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理系男子が教える、ボーダーニットの本当の着こなし方。


お洒落に関心がある方も、あるいはそうでない方でもタンスに一着は眠っているであろう、「ボーダーニット」。

あなたは普段どういう着こなしをしていますか?

ボーダーって着るだけで簡単にお洒落を装えるし、清潔感出るし、比較的他のアイテムとも合わせやすいのですごく良い万能なアイテムの1つと思います。

ちなみに、ボーダー柄は元々社会から嫌われている、避けられている人々が着用しなければならない義務的な模様でした(刑務所の犯罪者が着ているイメージが強いですよね)。

ですが、18世紀のフランス革命の際に革命の象徴としてボーダー柄が使われるようになると、ボーダー柄は革命のプロパガンダとして大きな役割を果たすことになります。

その後フランスでは水軍の制服としてボーダー柄が採用され(青と白のイメージが強いですが)そこからマリンスポーツウェアや、カジュアルウェアとして現代に落とし込まれたようです。

しかし、ボーダー柄はフランス海軍の中でも下の階層の水兵が着ていたり、現代でも比較的子どもや若い層が着ているのを見ると、「ここからここまでのボーダーラインを決める」ような意味での、"ボーダー"的な根本の意味があるのかもしれません。






ですが、ボーダーって一歩間違えると幼く見えたり、着る人が多い分他人と被りやすかったり、、、着ていてダサくはないんです、が突出してお洒落に見せるのは難しいアイテムだったりするんですよね。






そこで今回は、

"他人と差をつけられる、本当のボーダーニットの着こなし方"

を、僕の思う"王道コーデ"と"外道コーデ"(こっちが僕の本命だったりします)に分け、解説を交えて紹介して行きたいと思います!




ただ紹介するだけじゃ面白くないので、筆者は一応理系出身ということで各コーデに"方程式"を与えます。





コーデの方程式から、ファッションのイメージを視覚情報だけでなく頭の中にも植え付けられたらいいな、と思います。(わかりにくかったらすみません…)

今回コーデ紹介に使うボーダーニットはこちら。↓




Gangster villeのボーダーニット。

古着屋にて購入です。




襟がリブになっていてボタンがついているところに個性を感じたのと、ボーダーの幅の感覚が自分の好みだったので一目惚れして購入しました。








では早速紹介していきたいと思います。





まずは僕の思う、王道コーデから。



Pants : freshservice
Sandals : asics




最近トレンドのワイドストレートパンツ(白)に、同系色のサンダルを合わせたちょっとラフ寄りのコーデ。

上半身のシルエットが細い分、下半身のシルエットに余裕をもたせることによってバランスを取っています。

ラフですが、色をモノトーンで統一させることによってキレイ目感も出るので、ちょっとした近所の散歩からデートまでどこでもいける万能コーデですね。

方程式は、
【王道コーデ】 = (ラフ感 ÷ キレイめ) + モノトーン

(ラフ感=ボーダー ワイドパンツ サンダル)

では次からは、「普通」に少しアレンジを加えた、外道コーデを2つほど紹介していきます。

まず、外道コーデ①から。


Pants : ZARA
Boots : ZARA

黒のダメージスキニーに同じく黒のレザーのバックルブーツを合わせて、少々パンクテイストに仕上げてみました。


色合わせは、黒を中心としたブラックテイストで行うのが鉄則です。


ですがこれだけだとパンク要素が強めに出てしまうため、バックルでパンク要素を持ちつつも、キレイめ要素強めなバックルブーツで足元を締めてみました。

幸い、このボーダーニットにはボタンがついているおかげでカジュアルダウンできるため、見ていて少々トゲがあるようなガチガチのパンクファッションを回避できています。


こういうダサいかダサくないかギリギリを攻めるファッション、僕は大好きです。(笑)




方程式は、
【外道コーデ① 】= (パンク感 ÷ キレイめ) + ブラックテイスト

(パンク感 = ボーダー ダメージ ブーツ )





次に、外道コーデ②です。


Pants : united arrows
Shoes : george cox




今気づいたけど全部ポケット手突っ込んでるじゃん。恥ずかしい…

2つ目の外道コーデは、太ももからコケたんかお前…って言わんばかりのダメージデニムに、渋めの色のラバーソールを合わせてナードな雰囲気を演出してみました。

デニムにあえて明るいインディゴカラーを選ぶことによって、各アイテムを"個"に見せてるのがこのコーデのポイントです。

着用しているそれぞれのアイテムに存在感が出ています。

また、上記2つのコーデは比較的キレイめで仕上げていますが、このコーデでは男臭いワイルドさもプラスしてみました。


ラバーソールの素材がスウェード調なのも男臭さの1つですね。




男臭いですが、トップスもパンツも細めのものを着用しているので、ゴテゴテになりすぎることもありません。




綺麗なのにワイルド。



矛盾するものってどこか美しさを感じませんか…?





ちなみにこのgeorge coxのラバーソール、かなりお気に入りなので、これからの記事で見かける機会が多いかもしれないです。(笑)

方程式は、単式じゃ表せないため連立方程式で。


【外道コーデ② 】

ワイルドさ = ボーダー + (ダメージ+デニム) + スウェード

キレイめ = ボーダー + (ダメージデニム + スキニー) + ラバーソール

ワイルドさ ≒ キレイめ

____________________

以上が僕の思う、ボーダーニットの着こなしでした。

いかがでしたでしょうか?


ボーダーってほんとに無限の着こなしができるアイテムだと思うんです。


その中でも僕は、個性を出しつつダサさのギリギリを攻めるファッションにしてみました。

自分の個性を貫くのは本当に楽しくてオススメです。



そして、カッコいいです。





最後まで閲覧いただき、ありがとうございました。



Instagramには他にも僕の様々なコーディネートを載せておりますので、フォローしていただけると嬉しいです。



ID taku_heuer




p.s.
変な方程式のせいで逆にややこしいわ!って思った方。
シーッ☝️(小声) でお願いします。(笑)

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