自重トレとしてオススメする3つのトレーニングメソッド -その2- 【HIIT・タバタトレーニング】
自重トレとしてオススメする3つのトレーニングメソッドの二つ目が
「HIIT・タバタトレーニング」だ。
HIITって?
HIITとは、「ハイ・インティシティ・インターバル・トレーニング(High Intensity Interval Training)」の頭文字をとったもの。
HIITはウエイトトレーニングに比べ、短時間でできるというメリットがある。有酸素運動が苦手で続かなかったり、キツくてもいいから短期間で成果を出したいという場合にオススメだ。研究では有酸素運動よりも脂肪燃焼効果が高かったという報告も。
HIITでは自重トレを組み合わせて行うことが多い。
やり方としてはいろいろあるが、20秒行っては10秒休む、というのを4種目、2周分繰り返すというのが分かりやすくていいだろう。
トータルで8セット行うので、それぞれ違うエクササイズにして、全身を鍛えるようにするのがオススメだ。
【オススメの自重トレ】
・腕立て伏せ(膝つき腕立て伏せ)
・スクワット
・ランジ
・クランチ
・バーピージャンプ
・縄跳び
など
HIITは、最大心拍数 の90%という非常にハードに行う必要がある。最大心拍数の計算方法は【220-年齢】とされていることが多いが、より正確に計算するのであれば【208‐0.7×年齢】という計算方法の方が正確だ。30歳であれば180拍。この数字を目指して、息が切れるくらいの強度で20秒間頑張ってみよう。
どんなエクササイズでもゆっくりだらだらやっていてはHIITの効果は現れない。できるだけ多くの回数をこなせるように全力で取り組むべし!
タバタトレーニングって?
タバタトレーニングとは、
HIITが流行ったきっかけが
この「タバタ式トレーニング(Tabata Protocol)」。
これは、立命館大学スポーツ健康科学部 田畑泉教授が発表した論文が元になっているHIITのトレーニング方法だ。
タバタ式トレーニングもHIIT同様、ハードな運動を20秒間続け、休息10秒を挟みながら連続して6~8セット行うという方法だ。エクササイズによって疲労困憊になるくらいの高い強度を目指そう。
タバタ式トレーニングの研究では、たった4分間のタバタ式トレーニングを1日1回・週2回行うと、有酸素運動60分を週5回行ったのと同じくらいこの最大酸素摂取量が上昇したという報告がある。
「最大酸素摂取量」とは、持久力の指標となる数値のことで、最大酸素摂取量が多いほど心肺持久力が優れているということだ。
それだけでなく、酸素を必要としない運動の能力も向上するという結果も。
このような効果があるため、アスリートもタバタトレーニングを取り入れていることが多い。
【正しいタバタトレーニングを知るなら】
タバタトレーニングは決して難しいものではない。
立命館大学のホームページを見てもらえば、内容は把握できるはずだ。
【正しいタバタトレーニング動画をチェックするなら】
タバタトレーニングにはエクササイズには、いろいろな動き方がある。
ぜひ動画を参考にしてもらいたい。
【参考書籍】
最後に参考書籍を。
HIITの書籍は、バズーカ岡田としてTVでも知られている日本体育大学准教授柔道男子ナショナルチーム総務コーチ(フィジカル強化担当) 岡田 隆 先生の著書だ。DVDもついているのでトレーニングをイメージしやすい。
タバタトレーニングの書籍は、考案者である田畑 泉 先生の著書である。
タバタトレーニングを知るうえで、読んでおくべき著書だ。
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