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挑戦力が高まる意外なメンタル3選。【FUTURE INTELLIGENCE】


「自分にとって、”本当にやりたいこと”って何だろう?」

と考えることはありませんか?

それを見つけるためには、「とりあえずやってみる」ことが大事です。 実際に体験してみないことには、自分に合っているのか、好きになれるのかがわからないからです。

でも、「失敗したらどうしよう」「こんなことやっても意味ないよ」という思考が付きまといますよね。

そんな人には、著書『FUTURE INTELLIGENCE これからの時代に求められる「クリエイティブ思考」が身につく10の習慣』がおすすめです。 本書では、人が挑戦する時に陥りがちなメンタルとの付き合い方が学べます。

そこで、今回の記事では、「挑戦力が高まる意外なメンタル3選」をご紹介します。

あなたは、こう思っていませんか?

①その作業を好きになれないことには、天職とは言えない。
②挑戦力を高めるためには、強靭なメンタルに鍛える必要がある。
③何か実績を残すべきである。

これら3つのことに対して、心理学は逆の立場をもっています。




好き嫌いより大事なこと。


「好きを仕事に」というフレーズのせいで、ポジティブな感情が経験できるものを目指しがちになってしまいました。

しかし、実際に天職に出会えた人には、大半が最初からうまくいったわけではなく、人には知られていない努力があるはずです。

つまり、作業に嫌気がさすのは悪いことではなく、それを理由にしてやめてしまうのはもったいないといえます。


「重要なのは感情がポジティブかネガティブかではなく、モチベーションの高さ」だと著者さんは言っています。


つまり、作業への好き嫌いよりも、達成するという意欲や集中力が必要なのです。

ということは、何も感じずただ行動に移せるのが強いと思われがちですが、そうとも言い切れません。

むしろ、ポジティブとネガティブの振れ幅は、広いほど良いといわれています。 感情の起伏が激しい人ほど、クリエイティビティが高いと研究が示しており、それは観察材料が人よりも多いからです。

ポジティブだからといって何も考えていなければアイデアは出てこないし、ネガティブで落ち込んで活動をやめてしまえば成功しなくて当たり前です。

逆に言えば、ポジティブを感じないと前には進まないだろうし、ネガティブがないと反省することもありません。

だから、両方が大事なわけです。



「メンタルを強くする」のは間違い。


「何も感じない強いメンタル」は、「立ち止まって考える機会」をなくしてしまいます。

「悩んでいる=いろんな感情を経験している」ということですから、時に立ち止まるのは悪いことではないのです。

「ブレないメンタル」よりも、「ブレるメンタルをもった上で行動」した方がクリエイティビティが高いのです。


メンタルは、「強度」ではなく「受容度」が大事です。


人の本質はなかなか変わらないし、弱いメンタルにもメリットがあるのは既に述べた通りです。

自分のメンタルとは素直に向き合いましょう。 変な思い込みを捨て、現実に起こっていることを認識する努力こそ必要です。

その時に経験している感情がポジティブかネガティブかは関係ありません。 それがあなたなのですから、受け入れて次に活かしましょう。

むしろ、何か新しいことに挑戦しているはずなのに、メンタルがへこたれないようなレベルの低いことに手を出しているとしたら問題です。



続いては、3つ目の挑戦力が高まる意外なメンタルをご紹介します。

「失敗」や「意味のないこと」をすることに抵抗がある人がいます。

しかし、そんな「無駄」な活動こそ、必要な理由があるのです。

「無駄に終わってもいいんだ!」と思えることで、どんなことにも挑戦できるようになるかと思います。


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