のび太みたいに
「急ぐとロクなことがない」
せっかち君である僕は自分に言い聞かせるという意味で、たまにそのフレーズを脳内再生する。
その一方で「早すぎて悪い仕事なんてない」とも思う。無意味にダラダラやっていても仕方ないからだ。
例えるなら、バンドを組もうと思ったならばさっさとやった方がいい。習い事を始めたいなら、何かを興したいなら早い方がいい。
準備万端!予算もガッチリ!納期も余裕!メンバー最強!なんてありえないからだ。
かといって、現実的な資金や環境、健康の事情がある。これをシカトしてはマズイことになる。
「焦らぬが吉」と「急ぐが吉」の二つの境目、見極めにこの「現実的な問題」がモノサシとして機能する。
このモノサシの肌感覚こそが「責任感」的なものになる。
恋愛に例えても分かりやすいが、焦る男は大概責任感をないがしろにしている。
なんだかんだのび太はそのあたりのモノサシが正常だ。
信長などの強い武将は「攻め方」も上手いが、それ以上に「退き方」がうまかった。
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