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自分にとっての、自分の人生の価値が上がる。




1 自分の人生の価値が上がる行動とは何か?

 

⑴ 50才、60才、70才になった時に、34才の自分が今日取った行動や、選択をどう感じるのか?

 今自分が取った選択や行動が正しいのか、賢い選択で判断だったのかを悩む時がよくある。あの人の選択や行動のほうが正しいのではないか?少数派であまりやっている人がいないことをやる自分は間違っているのではないか?安全に生きるために生物として、安全な環境に身を置き、繁殖をして、食料を得る。当たり前の行動である。シンプルな野生の動物だったら何も考えずに、実家に40年、50年暮らして、冒険をせずに、安全な環境からただその日を生きていくだろう。人間は考えるからややこしくなる。シンプルな思考を、シンプルにシンプルにを突き詰めるとシンプルが何か分からなくなってくる。
 本題から逸れて、20年後、30年後に今日の判断を自分はどう思うのか?である。よくやった!と感じるのか、あれは間違ったなぁと考えるか。【公務員転職】という判断をどう思うのか?予想だが、よくやった!!のほうだと思う。それは自分だからである。
 自分が自分をどう思うのか?他人からの評価に重きを置く人が多い日本人にとって、自己評価を蔑ろ(ないがしろ)にする人が多い。自分の行動、判断を10年後の自分はどう評価するのか?これを考えたら、少しは面白い人生が送れるかもしれない。
 

⑵ また高卒から人生をやり直しても、同じ選択、行動をしている。

 高校を卒業して、養殖、東京、フィリピン留学、ワーホリ:オーストラリア、公務員:沖縄と色んな環境に身を置き、多くの環境で生きている人たちに出会った。まったく繋がっていないように見えるこの細かい点が今では全部が繋がっていて、そのどれか一つが欠けても今の自分を構成できていないことに気付く。
 人生を振り返って面白いのである。クレイジーな行動ばっかり取ってるなーという16年で、同じ組織にまったく属していない。だいたいこんな人生を送っていくんだろうな。という結果までもが出た。今後はそっちに全振りである。公務員になって安定した給料で家を建てて、子どもを3人育てるかなーという考えで今まで頑張ってきた。全然面白くない。
 記憶を持ったままタイムワープをして過去に戻り、18才からやり直しても、おそらく同じ行動、判断、選択をしている。やってしまった事故は避けるけど。
 18歳からずっと面白いというセンサーで、動き、その時に取れるベストな選択と判断をしてきた。今後もそれをしていくだろう。自分の個性がいかせて、大切にしているものを大切にできる環境に身を置き、長所を活かしていいける場所。。。それが公務員だったら、その人にとっては最適解で素晴らしい人生が送れる。
 他人にとってのベストな環境と、自分が泳ぎやすい環境はまったく違うということ。

 

⑶ 自分にとって価値がある行動とは?

 自分が大切にしている信念を大切にできている時。難しくかっこよく言うとそうだが。
 文章を読んだり、文章を書いて発信している時、洋画で英語を聞きながら、人生観を深めたりとか。そんな時間は凄い有意義に感じる。逆に1日寝て、ずっとアマプラでアニメを見て、ゲームしかしない(3連休の自分です)
そんな時は時間を浪費してしまったなーと少し嫌悪感になってしまう。
 どの行動が価値があるのかを見定めて、取捨選択をする。自分にとって価値がある行動とは?
 本を読む、文章を書く、何か創作する。不知を知る楽しみ、知識を頭に貯めこむ。
 何が価値があるのか?自問自答し、吸収していく。

2 塞翁が馬(いちいち1つの結果で騒がない)

 自分が最近響いた言葉を紹介する。塞翁が馬、この話の由来は、
①おじいさんのメス馬が逃げる(不幸)
村人ABCD「最悪だ」
おじいさん「いや、まだ分からない」
②逃げたメス馬がオス馬を大量に連れて帰ってくる(幸運)
村人ABCD「ずるい、最高だ!!」
おじいさん「・・・まだ分からない。」
③オス馬に乗った長男が、落馬し足を骨折する(不幸)
村人ABCD「悪魔の馬だ!!!」
おじいさん「まだ分からない。」
④戦争が始まり、骨折している長男は兵役を逃れる。(幸運)
村人ABCD「オス馬のおかげだ!」
おじいさん「どうや!!!」

という故事から来ている。何か1つの事象が起きたら人は騒ぎたいものである。しかし、どう今後に繋がるかは誰一人として、理解できるわけがないし、結果は見えていない。
 自分が響いた原因として、何がどう転ぶかは誰一人として分かっていないということ。群衆は無視して良い。そのあとに自分がどう動き、発言して、行動したかが重要なのである。
 18才の時にこの言葉を聞いてもあまり響かないかもしれない。30才も過ぎ、人生に少しだけ油が乗ってきたなーと感じる今日この頃。今聞いたから響き吸収できた言葉のほうが多い。
 何歳でその言葉に出会い、どう解釈するかはその人次第である。

 養殖、東京、フィリピン、オーストラリア、公務員。どれも繋がっていないように見えて、全てが細かい点と細い線で繋がっていて、それが僕の人生を形成している。



 

 




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