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【繰り返シンガポール(another sky探訪)】その8…⭐「水曜どうでしょう」みたいな感じはどうでしょう(準備編)⭐

【記事累積:1646本目、連続投稿:689日目】

<探究対象…シンガポール、ナショナルデー、水曜どうでしょう、桃鉄>

2023年8月9日となり、シンガポールは58回目の独立記念日(ナショナルデー)を迎えました。去年に引き続き、今年もスケジュール調整が上手くいって、この日を第二の故郷シンガポールで過ごしております。去年は、朝からナショナルスタジアム周辺をウロウロして、それからマリーナイーストへ行き、マリーナ湾の向こう側に見えるサンズやシンガポールフライヤーの景色を眺めました。そしてマリーナイーストを南下し、橋を渡ってマリーナバラージを見学した後、サンズの方に向かうという「歩きまくりのナショナルデー」でした。夜はジャパ中時代の同僚とカフェで話し込んでいたら、花火の時間を過ぎていましたね。これはこれで素敵な8月9日となりました。【情報の収集】

これまでのナショナルデーでは、マリーナ地区に行き、花火を見ることがありました。マリーナの方に行くと、航空ショーであったり、花火であったりを楽しむことができます。ただこの辺りは非常に混雑していて、良い見学ポイントを確保するのも大変ですが、せっかく確保したポイントも、花火の時間帯が近づいて来ると入場規制がかかり、トイレで一度外に出ると再び入れなかったりします。そして花火が始まるまで、けっこうな時間待つことになるので、手元のスマホを見て時間を潰すしかありません。初めて花火を見るというのならば、待ち時間と花火の感動について「タイパ」は悪くないかもしれません。しかし何度も見ているだけに、あの長い待ち時間を耐えるに値するものだろうかという気持ちがあって、今回の8月9日をどう過ごすか迷っております。【情報の収集】

まあそれは夕方からの悩みであって、午前中から日中はどんな過ごし方をするのかというもう一つの悩みもあります。今回はどのようなナショナルデーの過ごし方をすると充実したものになるでしょうか。【課題の設定(その1)】

午前中、どこかのカフェでのんびり過ごすというのはシンガポールに住んでいるのならば悪くはありませんが、せっかくのナショナルデーを他国から旅行として来ているわけですから、のんびり過ごすというのは「滞在時間を上手く使えていない」のでもったいないと感じます。次に、去年のように足を使って散策してはどうかという考えが出てきました。これならばナショナルデーのシンガポールの雰囲気を感じることができます。ただ、この過ごし方の難点は、時間がかかっているわりに移動距離は稼げないため、景色の変化に乏しいことです。【整理・分析】

そこで今回はナショナルデーの様々な場所の雰囲気を効率よく味わうために、MRTで移動しようと考えました。バス移動の方が安上がりですが、バスは乗降車する人がいなければ止まらないので、いつどこで降りるべきかを考えるのが慌ただしくなりますし、路線も複雑なので把握が大変です。MRTの場合、多少運賃は高くなりますが、路線図は分かりやすく、全ての駅に停車するので、その都度、ここで降りるかどうかを判断することもできます。しかし、このどこの駅で降りるかの判断をその時々の思いつきでしてしまうと、単なる行き当たりばったりで終わってしまいます。【まとめ・表現】

そこで、私が大好きなテレビ番組の『水曜どうでしょう』のフォーマットを使ってみようというアイデアが頭をよぎりました。では、実際にどのようにすればMRTを使った散策を『水曜どうでしょう』風にすることができるのでしょうか。【課題の設定(その2)】

『水曜どうでしょう』の企画の中には、「サイコロの旅」というものがあります。これはサイコロの目それぞれにこの後の行動の選択肢が示され、サイコロを振ってその通りにしながら旅をするというものです。企画の回によって、深夜バスだったり、飛行機だったりして、出た目によってはゴールに一気に近づくこともあれば、かなり遠のいてしまうものもあります。このサイコロの目の偶然性によって一進一退で旅を続けるのは、単なる行き当たりばったりとは違ったゲーム感覚があって楽しめると思いました。【情報の収集】

