竹山智康

私の青春時代は、私の祖父や父の世代の頑張りのお陰で、日本は飢えることなく生き方を選べる…

竹山智康

私の青春時代は、私の祖父や父の世代の頑張りのお陰で、日本は飢えることなく生き方を選べる時代でした。でも今は報道によると子どもたちの7人に1人は一日二食で済ますそうです。私は政治家になって子どもたちに腹いっぱいご飯を食べさせてあげたい。皆さん、是非私に力を貸してください。(^^)/

最近の記事

言葉の復権を

 今週も『#昨日なに見た?』を聞きました。軽快なおしゃべりに心も和みます。今回の配信は、『ダイヤモンドの功罪』の振り返りから始まり、MOROHAって言うバンドの新曲『命の不始末』に触れ、MOROHAの対極にあるのがYOASOBIという音楽ユニットである、という話になりました。正直、還暦の私にはどちらも縁遠く、今回始めて知った次第です。検索して、MOROHAの過去の曲『Tomorrow』や今回の新曲『命の不始末』を聞いたけど、どうもしっくり来ません。基本的にラップなのでしょうが

    • 『ダイヤモンドの功罪』

       Yahooニュースで、宝島社が発表する「このマンガがすごい!」ランキングの2024オトコ編1位に、『ダイヤモンドの功罪』が輝いたと知ったので、早速私も読んでみた。確かに面白い。このマンガは、野球を舞台にしているけれども、本質は才能ある子供たちの教育をどうするかという物語である。便宜上子供たちの内面と、私たちは彼・彼女らをどの様に処遇すれば良いかをそれぞれに分けて考えてみたい。    まず内面の問題である。芸術や運動の領域では、早くから頭角を表す才能を私達は知っている。例えば

      • 和佐大輔さんの思想

         この文章は、『ダイヤモンドの功罪』について書こうと思っている文章のスピンオフである。私は、車椅子の天才マーケッターとして知られる和佐大輔さんのファンである。だから和佐さんのYouTube『昨日なに見た!』も楽しみに聞いている。でも昨日の4月1日の放送を聞いて違和感を覚えたので、この記事を書くことにした。見ている視線の違いを感じたのである。  和佐さんは、『ダイヤモンドの功罪』の主人公である綾瀬川次郎くんの、例えば、「新しく作るオレたちのチームはさ、どんなに野球ヘタでも、どん

        • 『不適切にもほどがある!。』

           今クールで一番面白かったドラマは、『不適切にもほどがある!』でした。80年代に青春を送った私には、チョメチョメとかニャンニャンという言葉が懐かしかったです。でも私はこのドラマの本質は、私達はどこで間違ったのかを問う、脚本家を始めとする制作者サイドの志の高さにあると思っています。80年代に私達は間違ったのです。そのことを説明するために、少し昔話をさせてください。  その昔、太平洋戦争に敗戦した日本は、アメリカを中心とする連合国のGHQ(連合国軍最高司令官総司令部)に占領され

        言葉の復権を

          若い皆さんへ

          (この文章は、『岩井克人「欲望の貨幣論」を語る』【東洋経済新報社】の 〝あとがき〟をまとめたものです。                 )  「太陽の下、この世には何も新しいものはありません」。  岩井さんの論考の中に登場する言葉です。この世に全て新しいものはなく、これまでにあったものが形を変えて現れたに過ぎない事を平易に語ったものです。そうした深い歴史認識と理論的な洞察の眼差しが、岩井さんの貨幣論、資本主義論の基盤となっているのです。  仮想通貨、または暗号資産とも呼ばれ

          若い皆さんへ

          私たちのやり方

           戦後の代表的な知識人である加藤周一さんの『知識人』という文章を読みました。加藤さんは、日本の知識人は大衆からも、政界・官界・財界の指導層からも孤立していると述べています。日本では知識人が働く場が少ないのです。そもそも日本では理屈で説明して相手を説得する文化がありません。英語やフランス語やドイツ語が堪能で、海外の数多くの大学で教えてきた加藤さんは、その気になれば海外に活動の拠点を移すことが出来ます。そうしないのは、日本の知識人との間に、外国の知識人との間には考えられない連帯の

          私たちのやり方

          山本太郎さんへの苦言

           鮫島さん、政局ニュースありがとうございます。永田町・霞が関界隈の政治力学を勉強させてもらいました。鮫島さんは次の総選挙でれいわ新選組が徹底的な野党と振る舞うことで、次の次に浮かぶ瀬もあるとお考えのようです。そうなのかな、と私は思います。最大の問題は、れいわ新選組にはまとまった政策がないことです。代表の山本太郎さんはとても人間味あふれる方だと思いますし、国会議員に当選以来続けている炊き出しのボランティアも、それが政治的なポーズであれ続けられるものではありません。そうした山本太

          山本太郎さんへの苦言

          協和党

           次の総選挙でそうなるか分からないけれども、組織的に裏金づくりを行っていた自民党は、制度疲労を抱えており、早晩下野することになるだろう。そこで新しい政治集団(政党)が政権を担うわけだが、その名前は「名は体を表す」と言うので、21世紀にふさわしい価値観を日本から提示するものであって欲しいと思う。  「自由」も「民主」も大事な価値観を含んでおり、それ自体はこれからも尊重しなければならないものだが、過去200年弱の日本の近代社会に於いて散々使われており、新味に欠け哲学が感じられない

