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番外編 Interview with 弁護士 竹下 博將 PART2 (「ヘドバンギャー’s Journey」(自由と正義2023年10月号掲載)のフェス参戦などについて
PART2 まえがき(略語はPART1と同じ) PART1では、リモートワーク環境などについてうかがいました。 PART2は、それを利用して海外フェス参戦をしているところや、HR/HM遍歴などについてうかがいます。 引続きお楽しみください。 ヴァッケン・オープン・エア参戦について 橋 2023年のヴァッケン・オープン・エア(以下「W.O.A.」)にも参戦されたそうですが、お目当てのバンドがありましたでしょうか?それとも、それ以前に参加したときにできた同好の士に、現
審査請求や訴訟を想定した情報公開請求に対する決定のあり方について その2(情報公開請求等の受付窓口担当だったときに考えていたこと その8)
文書の特定と決定書の記載について 開示請求があった場合、行政機関は、開示請求書の「請求する開示を求める行政文書の名称等」欄(開示してほしい情報の記載された行政文書を特定することができる事柄を記載する欄のことです。以下「請求対象文書欄」といいます。国の機関の場合の請求書ではこのような記載になっていますが、地方自治体等では欄の名称が違っていることがあります。)に記載された内容から、行政文書を特定して、開示・不開示の判断をします。 このときに、例えば、「令和5年5月の○○部○
審査請求や訴訟を想定した情報公開請求に対する決定のあり方について(情報公開請求等の受付窓口担当だったときに考えていたこと その7)
行政不服審査法に基づく審査請求や訴訟を想定した対応をすべきことについて 情報公開請求に対する開示又は不開示(一部不開示を含みます)の決定は、行政処分ですから、行政不服審査法に基づく審査請求や行政事件訴訟法の処分の取消しを求める訴訟の対象となります。 実際に審査請求や訴え提起がなされるかは、決定を受けた人が決めることなので予測は難しいところですが、開示を求めた文書が希望通りに開示されないとなれば、不服を持つことは十分に考えられるところです。 したがって、決定をする行政機
番外編 Interview with 弁護士 竹下 博將 PART1 (「ヘドバンギャー’s Journey」(自由と正義2023年10月号掲載)の「仕事環境」・リモートワークなどについて)
まえがき 「自由と正義」2023年10月号巻頭の「ひと筆」(以下「ひと筆」)。のタイトルは、「ヘドバンギャー’s Journey」で執筆者は竹下博將先生(以下「竹下先生」。)でした。(竹下先生のX(旧Twitter)のプロフィールに「「養育費・婚姻費用の新算定表マニュアル」代表執筆者」とあるように、こちらの分野でもご活躍されています。こちらのリンクもご覧ください。) タイトルだけでBABYMETALとA HEADBANGER'S JOURNEYにちなんでいることが分かり
番外編 Interview with Shinta@Take This to Heart Part1 (77期司法修習生に聞く司法試験や受験生活のことなど)
まえがき 私は中高生のころからハードロック/ヘヴィメタル(HR/HM)を愛聴しており、現在も色々なバンドを聴いています。 一昨年の末ころから昨年頭にかけて、Take This to Heart(以下「TTtH」と記載します。)という日本のメタルコア(ヘヴィメタルの1ジャンルです。後でインタビュイーに語っていただきます。)バンドを知り、CDを購入して聴いていたのですが、TTtHのX(旧Twitter)を見ていたら、同バンドのギタリストのShintaさんが司法試験に合格した