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「自分が成長できる企業はどこか?」という自分視点ではなく、「自分が成長させたい企業はどこか」

今朝、ウォーキングをした時にはまだ雨は降っていなかったのですが、家に戻ってきてからしばらくするとかなりの量の雨が降ってきました。
昨年は各地で大雨による被害が出ていました。今年は新型コロナでただでさえ多方面に影響が出ているので、それ以外の被害があまり出ないことを祈ります。

そうそう、最近、読書の量が増えてきています。これも新型コロナでWeb会議の回数が増え、移動時間がなくなったことによるメリットのひとつだと思っています。
読みたくてもなかなか読めていなかった分厚めの本もじっくりと読むことができました。

会社員時代は通勤ラッシュの電車が嫌でかなり朝早い電車に乗っていたこともあり、1ヶ月の間に何冊も本を読むことが出来ました。そして、読んで終わりにならないように後輩と一緒に仕事が終わった後に読書会というものを行っていました。
一緒の本を読んで気になったことを意見交換するという会です。

読書会のメリット

自分ひとりで読む以外に読書会を行うメリットとしてはこんなことがあります。

・自分が興味のある本以外の分野を読める
・他の人の考え方に触れることができる
→同じ本を読んでいるのに気になる箇所が結構違います。
・アウトプットをすることでより吸収されて定着していく

ただ、独立をしてからはひとりで本を読むことがとても増えていました。
そこで、一緒に研修に行くことが多い読書好きの友人と読書会をすることにしました。

お互いに住んでいるところは距離がありますが、Web会議システムが普及したこともあり、このようなイベントも場所・時間をあまり気にすることなく開催できるようになったのは本当に嬉しいですね。

転職と副業のかけ算 生涯年収を最大化する生き方

最初の一冊めは「転職と副業のかけ算 生涯年収を最大化する生き方 」という本です。

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著者の戸塚さんは長野県の短期大学卒業後、地方ホームセンターに入社し、その後、リクルートや楽天、スタートアップ企業など6社を経験し、現在はベンチャー企業で営業部長を勤めています。
また会社員でありながら、転職、副業というテーマのコンテンツを配信する副業を行い、年間約5億円の売上を個人で作っている方です。

私はこの戸塚さんのことは知らなくて、読書会の誘いに乗ってくれた友人が最初に一冊目として推してくれた一冊です。
会社経営をしている私が転職するということは考えられないので、自分であれば本屋にいっても手に取ることのない一冊です。
やはり読書会は面白いですね!

戸塚さんは著書の中で転職活動のことを【自分を「商品」として企業へ売りに行く】と表現をされています。
そのため、この本は【営業】【分かりやすく相手に伝える】ことを考えるのにもとても良い一冊です。

仕事術:自分が成長させたい企業はどこか

働くうえでは「自分が成長できる企業はどこか?」という自分視点だけではなく、「自分が成長させたい企業はどこか」という企業を併せ持っていないと、いつまでも受け身の姿勢でいることしかできません。

これも転職活動について書かれているのですが、私は営業、企業と企業がつながるという視点で読んでいました。

独立をしてからはもちろん、私が会社員の時から大切にしていたことは「何をするか」よりも「誰とするのか」ということです。
そのため、たくさん本を読んだり、多くの経営者の対談記事、その方が書かれているブログなどを読んで、その方にアプローチをして多くの方とご縁をいただいています。

「この商品を売りたい」という視点だけでは少し寂しいですよね。ワークライフバランスとはいいつつも人生においてかなりの時間を仕事に使います。
そのため、せっかく仕事をするなら「お金」だけではなく、自分の人生をより充実したものにしていきたい。

そう考えると「自分が成長させたい企業はどこか」という視点は大切だと思います。

どの企業と、どんな仕事をして、どんな社会をつくっていきたいのか、そのイメージをできる限り具体的に考え行動していく。
そんな中で素敵な出会いや仕事につながっていくと思います。

仕事術:プロセスを具体的に説明できる

「売り上げがXXXXくらい上がりました」「XXXな成果が上がりました」というような話は多くの企業の会議で聞く会話です。

でも大切なことはきちんと自分で考えて動いた結果なのかということ。

たまたま外部要因が大きく働いたのか。(たまたまの外部要因だったとしてもそのチャンスを捉えたことはもちろん大きい)
自分で考えて動いた結果なのか。

他の人にプロセスを説明することがなかったとしても、その結果にいたるまでのプロセス・ストーリーとどこが有効的な打ち手だったのかを自分できちんと理解できておかないと再現性が低く、いつまで経っても不安な思いで動き続けないといけないので、自分のためにプロセスを説明できるような状態にしておくことは大切だと思います。ただ、以前の成功法則が違う場面で有効かどうかは別の話です。

仕事術:能力を高めるための訓練の場は「自分が経験したことのない仕事」の中に潜んでいる。

世の中で必要とされる「価値の高い能力」を得られる機会は、あなたにも必ずあります。
そうした機会を目の前にしながら「どうせ同じ給料なら働かない方がいい」とか「上司に評価されないからやらない」と考えてしまうのは大きな機会損失です。

こんな会話、周りで聞いたことはないですか?笑。

私は会社員の時には「どうせ同じ給料なら働かない方がいい」とか「上司に評価されないからやらない」と思ったことはあまりなかったと思います。
仕事がうまくいかず落ち込んでいた時やふてくされていた時はありましたが、、、笑。

どちらかというと自分にとっては給料よりも仕事を通して「尊敬している方たちとの出会い」の方が嬉しかったからだと思います。
順番が多くの方とは逆で「尊敬している方たちとの出会い」が自分にとっての報酬であり、その方たちとご縁をいただくには何かしらの仕事の接点がないといけないので必死になってその方の困りごとを探していたと思います。

話が脱線してしまいました。今年、私は今までにないテーマでの講演の機会をいただきました。


「想いをカタチにする仕事術」


何十人、何百人、十万人もいる経営者、役員の方に私がお話しできることがあるのかと不安になりお断りしようと思ったのですが、お声がけいただいたということはきっとお役に立てることがあると思い、当日まで内容を考えました。
そうすると、何よりも、自分が今までどんなことを大切にしてきたのか、現在に至るまでにどのようなプロセスを経てきたのか…といったことを整理するとてもいい機会になりました。

またそのテーマで講演をやったことを知った他の方から「若手経営者向けにそのテーマで講演をやってほしい」という依頼をいただきました。
損得だけではなく、目の前にあることに全力投球してみることが次につながる、そんなことを感じました。

さて、次の読書会の本はこちら。ある方が勧めている本でずっと気になっていたので読んでみたいと思います。
「読書会に参加したい!」という方がいればご連絡ください(^^)










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