Tama_LIFEBLOOM/花と移住とキャリアのスペシャリスト

オランダ在住フローリスト。 オランダで花を学びフリーランサーとして独立。 オランダ移住…

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オランダ在住フローリスト。 オランダで花を学びフリーランサーとして独立。 オランダ移住・キャリア相談お気軽にどうぞ!

最近の記事

オランダ移住:人に助けてもらうこと

IND(移民局)からのビザ(ほぼOK)通知いいお天気で迎えた先週日曜日の朝。ポストに入っていたのはINDからの白い封筒3通。私のビザ申請の可否は8/27までに通知するよと以前届いた手紙には記載してあり、この日手にしたのは新たに何か追加の情報を提出しろというものかな?と封を開けて読んでみると… 「あなたの日本人としての申請について居住を許可するつもりです」との文言が。つもりかい笑!と突っ込みを入れながらも、思っていたよりだいぶ早くビザが取れそうでホッと胸を撫でおろしました。 今

    • オランダ生活:朝からとんでもないセールに参戦した話

      朝8時。娘の登園準備の合間に娘が「ママ幽霊になって追いかけて」というので、全力で窓際まで追いかけていったところ、ふと窓の外を見ると斜め前の子供服屋さんにママたちの行列が。お店が開店し、ぞくぞくと入っていってお目当てのサイズの服をこれでもかと腕に抱えている様子が目に入ってきます。このお店はオランダブランドの子供服を多数扱っていて、それはそれは大人も着られるような素敵なデザインの服が勢ぞろいするオシャレ子供服屋さんです。 これはついにあの時が来た!そう。何も隠しません。夏の大セー

      • オランダ:教育移住って何だろう?

        教育移住とは?近年、日本ではオランダの教育や社会の仕組みが話題になっています。私たちも「オランダに移住をする」と話すと必ず「オランダって教育がすごくいいんでしょう?」「教育移住いいね!」と言われることが多々あり、そのたびに私としてはコーチングを主にした教育の素晴らしさは熱弁しつつも、我々の移住が“教育移住なのか?”については心の中に違和感、モヤモヤを宿していました。 そもそも教育移住とは何なのか? 「子どもの教育環境のために家族で移住すること」と調べると出てきます。 私たち

        • オランダ移住:IND(移民局)と行政攻略

          INDや市役所の評判日本人がオランダで個人事業主ビザを取得する際、避けては通れないのが移民局と行政の手続きです。ただでさえ“ビザ取得”って聞くだけで「なんか難しそう…」と思う方が多々いらっしゃると思います。私もそうでした。自分主導で家族の分まで無事に数か月内にビザを取得してオランダで生活することができるのかは、手続きを始めるまでは想像がつきませんでした。とはいえやらないことには始まらず、先人方のブログやIND、自分が住む市役所のHPをこれでもかと読み込み準備をして臨んでいます

        オランダ移住:人に助けてもらうこと

          オランダ移住:保活なめてた!

          甘かった下調べ基本なんでも知っていたい、取り掛かる前に心配事をより少なく臨みたい性格の私として、オランダの保育園・学校探しもネットやインスタグラムを駆使して用意周到に準備をしてきたつもりでいました。 が、無事家が決まり、いざ学校探し!と意気揚々と動き出すと、現地で知り合ったオランダ人のママたちからは「もう遅いわよ!でも協力できることがあったら言ってね!はい、連絡先交換!」と言われる始末…。 あれ?遅い?でも住む場所決まらないと学校の見当すらつかなくない?と呑気に構えていた私た

          オランダ移住:娘の変化

          オランダに来て1か月が経ちました。 新生活の立ち上げ、ビザ申請手続き、仕事と秒のように過ぎ去った時間でした。 大人は納得した上で、希望を抱いてやってきているのである程度の困難や苦労は承知の上ですが、まだ3歳の娘からしたら、今まで会ったこともない大柄な人たちに囲まれ、何を言っているかもわからず、慣れ親しんだ生活習慣も変えないといけなくなり、この1ヶ月は大人よりも数段上の困難を強いられていたはずです。 来たばかりの頃の様子や親としての葛藤はこちらの記事に載せましたが、あれから1

          オランダ移住:類は友をよぶ

          以前こちらの記事でご紹介した彼。 知り合って3週間、夫とはオランダ語、日本語、英語を交えながら仲を深める中で、彼が私たち家族に自転車を2台調達してきてくれました。 オランダは自転車社会。1人1台は当たり前。生活になくてはならない乗り物です。ただ、こちらに来てびっくりしたのが自転車の値段の高さ! 普通の自転車を新品で買おうとすると、日本の電動自転車ほどの値段が相場です。国民の足だからてっきり安いものだと思っていたた私たち。物価が高いといわれるオランダで、イメージと一番差があ

          どうしてそんなにオランダ人は幸せなのか?

          先日ニュースサイトを見ていたらこんな記事を見つけました。 この調査によると、自分が幸せだと感じている人はオランダが1位で85%、日本はワースト3位で57%。 この差は何なのか?オランダに来て約1か月、私なりに現地で感じることをお伝えしたいと思います。 朝はのんびり今我が家の娘はまだ幼稚園に行っていないため、家でお世話をしています。 日中は夫がみてくれていますが、「ママあそぼ?」と言われると断れない私。 お昼寝から起きた15時以降は子供と過ごす時間と決めています。 そのため

          どうしてそんなにオランダ人は幸せなのか?

