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運動してるのに、体重が増えた…。でもそれは良いことかもしれない。【体重増加の原因を探ろう】


この運動を始めたのに痩せない…。
それどころか以前より体重が増えてる…。

そんな経験がある人もいるだろう。

そんなことが起これば
「 運動 = 痩せるのに効果なし 」 と考えてしまい
運動をやめてしまう人も。

しかし、やめる前に体重が増えた原因を探ってみよう。
もしかしたら、その体重増加はただ太ったのではなく
運動をした成果かもしれない。


体重が増えても心配ない「理由」

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■筋肉量の増加

筋トレなどの運動を行っていたにもかかわらず体重が増加した場合
考えられる理由の一つが、筋肉量の増加だ。

運動を行えば、筋肉量が増える。
筋肉量が増えれば、当然体重は増加する。

筋肉量が増えたとしても、その分脂肪が減っているのであれば
体重は増えないハズ、と思っている人も多いのではないだろうか。


筋肉と脂肪を同じ大きさで比べた場合

体積が同じでも (重い) 筋肉 > 脂肪 (軽い) 

なのだ。
同じ体積分脂肪が減って筋肉が増えた場合、体重は増加する。


この場合は心配ない。
体重は重くなっているかもしれないが
見た目は引き締まって細くなっているはずだ。

また、筋肉量が増えることで基礎代謝量も増え
カラダは痩せやすいように変化している。


体重だけを見ていたら、この事実には気づかない。
体脂肪計を活用し、筋肉量や体脂肪率をチェックするべきだ。

もし筋肉量の増加で体重が増えているなら心配ない。
続けていれば順調に体重は減少していくだろう。


■むくみ

運動することによってカラダは疲労する。

疲労によって体液の循環が滞り、起こるのが「むくみ」。
むくみによって体重増加が起こる場合がある。

でも心配はいらない。

むくみは一時的に体内に水分をため込んでいるだけだ。
水分が体外に排出されるとむくみが解消し、同時に体重も減少する。
運動で筋肉量が増えると、だんだんむくみは出にくくなってくる。


気をつけたい体重の増加の「理由」

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筋肉量の増加やむくみなど、カラダの反応によって起こる
一時的な体重増加なら心配はない。

しかし、体重が増えたのは
自分自身の行動が原因のこともある。

■行っている運動の強度が低い

運動 = 痩せる とは限らない。
運動強度が低く、エネルギー消費量が少ない運動だと
どんなに継続しても痩せないからだ。

痩せない運動を挙げてみよう。

●ストレッチ

以前紹介したように、ストレッチでは痩せない。
なぜ?と思う人はぜひ読んでほしい。
●疲れない運動

1〜2kg程度の軽いダンベルなどでトレーニング。
負荷が低く何十回も楽々できるような運動に
痩せる効果はほとんどないといってもいいだろう。

汗もかかず、筋肉にも効いていない。
そんな運動は消費カロリーも少ないうえ
筋肉量の増加も期待できない。
●水泳

驚く人もいるかもしれないが
残念ながら水泳もダイエットにはあまり適してはいない。

ゆっくり長時間泳ぐことでは、エネルギーはそれほど消費されない。
しかも、長時間泳げる人は泳ぎが上手い。

泳ぎが上手い=エネルギーをあまり使わずに長時間泳ぐことができる

なのだ。
泳ぎが下手な人が、バタバタよけいな動きをしたほうが
はるかに痩せる効果は高いだろう。

痩せるためならば
息が切れるくらい速いスピードで泳ぐように意識することだ。


■運動したという安心感から食事量が増えている

運動をするとお腹がすく。
結果、食べる量が増えてしまう、という人も多い。


「今日は運動したから、いつもよりご飯多めに食べてもいいかな」

「運動したご褒美にお菓子を食べよう」


なんて、よく聞くセリフだ。


運動をしたという安心感からいつも以上に食べてしまい
体重が増えてしまっていないだろうか。


ただ、運動するとお腹がすくから
運動やめちゃおう!
 とならないでほしい。
運動は痩せるために欠かせないものだからだ。

お腹がすくのがどうしても我慢できなければ
カロリーが少ないものや、高たんぱく低糖質のものを選ぶなど
食べる内容を工夫するようにしよう。


短期間の体重の増減で成果を測らない

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体重は一日で1〜2kgくらい、すぐに変動する。

その変化は、食事量や水分の摂取量
トイレの回数など、ほんの些細なことばかりだ。
1日で筋肉が増えた、脂肪が減ったなんて、わかりっこない。


また、運動をしているからといって短期的に記録をつけても
右肩下がりに体重が順調に落ち続けるということはほぼない。

増えたり減ったりを繰り返しながら徐々に下がっていくのが普通だ。


運動をしているのになかなか体重が増えたとしても
その原因を知れば、心配はなくなる。

また、その体重増加が
改善する必要がある行動が原因だったのなら、改善すればいい。


短期的な体重という数値に一喜一憂せずに
体脂肪率やボディラインの変化もしっかりと確認しながら
長期的にダイエットに取り組むべきなのだ。



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