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石徹白Life1234日目【はじめての手前醤油づくり2】

朝6時、会場へ戻ったら既に3時間ごとの温度計測は終わっていた。記録用紙を見せてもらったら夜中の間に温度が上がってきたので、麹蓋と呼ばれる木の箱をレンガ積みに組み替えたようだ。

一つひとつの箱に入っている無数とも言えるような膨大な菌が活動しはじめている。
それは今に始まったことではなく、実は身近な日常の中にも存在するもの。

関わりから遠ざかったようにしているのは、人間たちなのだろう。

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9時過ぎに1回目の「手入れ」という作業をする。
活発になってきた麹菌のコロニー(群れ)を壊すことで温度を下げていく。
息子も一緒にできてよかった。

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言葉というのは、つくづく作業や日常に紐づいて産まれてきたものだと、
様々な体験で感じることがある。
取り戻していきたいのは、関わり。
言葉そのものよりもさらにそこにつながっている背景や物語や実体験だ。

既にわからなくなっている命の源が
いったい何によって支えられて関わっているのか。
アタマデッカチを手放していこう。

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あやさんによる醤油絞りの袋づくりワークショップ。
テキストから道具まで心のこもった準備と設えがなされていて感動。

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6時間かけて、ひたすら波縫いをして袋の形になってきた。
細かい縫物のような作業は特に苦手だが、
途中で麹の様子(温度変化)を見に行き煮詰まりすぎずに継続できた。

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菌の世界が人間社会を映しているようにも思えてきた。

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