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〈経済論壇から〉ウクライナ侵攻の波紋 人に投資する資本主義/日本のインフレの行方

日本経済新聞朝刊にて連載している拙評「経済論壇から」。3月の経済論壇で取り上げられた論考の中から、興味深いものを3つのテーマに絞ってご紹介しています。さて、今月の論考として、

●ロシア軍のウクライナ侵攻の政治経済的影響に関する論考
 ケネス・ロゴフ・ハーバード大学教授(週刊東洋経済3月19日号)
 下斗米伸夫・神奈川大学特別招聘教授(週刊エコノミスト3月22日号)
 西村清彦・政策研究大学院大学教授(3月16日付経済教室)

●「新しい資本主義」に関する論考
 翁百合・日本総合研究所理事長(3月21日付経済教室)
 堂目卓生・大阪大学教授(3月18日付経済教室)
 川北英隆・京都大学特任教授(日経ヴェリタス3月6日号)

●日本のインフレと金利と政策運営に関する論考
 坂井豊貴・慶應義塾大学教授(中央公論4月号)
 片桐満・法政大学准教授(週刊東洋経済3月5日号)

を取り上げました。

2月24日にロシア軍がウクライナに侵攻してから約1か月。3月の経済論壇でもウクライナ侵攻を巡る論考が早くも出始めました。今しばらくはこうした世界情勢から目が離せません。

執筆担当10年目に向けて

2013年4月より日本経済新聞の「経済論壇から」と題した論壇時評を執筆させて頂き、2022年3月でまる9年間担当させて頂きました。皆様のお蔭と深く感謝申し上げます。いよいよ4月から10年目に突入致します。毎月の経済論壇で注目すべき論考を取り上げ、経済論壇の潮流を読み解きたいと思っております。是非引き続きご一読頂ければ幸いです。

これまでの9年間で、本欄で取り上げた論考の掲載誌(紙)の論考数ランキングは、次のようになっています。

経済教室:193
週刊東洋経済:146(除オンライン143)
週刊エコノミスト:134
週刊ダイヤモンド:61(除オンライン57)
中央公論:58
経済セミナー:44
日経ヴェリタス:21
Voice:18
やさしい経済学(含む創論・時論):18
WEDGE:17
世界経済評論:7
文藝春秋:7
アステイオン:7
月刊資本市場:6
世界:3
日経ビジネス:3
ハーバードビジネスレビュー:3
週刊金融財政事情:3
週刊社会保障:2
現代ビジネス:2
税経通信:1
正論:1
日本労働研究雑誌:1
エネルギーフォーラム:1
ジュリスト:1

#日経COMEMO #NIKKEI

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