          三浦瑠麗さんにお返事する。

           三浦瑠麗さんが、3月3日付でtwitterを更新されました。マルグリッド・デュラス著『太平洋の防波堤』(河出文庫)の書評を紹介する記事でしたが、これは私の「種本は、ポール・ケネディの『大国の興亡』ですか?。」の問いかけに対するお返事だと勝手に解釈し、私も三浦瑠麗さんにお返事しようと思います。  三浦瑠麗さんは、「希望ほど危険なものはない。」と仰っしゃいます。なるほど「ゴドーまち」を強いる宗教(=希望)は民衆の阿片です。しかしここで忘れてならないのは、阿片に頼らなければなら

          三浦瑠麗さんにお返事する。

          YouTubeチャンネル「一月万冊 希望のない暗黒。」に対するコメント。

           「希望のない暗黒」というのが今回の一月万冊のコピーだったけど、私は希望を持っているよ。近い将来の光り輝く日本の姿が目に浮かぶよ。竹中平蔵さんや三浦瑠麗さんのようなエセ知識人を相手にするのをやめて、私達の方で本当のダイアローグ・イン・ザ・ダークを始めようではありませんか、皆さん!。  皆さんはNTTのIOWNプロジェクトをご存知でしょうか?。  https://www.rd.ntt/forum/2022/index.html IOWNはInnovative Optica

          YouTubeチャンネル「一月万冊 希望のない暗黒。」に対するコメント。

          公務員職権濫用罪(刑法193条)

           旧称・統一教会の報道(以下統一教会と略す)も出揃ったようなので、2022年8月28日現在司法当局が取りうる行動をまとめておこうと思う。統一教会は与野党を問わず、有力な政治家には接近して「恩を売った」ようだ。むしろ統一教会が食指を動かさなかった政治家は、見込みなしと統一教会に値踏みされたと判断したほうが良いと思う。それほど網羅的に統一教会は政界に侵食したわけだ。  統一教会がいくら網羅的に政界に侵食したからと言って、その全てに刑事責任を問うのは難しいと思う。パーティー券の購

          公務員職権濫用罪(刑法193条)

          新方針 協力者求む

           先日投稿した「学問の逆襲」が多くの方に評価していただき、率直に嬉しい。 私はそこで精神障害者であることをカミングアウトしたが、そうした理由は大きく分けて3つある。 ① 政権与党である自民党は、三浦瑠麗さんの論文が自民党総裁賞に値すると本気で考えているとするなら、論理の力では私に勝てない。野党の応援団である私の足元を掬いたいと考えるだろうから、次に狙うのはスキャンダルである。特に精神病と言うのは未だ多くの人にとって禁忌の対象であろう。だから私の通院風景をFRIDAYし、そ

          新方針 協力者求む

          学問の逆襲

           放送法の政治的公平性をめぐる首相官邸側と総務省側の安倍政権下のやり取りを記した文書は、「放送法の根幹」(=表現の自由の根幹)に関するものなので看過出来ず、議論しておきたい。  朝日新聞令和5年3月8日付朝刊は、当時の安倍首相が報道機関に対してどう思っていたか詳しく報道しているので、長くなるが引用しておこう。こういった事はすぐ忘れ去られるので。  総務省が認めた安倍政権下の行政文書は、A4で計約80枚に及ぶ。2015年3月5日付の「総理レクの結果について(放送番組の政治的

          令和5年の憲法記念日に寄せて

           佐藤章さん、ニュース解説お疲れ様です。憲法記念日にちなんだ力のある特集で、勉強させてもらいました。石橋湛山はその論考『一切を棄つるの覚悟 太平洋会議に対する我が態度』の中で次のように述べています。「我が国の総ての禍根は、しばしば述ぶるが如く、 小欲に囚われていることだ、志の小さいことだ。幾多の大思想家も実は決して無欲を説いたのではない。彼らはただ大欲を説いたのだ。大欲を満たすがために、小欲を棄てよと教えたのだ。しかるに我が国民には、その大欲がない。朝鮮や、台湾、志那、満州、

          令和5年の憲法記念日に寄せて

          NTT法廃止

           NTT法を廃止しても、ユニバーサルサービスに関しては電気通信事業法で規制する方法があるのではないですか?。NTT法はNTTだけを規制する「非対称性規制」で、法の下の平等を定めた憲法14条に反する疑いもありますが、それが正当化された理由は「公正競争論」にありました。つまり競争が適当に行われたならば、電気通信事業者のサービスが拡充され、以ってComputer&Communication領域に於ける新産業の創出に資するという考えでした。果たしてこのような新自由主義的政策は効果を上

          はじめまして。

          皆さん、おはようございます。竹山智康です。 来年で還暦になります。 ですが世の中の不条理に苛立ち、政治家になって子どもたちにお腹いっぱいご飯を食べさせてあげたいと思っています。 このnoteでは、X(旧twitter)のアカウント@takeyapapaで連載する「覚書」シリーズのまとめや、ほぼ一週間おきに気になったことを記載していきたいと思っています。 ご愛読宜しくお願いします。m(_ _)m

          はじめまして。