          オランダ移住:実家問題

          避けては通れない介護のこと日本をしばらく離れる前にやらなければいけないことは多岐に渡りますが、実家のやるべきことをきちんと済ませてから発つことは大事なことの1つです。 以前こちらの記事でもサラッと触れましたが、私の実家には今年101歳になった祖母が母と同居していました。 母と祖母は嫁と姑の関係。娘から見ても関係は良好で、母はよく「もう実母よりも長く一緒に住んでるし、血のつながりは超えたわ」と言っていました。 なぜ二人で同居しているかというと、3年前に父が旅立ってしまったから

          オランダ移住:家探し完全版2024

          こんにちは。2024年5月にオランダに移住し、フローリスト、移住&キャリアコンサルタントとして活動しているSachikoです。 今回は私の家探しの方法をまとめました。 なぜこの記事を書いたか?それはオランダ移住に際し、家探しがとても大変!という文言がネット上に溢れ、私自身、家探しをする前は「これは本当に家が見つかるのだろうか…」と不安に駆られました。が、腹をくくり実際に経験してみると、段々とコツをつかみ、最終的にはオンラインのみで内覧率100%、家探しを開始してから1か月半で

          ¥5,000

          オランダ移住:家探し完全版2024

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          オランダ移住:最高に便利でサステイナブルな家具のサブスク

          着いてからの家具家電問題オランダに渡る前、私たち夫婦の頭を悩ませていたもの… それは新居の家具! 家探しの段階では家具付きの物件を借りて身軽に渡蘭する予定でした。 が、小さい子供がいる我が家はオランダのおしゃれな家具が備え付けられているような物件は箸にも棒にも引っかからず、「そんな小さい子がいる家庭には貸せられないな」とあしらわれる始末。 そうだよな。だって自分で買って揃えたお気に入りのソファですら娘ににアイスやジュースこぼされたらめっちゃ嫌だもん。納得。シフトシフト。 と、

          オランダ移住:最高に便利でサステイナブルな家具のサブスク

          オランダ移住:渡蘭前に最高だった実家暮らし

          実家での2か月間の仮暮らしオランダ移住にあたり、私たちは5年間住んだ長野市から私の実家のある群馬県前橋市に移り住みました。 長野市の自宅は中古で買ったコンクリート造りのちょっとモダンな家で、それに合わせて内装もリフォームしたので思い入れはあったのだけど、日本を離れるからには、念願のオランダ移住を叶えるためには家を持っていても仕方がないので手放すことにしました。 幸い不動産屋さんにお願いし、住宅情報サイトに掲載されて1週間で買ってくださる人が決まり、そこからは怒涛の断捨離と荷造

          オランダ移住:渡蘭前に最高だった実家暮らし

          オランダ移住:海外移住は親のエゴなのか?

          到着して1週間。娘発熱。早いものでオランダに着いて1週間が経ちました。 この間に家具や食材が揃い、家の周りもなんとなくわかってきて 生活が整い始めた実感があります。 ただ、1つ。来月3歳になる娘が一筋縄ではいかず、ちょっと何かがあると「ばあばんちに帰りたい」と泣きべそをかく状態。 着いて数日はまず英語にイライラし、私や夫が大家ファミリーや業者さんと英語でやりとりしていると必ず「英語で話さないでー!」と爆発。 オランダのおいしいチーズやヨーグルトもお気に召さず何も食べたくないと

          オランダ移住:海外移住は親のエゴなのか?

          オランダ移住:日本大好きオランダ人

          アムステルダムの女性ホテルオーナー下見の時から感じていたこと。 一部のオランダ人は日本がとてつもなく好きだということ。 アムステルダムのホテルに宿泊した時、チェックインをして私が日本人だとわかるや否や抱きしめて日本についてマシンガントークを繰り出すオランダ人オーナー。彼女は日本の庭が大好きで自宅には石庭があり、アンティークの着物や雑貨を集めるのが趣味だそうで、庭や花、インテリアのことなどたくさんお話をしました。 「それはそうとあなたなぜアムスに来たの?」と聞かれ私のターンに。

          オランダ移住:日本大好きオランダ人

          オランダ移住:しょっぱなのちょっとしたトラブル!

          オランダの家は傾いているこれはオランダに限らずヨーロッパではよくある話だけれど、日本のように新築で家を建てる文化がないため、建物は築100年以上がデフォルト。 我が家も例にもれず1920年に建てられた街のセンターにあるアパートメント。 私は全く気にならないのだけれど、夫はしきりに 「この家傾いてて気持ち悪い」と言っていて、 娘のスーパーボールを転がすところころと窓際に転がっていきます。 中でも寝室が一番傾いていてせっせと夫はベッドの足の下に段ボールを敷き 4つの足の高さを整

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          オランダ移住:夢の国に到着!正直な気持ち

          13時間のフライトを経て、さらに北へ2時間電車に揺られ新居のあるHarenに到着。 23kgの大荷物4つ抱えて、10kg越えのバックパックを背負いたどり着いた新天地。 そこにはこの日まで連絡を取り合った不動産ブローカーで大家の息子さんが立っていました。 彼と顔を合わせて、「本当に実在した!詐欺じゃなかった!神様ありがとう!(そしてなんてグッドルッキングガイ(叶姉妹風)!)」と心の中で叫びました。 オランダでは住宅難に目をつけた悪い人たちが大家や不動産屋を装って家賃や敷金が振り

          オランダ移住:夢の国に到着!正直な気持ち