営業で名刺を頂いたら、「情報収集」

こんにちは、斎藤拓斗です。

新入社員が営業する際に、商談に出かけた場合にまずやってもらうのが、「名刺トーク」です。

「名刺トーク」とは何かというと、
お客様から名刺を頂いたら、名刺に書いてあることを質問してみるというもの。

これなら特に事前情報のない会社に行っても、
トークが慣れていない新入社員でも、
基本的に誰でもできます。

「あなたの部署はどんなことをしているんですか」
「3課ということですが、何課まであるんですか」
「社内にJapanとありますが、本社はどこなんですか」

まず相手に興味を持つことが、
「ただ売り込みをしにきた」ではなく、「あなたに対してお役にたちます」
というスタンスをとることができます。

案外趣味などを聞くことは人となりも分からない状況では難しいですし、
自分が全くそれについて興味がなければつお客様とむしろ距離をつくりかねません。

また「名刺トーク」から得た情報を、提案につなげることも可能です。
「こういったお仕事内容の方に実績があります」
「同じような会社様では、このような使い方をしております」
「あなたの○○な業務は大変とお聞きしますが、それが緩和されます」

新入社員のうちは、商品知識も乏しく、提案の幅もすくないはず。
仮に少ない商品知識でも、お客様に合わせた提案であれば、
提案の手数が少なくても、言い換えで効果の高い紹介ができるようになります。

「名刺はあいさつではなく、営業の戦術に使いましょう」


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