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外国語教育_in class

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#教育

中部地区英語教育学会で発表しました

中部地区英語教育学会で発表しました

2022年6月25-26日、第51回中部地区英語教育学会(福井大会: オンライン開催)に参加し、一件の自由研究発表を行った。

タイトルは「私の授業は自律的な学習者の育成を促したのか」

2022年3月末まで勤務した静岡県の中高一貫校で、当時の中学3年生に対してアンケート・インタビューを通して行った実践研究。

「複線径路・等至点モデリング」という手法を用いて、生徒の人生における英語学習に対する認

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国際英語論の授業(高校1年生)

国際英語論の授業(高校1年生)

先日ノーベル物理学賞を受賞した真鍋淑郎氏のプリンストン大学での会見を観て,「これはちょっといい教材になるかも」ということで高校1年生相手に「国際英語論」を扱ってみることに。

流れとしては,(1)「アメリカ英語」「イギリス英語」以外の英語変種の存在とその特徴を(ざっくりとでも)掴んだ上で,(2)それぞれの変種を英語として認める態度を持ち,(3)「日本英語」というものがあるとしたらどんなものかを考え

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「うちはうち,よそはよそ」 - 学びの個別最適化って?

「うちはうち,よそはよそ」 - 学びの個別最適化って?

子どもの頃「テストの点良かったらケータイ買って。〇〇(仲良しの友人)とか△△(そんな仲良くないけど名前だけ利用)はもう買ってもらっとる」とか言うと,お母さんに「うちはうち,よそはよそ」と言われましたよね。

そしていざテストが終わると「××ちゃん(親同士が仲良し)はこの前のテスト,全教科90点超えたらしいよ。あんたももっと頑張らんとね」と。

反抗期だったかわむら少年は当然「うちはうち,よそはよそ

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