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【日記エッセイ】「木造の寮編⑥ 音の正体」

僕は大学生の頃、木造の寮に住んでいた。寮は2階まであった。

ある日のことである。夜、寝ようと思っていたら、部屋中に不気味みな音が鳴り響いた。

カタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタ

僕はその不気味な音が気になって全然寝れない。

その音の正体は、

寮の中を駆け回るネズミだった。

あの音だけは気になって仕方がなかったが、最終的にはスヤスヤと眠った。

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