そこで今回はどんなルールにすると、そこまで手間をかけずに進行できるか考えてみました。番組の企画ではスタッフがその都度、1から6の目に対応する選択肢を記入したボードを示し、演者である大泉洋と鈴井貴之がサイコロを振って一喜一憂しますが、私は一人で企画を遂行するため、その都度、1~6の目の選択肢を考えるのは自分裁量になってしまいますし、当然手間もかかります。この点については『桃鉄』のフォーマットを採用しようと考えました。『桃鉄』ではサイコロを振って、出た目の分だけコマを進めていきます。MRTの路線図を双六に見立てて、サイコロの出た目で進むようにすれば、サイコロの偶然性によって行先を決めることができ、ゲーム性も担保されます。【整理・分析】

また駅によっては他の路線に乗り換えることができるところがあります。その場合はその駅でサイコロを振り、例えば偶数が出たらそのまま駅を降り、奇数が出たら別の路線に乗り換えて、もう一度サイコロを振って進む駅数を決めればよいと考えました。ここまでで、サイコロの目によってどれくらい進むのか、偶数・奇数などで降りるか乗り換えるかについては決まりました。あとは、どちらの方向に進むかの決定要素が必要になります。これについても、進むことになったとき、最初に方向決めのサイコロを振って、例えば偶数ならばプラットフォームA、奇数ならばプラットフォームBとすれば問題ないと思います。そして方向が決まった後に進む駅数決めのサイコロを振っていくことになります。【整理・分析】

こうしてナショナルデーの散策を、『水曜どうでしょう』×『桃鉄』で行う企画がまとまりました。ここまでは「駅の移動のルール」ですが、駅を移動してどうするのかという「駅でのミッション」も決めておかねば、ただ移動し続けるだけになってしまいます。そもそもこの企画は、ナショナルデーをどのように過ごすかから始まっていて、去年のような過ごし方では「時間がかかっているわりに移動距離は稼げないため、景色の変化に乏しい」という難点の克服として考えたものです。そのため、サイコロを振って進んだ駅に降りたならば、駅周辺でナショナルデーの雰囲気が感じられる写真を撮影するというミッションをクリアすることで、色々な駅の変化のある景色を感じることができると思います。【まとめ・表現】

さて、この企画を成立させるために欠かせないアイテムは「サイコロ」です。サイコロなど普段から持ち歩いているはずもないので、調達が必要です。前日にこの企画について考えていたとき、昔から利用していたForumというショッピングモールのカフェにいたので、そのモール内にあるToys “R” Usに行ってみました。しかしたくさんのオモチャはあってもサイコロは見つけることができませんでした。そこで、少し離れた所にあるTanglin mallに行ってみました。こちらも昔から利用していたので、2Fに文房具や雑貨を扱っている店があることは知っていました。【まとめ・表現】

2Fのお店を回ったのですが、サイコロを見つけることができず、店員のおじさんさんに聞くと、奥の方に案内してくれました。そして無事サイコロを購入できたのです。店員さんが、「何に使うんだ」と質問してきたのですが、そのまま自分の企画を離すのは分かりにくいですし、気恥ずかしさもあるため、自分は教員で授業のちょっとしたゲームで使用すると伝えると、おじさんは笑顔で「You are good teacher!」とオーバーに褒めてくれました。サイコロの本当の目的が目的だけに、褒められると複雑な気分でした。【まとめ・表現】

これから一人で勝手に『水曜どうでしょう』×『桃鉄』の企画を実行するわけですが、移動はMRTなのであまり天候の影響は受けないとはいえ、降りた駅周辺で写真を撮るときに雨だと行動に制限がかかるので、天気が良いことを願いたいと思います。【まとめ・表現】

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