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朝ドラへのあくなき道

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NHK朝ドラの脚本執筆への道。会社員兼物書きとしての、日々の活動をまとめるマガジンです。
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#舞台

Vol.21 母乳にまつわるエトセトラ

現在はあるコンクールに向けて書いています。書いているというか、どういう流れにするか考え中。締め切りが来月末なので、

一ヶ月で原稿用紙100枚書かなければなりません大丈夫か。これ。大体1日3枚ペースってことですからね。働いてなくてもしんどいレベルです。卒制も確かそれくらいの量で、二ヶ月くらいかかったな。でもここでこういう風にして書くことによって、自分をその気にさせることにつながりますから、報告は随

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Vol.8 改稿

舞台の脚本も佳境。と思いきや一昨日くらいに監督の方からメールがあり、大幅に改稿してくれとの要望。プロを目指す上でこういう臨機応変な対応が求められるのは当然のこと。もう一度、鉢巻をくくり直して踏ん張らないといけません。

前にも書きましたがこの監督とは小学校の頃からの仲。中学を卒業してからはほとんど連絡を取っていませんでしたが、7年の時を経て「一緒に舞台を作ろう」という今回のラブコール。受けないわけ

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Vol.3 最高峰としての本気

舞台のホン。ラストがどうしてもまとまらない……いや、ラストというよりはクライマックスですね。着地前にどういう風にして魅せるかがイマイチ浮かんできません。

強みはあります。今回の作品、今までとは違うのが「ちゃんと構成を決めてから書き始めた」という点です。学生の頃は「このシーンをどうしても書きたい。これの前後を決めよう」とか「とにかく書いちゃえ」という“行き当たりばったり”のスタイルで進めていました

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Vol.2 真夜中のバイパス

「じゃあ朝ドラ書くために何やってんねん」と。あれはキャスティングされるものですから、まずこの世界で名を轟かせる、ということから始まります。

と言っても氏がないサラリーマンです。老人ホームを何件も回って、おじいさんおばあさんの糞尿がついたシーツを交換しているやつにデビューするためのコネなどあるわけがなく、これから作っていくしかありません。そんな状況の中で一番に考えたのが「コンクールに応募して入選す

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