斎藤拓斗@仕事を早くできるようになりたい方へ

「営業、セールスで成功したい」「もっと仕事したい」人に→つらい時の処方箋/法人営業/業…

斎藤拓斗@仕事を早くできるようになりたい方へ

「営業、セールスで成功したい」「もっと仕事したい」人に→つらい時の処方箋/法人営業/業務効率化を発信。「気合と根性」の営業が嫌いです。忙殺必至の大手で軽やかに仕事を遂行してます。10万件の営業と1万件の指導経験で【半年で若手をエースに育てる】が得意技。PHP研究所執筆。

最近の記事

柔軟なスケジュール調整よりも営業成果がでる日々の過ごし方とは?

 営業の場合、顧客に合わせて柔軟にスケジュールを調整する。いつでも顧客を最優先に日程を組めるように、直前までスケジュールに余裕を持っておく。これらは「お客様第一」で正しい考え方です。ただし、営業成果を最大化するという目的においては修正が必要です。正しい考え方と思える柔軟なスケジュール調整が、なぜ営業成果を最大化につながらないか?リモートワークや多様な働き方故に、より柔軟にスケジュールを組みやすくなってきている今だからこそ大事になってきます。  先に結論からお伝えすると、柔軟

    • できる営業パーソンは、「競合他社」よりも「あれ」を気にしている

       営業において避けては通れないのが、「競合他社」とのコンペですね。私も「もし負けたらどうしよう」と夜も眠れない経験を何度もしてきました。ましてや、今まで何年間も自社とお取引をして頂いていた顧客でのコンペで、負けるようなことがあれば、、損失は膨大ですし、会社で何を言われるか分かりませんので、よりプレッシャーがかかります。 ・競合とのスペックや提案内容が気になったり ・何社と競合しているかを顧客からヒアリングしたり ・競合他社のホームページとにらめっこしたり ・過去のコンペの実績

      • 「○○」を再定義できた営業の新人は、成長が早い

         これまでに新卒で営業に配属されて、早い段階で成長して、成果を出す新人には共通点があります。共通点はタイトルの「○○」をちゃんと理解できていることです。「○○」とはなんでしょうか? 営業力? コミュニケーション能力? 交渉力? いいえ、全部違います。 「○○」に入る言葉は、「理解」です。「理解」の本当に意味を分かって営業を始められると、最初のスタートダッシュは最速で切れます。しかし、「理解」を理解する、とは?となっていると思いますので、説明していきます。 営業の「理解」

        • 「2つのニーズ」に分ければ、グッと営業が楽になる!

           「会社からはどんな客にもクロージングをしてこい」と言われても、買う気のないお客様にこちらもやるのは本位ではない。その状態でクロージングを無理矢理やって、逆に失注してしまった。今までの関係をこじらせて、営業しづらくなったり、最悪出禁になったり、、と思ったら、お客様に「しばらくは買いません」と言われれ、よかれクロージングしなかった。しかし次回連絡したら、お客様はすでに別の商品を採用していた。こんなことが続いて、クロージングを迫るタイミングが「よくわからん」という営業パーソンは多

        柔軟なスケジュール調整よりも営業成果がでる日々の過ごし方とは?

          安定して成果を出せる営業の人は、あえて効率を無視するってほんと?

          結論、効率重視でやると、営業の成果は安定しない。 なぜか? 効率的にすればするほど今売れる顧客にしかいかなくなるからです。 そのために、「ニーズ」と「営業余地」の組み合わせで考えます。まず言葉の定義です。 ・「ニーズ」 顧客自身が「今」必要性を感じている ・「営業余地」 営業する側が、営業したら成果がでると思う顧客 1 ニーズある 営業余地ある 2 ニーズある 営業余地なし 3 ニーズなし 営業余地ある 4 ニーズなし 営業余地なし この4パターンになります。

          安定して成果を出せる営業の人は、あえて効率を無視するってほんと?

          営業の人が、最速で提案の質を上げるには?

          結論、顧客に30点でも提案をもって行き続けることです。 ○○理論とか、パワポの見やすさとか、マーケティングや、刺さるキャッチコピーや営業トークではないんですよね。 昔担当していた商品を、その担当者がおらず急に提案する機会が久々にありました。 昔は毎日何回もその商品の提案をしてましたが、、 「あれっ?」「なんかイマイチ」という感覚に陥りました。 質という点では、不合格でした。 何だか話が盛り上がりない、、もちろん商談にならない。 ここで気づいたのは、「繰り返しやる」だけでは

          営業の人が、最速で提案の質を上げるには?

          002 営業現場で育成を成功させる3条件

          「整理整頓営業」で即戦力の営業人材を育てる営業トレーナーの斎藤拓斗です。 「じっくり育てるのがよい」は誰もが否定しない言葉です。ただ、営業ではこの言葉が新人育成を逆に失敗させる原因になっています。 営業は「毎日数字に追われている」という前提を忘れてはいけない。新人も結構早くから目標を持ち、指導者側も目標を持っているので、じっくり育てようとしても時間がないわけです。他の職種も同じかもしれないが、目標が個人に割い当てられているので、より「じっくり」は通用しないのです。 営業

          002 営業現場で育成を成功させる3条件

          001 営業・セールスは本当にいらないの?

          「整理整頓営業」で即戦力の営業人材を育てる営業トレーナーの斎藤拓斗です。 法人営業一筋にやってきましたが、世間の営業・セールスへの目も厳しく、取り巻く環境もより厳しくなってきました。 やはり根底に「営業はうっとうしくて、いらない」という思考がある。 そこにSaaSやリモートワークの台頭、コロナ要因での訪問営業の見直しという外圧でより、その思考を正当なものとしている。 また新入社員を本人の意思に関係なく、営業職に配属させてきたことも影響している。「先輩でも他社比較のでき

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          「顧客のNoの理由を明確にする」

          こんにちは、斎藤拓斗です。 「顧客のNoの理由を明確にする」 【こんな方向け】 法人、個人問わず営業に関わる方全般 顧客のNoを明確にするメリットとして、 ・自分でどうにもならないNo ・自分でどうにかなるNo かをはっきり分解できます。 前者ならアプローチの変更で、後者ならそもそも戦術の変更で可能。 かつ先述の変更をスピーディにできますので、だらだらと営業をすることなく、次の一手を打てます。 YesよりもNoの方が戦術のヒントがつまっています。 Noがでたらそのま

          営業で名刺を頂いたら、「情報収集」

          こんにちは、斎藤拓斗です。 新入社員が営業する際に、商談に出かけた場合にまずやってもらうのが、「名刺トーク」です。 「名刺トーク」とは何かというと、 お客様から名刺を頂いたら、名刺に書いてあることを質問してみるというもの。 これなら特に事前情報のない会社に行っても、 トークが慣れていない新入社員でも、 基本的に誰でもできます。 「あなたの部署はどんなことをしているんですか」 「3課ということですが、何課まであるんですか」 「社内にJapanとありますが、本社はどこなん

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