健康な事ほど良いことはありません。(給与が高くならない理由は法制度の都合が多いです)
 ただ、65歳辺りで定年となると、さて私の仕事、稼ぐ力はどうなるのでしょうか?「医療現場にいれる?」「給与は?」「作業療法士として居場所、需要はある?」
 この部分は少しブラックな部分があるので、今後有料版で書こうかと思います。いくら資格とはいえ、医療現場でいつまでも好きな仕事ができるとは限りません。

【電気工事士】

 そんな定年後の事を考慮して電気工事士の仕事をしている部分もあるのです。病院で働いていて、80歳代で電気工事の仕事している方が怪我をしてリハビリを受ける場面がいくつかありました。
 彼らは若い頃の様には動けないにしろ、知識技術で現場のサポート(電子部品の作成、準備など)をしていました。怪我の大小はあるものの、入院して来るまで現役で働いていたのです。

【医療職の老後】

 正直、医療の現場で80代まで働けるイメージがありません。70代でも危ういのは?とも思っています。リハビリ職ができそうな、体操等の指導は若者がやった方が高齢者は喜びますし、現場で重たいものは持てなくなるし、自分も高齢者になって人を抱えることもできない。事務や清掃系統の仕事なども考えますが、その分野の先輩や女性に勝てる気がしません。まず高齢者が医療機関で働いていて、どんな雰囲気なのかと(苦笑)、雇う側の事を想像すると。。。
 一般職でも同様だと思います。自分が現役で働いる知識が高齢になって通用するのか?早期から年金に頼り、ほそぼそ・ギリギリでお金に困りながら生きていくのか。働かなくなったら、余計に体力・能力は落ちてしまうのです。

【高齢者になっても働く術がある人・働く術がない人】

 今後、この観点はとても重要になってくるはずです。年金はだんだん少なくなる。若者が減って税収が落ちる分、自分で稼いで自分を護らないといけない。自分自身を護れなかったら子供に泣きつく?子供も自分や家庭でどうしようもないのに?苦し紛れに子供と住む?住める?
 働く術が無く、収入源もなく子供世代に「子供の自分にはデカい面してたくせに」「隣の親世代は働いているのに、働く術ないのかよ」「親ガチャ外れ」と言われる未来が直ぐそこに来ていると思います。そんなカッコ悪い大人にはなりたくない。身体が動かなくなるまで働いて稼ぐ。年金受給を遅らせ、受給額を増やしたり、自ら稼いだお金で、子供や孫たちを笑顔にさせる。稼げる高齢者がめちゃめちゃカッコいいと思います。
 逆に稼ぐ力・術がなければ、仕事に出れない、体力は落ちる、動けなくなる、医療に頼る生活にどんどん近づく。。。医療の知識・現場で学んだ事です。

【おすすめする仕事】
 知人から子供の進路等でリハビリ職について聞かれた際には、トータル踏まえておすすめしています。健康的に働くには良い仕事だと思っています。
 自分の健康管理に知識が使える、基本的に夜勤がない、感謝されることが多く、一般職の様なノルマはない。嫌な仕事場は辞める事ができる。メンタルに優しい仕事だと思います。
 あと1番のおすすめは、興味のある仕事があれば挑戦する事ができるということです。医療の国家資格ですから全国に仕事はありますし、上記で述べた様にめちゃめちゃ稼げる仕事ではないものの、キャリア喪失で給料がべらぼうに下がることもない(元々の下がる幅が少ない)
 昇給目的や好きな仕事に挑戦してみて、ダメだったらリハビリ職に戻れば良いんです。世の中に仕事は一つではないのですから、安全圏で挑戦できる環境に居る事は、結局メンタルに良いものです。私も作業療法士国家資格のお陰で、安心して電気工事士の仕事に挑戦する事ができているのが事実です。
「生きる術、芸は身を助ける」とういう部分だと思っています。


 次回は、作業療法士のややブラックな部分(キャリアや未来)について書いていこうと思います。
 読んでいただきありがとうございました。

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