他人にどう思われているかを気にしすぎる人の本当の心理【対処法とおすすめの本２選】

たま

2022年4月10日 13:20

「だってこんなやつが行っても迷惑かなって…」
昨日友達が鳥肌がたつほどのネガティブ発言を連発していまして、
他人にどう思われているかを気にしてしまう心理について、
一生懸命アドバイスを送りました。

その内容についてシェアしようと思います。

他人にどう思われているかを気にしすぎる人の本当の心理

結論から申し上げますと、
他人にどう思われているかを気にしすぎる人は、
もれなく自分との付き合い方が下手くそです。

実は他人との関係と自分との関係は、イコールの状態になっています。
自分で自分をどう思っているかは、
他人からどのような扱いをされるかに密かに反映されているのです。

他人にどう思われるかを気にしすぎるのは、
・他人によく思われるような言動ができないせい
・コミュニケーション能力が足りないせい
などと思われがちなのですが、
実は根本の原因は自分の中にあるのです。

他人にどう思われているかを気にする人の共通点は
自分に自信がないということです。

自分に自信がないと、
行動や発言が全て他人軸になります。
それが他人を気にするの始まりなのです。

自分はこんなことができてすごい
という条件つき理論ベースの自信は必要ありません。
必要なのは自分を無条件に信じることです。

詳しい対処法について次項でお伝えします。

気にしすぎることへの対処法

気にするなと言われて気にしないというのは普通にムリです。
それができたら誰も苦労しません。

気にする気にしないというのは思考の癖です。

気にしないようにするのが難しいのは、
長年の悪習慣を絶つのが難しいのと同じ理由です。

ではどうすればいいか、
勇気をもって切り捨てることと、
思考のトレーニングをする
ということです。

気にしすぎる癖があるなら、新しく気にしない癖をつけてしまえばいい。
何かことあるごとに理想的な思考に無理矢理もっていくようにします。
これが思考のトレーニングです。

むきむきになるために筋トレをすることや、
場所を覚えさせるためにワンコを何度もトイレに連れて行くのと同じです。

ポジティブ筋をつけるようなイメージで、
根気強く続けてください。

キーワードは、理想の思考です。
身近にいつも明るくポジティブな人はいませんか？
その人になりきることもおすすめです。
また、理想の思考を考えるときは、
「あの人ならこう考えるよね！」
とするのもよいです。

さらにここで大事なのは思い切ること！
勇気をもって切り捨てることです。

思い切って、勇気をもって、
少しずつ自分軸になってみること。

人間長年持ち続けた大事なものを手放すのは勇気がいります。
他人にどう思われるかに依存していた人が
その思考を辞めることは依存先を捨てることです。

ただ、このまま死ぬまで他人を気にして生きるのと
少し勇気を出して今後の人生を明るく生きるのを天秤にかけたら
もう答えは見えてますよね。

気にしすぎる人におすすめの本２選

実は、私も昔は今ほど自分軸で生きることができていませんでした。
そんな私が変れたのは、本のおかげです。

私はこれまでたくさんの思考や心理の本を読みました。
それらの本たちによって今の私は作られたのです。

その中でもおすすめの本を２つ紹介します。
変わりたいと願う方はぜひ読むことをおすすめします。

①嫌われる勇気

これは言わずと知れたベストセラーです。
アドラー心理学も有名ですね。

私が上記で”勇気”という言葉を使っているのは本書からの引用です。
たしかアドラー心理学は”勇気の心理学”であるとも言っていました。

他人を気にしすぎてしまう青年とアドラー心理学を説く哲人の対話形式で話は進んでいきます。

上記の対処法を見てあれこれ理由をつけて
「これができないからこうなってんだよ！」
と思った方はいませんか？

本書では、青年が哲人に向かって感情全開で反論をぶつけます。
それを哲人は静かに受け止めぐうの音もでないほどの納得のいく答えを出してくれるのです。

活字はハードルが高いという方は、
YouTubeの本の要約をしているチャンネルなどもありますので、
まずはアドラー心理学について触れてみてはいかがでしょうか。

この本については私の過去に記事でも軽く紹介していますので、

よろしければこちらもぜひご覧ください。

②あなたの人生がラクにうまくいく本

これは目からうろこの”人生というものの捉え方”を紹介しています。
著者いわく”人生はゲーム”なのです。

いきなりこれだけを言われても「は？」という声が聞えてきそうですが、
本書を読み進めていくと本当にそう思えます。

この本の中で他人にどう思われているかを気にしすぎる人にぶっ刺さりそうな一節がありますのでご紹介します。

「ありのまま」を隠すことで、人から好かれようとしていませんか？
これ、すごい逆効果です。
（中略）
「ありのまま」を隠そうとする人というのは、
他人の気持ちを理解しようとせずに、他人に自分をどう印象づけるかばっかり考えているとも言えるんですね。
（中略）
あなたに対して、あなたのことを知ろうとするのではなく、
あなたに自分がどう見えるかばっかりを気にしている人って、
つまらないと思いませんか？

これを読んで脳にスパークが走った方もいるのではないでしょうか。
詳しくは本書p126~『「自分なんて…」地獄から今すぐ抜け出そう』をご覧ください。

行間だらけでゆるーい挿絵もついていて、
語り口もお話しているみたいに軽快です。
文庫本ですので700円くらいで買えてすぐに読めます。

興味が湧いたらぜひ実際に隅から隅まで読んでみることをおすすめします。
この本もYouTubeに要約動画がありましたのでそちらもぜひ。

まとめ

かなり長くなりましたが、
私の経験と学びをもとに最大限お伝えしました。

心に刺さったことがあれば実践につなげていただければと思います。
少しでも多くの方が自分らしく心安らかに生きられるようになることを
心から願っています。