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プレゼントから未来を

「プレゼントを贈ることを習慣にしているんです。いつかきっと、皆様にお力を借りなくてはいけない時がやってくると思うので」そんな言葉を耳にし、どんなプレゼントが未来への架け橋となるか考える機会があった。というわけで今回はプレゼントのパターンについてメモを残したいと思う。

 一つ目のプレゼントは、モノや言葉。これは誰しもが知っているシンプルな方法の一つ。単に物質的なものだけでなく、心温まる言葉や励ましのメッセージも、感謝を示す重要な方法。

 例えばドライミカンを取引先に送ってもいいし、今日の肌はミカンの皮ぐらい潤ってますね!と褒め言葉を届けるのも一手だろう。この具体例はちょっと無理がありそうだけれども。

 二つ目のプレゼントは、 情報や機会。役立つ情報や新しいビジネスの機会を紹介することも素敵なギフトに。また、自分の専門知識を活かして相談に乗ることも、大きな価値を持つ。

 例えば、柑橘系の六次産業化を始めたい方に、どんな加工やブランディングが向いているのか、ミカンを育て売ったことがあるならアドバイスするのも一手だろうし、品評会からAgTechのピッチ大会の案内を届けるのも一手。

 三つ目のプレゼントは、人々を繋ぐこと。自分のネットワークを活用して、相手にとって価値のある人物との繋がりを作ることは、計り知れない価値をもたらす。

 例えばドライミカンを作りたい方に、過去にドライトマトやドライマンゴをー作ったことがあるドライのプロの方を紹介してあげることには多大な価値があるだろう。またバイヤーさんを繋いであげたり、EC運用のプロを紹介してあげることも有効。

 そんな風にして、相手に対するプレゼントには様々な方法がある。プレゼントは相手に対する感謝の気持ちを表現し、お互いの信頼関係を深めるチャンス。モノや言葉を届け、情報や機会を届け、そして人と人との間を取り持っていこう。素敵な未来の一助となりますように。

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