上司が主役のチームはチーム力を発揮できない。上司は脇役になろう!
私の経験ですが、仕事が出来る組織は上司(リーダー)が目立っていないと思います。
なぜなら、仕事はチーム力だからです。
誰か特定の人が目立っているということは、その人に活躍が集中しているからだと思います。
私はチームが目立つことが理想であり、上司は脇役であることがチーム力を発揮するコツだと思っています。
そこで今回は、私が実践している「上司が脇役になるために心がけていること」をご紹介したいと思います。
部下を信頼して任せる
これ、基本だと思うのですが、出来ない人多いですよね。
最悪なのは言葉に出していってしまう人。
「俺は部下を信用していない!」
実際にいるからびっくりします。
上司やリーダーは万能ではありません。
無知だからこそ、知識を集結させなければならないのです。
言い方は悪いかもしれませんが、覚悟を決めましょう。
最初は誰でも不安ですが、任せる勇気が無いと「任せ方」のスキルが身に着きません。
うまく任せられるようになれば、チーム力を引き出すことが出来るようになります。
上司は多くを話さない
上司は発言力が強いため、その発言に流される人が出てきます。
部下は無意識のうちに上司の言うことが正しいと思ってしまいます。
これは私の失敗談ですが、自分が部下とフラットな関係を築けていると思っていても、相手が本当にフラットな関係とは思ってくれていないことがあります。
自分が思う以上に上司の発言には力があるので、私はなるべく多くを話さないようにしました。
その代わり、話が活性化するように促すことに注力しています。
普段は言葉少な目、要点だけ話す、話を促す、これがポイントです!
功績はすべてチームのもの!
「成功は俺のおかげだ!」って言いたい上司もいるのですが、そこは考え方を変えましょう。
自分が目立つ!ではなくチームが目立つ!という意識を持てるか?が結構重要です。
自分が認められるより、チームが認められる方が価値のあること、だということに気付けている人と、気付けていない人で動き方が全然違います。
仕事が出来るってどういうこと?
仕事が出来るというのは「自分がバリバリにタスクをこなせる」というのではなく「組織がバリバリにタスクをこなせる」ことを言うのだと思っています。
ラグビーがすごい良い例だなと思ってみていたのですが、ラグビーではスーパーマンが1人いても勝てないですよね。
通常、上司がスーパーマンになりがちですが、そこをあえておさえて、周りを引き立てることで、チーム力が活性化すると思っています。
ですので私は、主役(チーム)を引き立てられる名脇役(上司)がいる組織が理想の形ではないかなと思っています。
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