貿易戦争は次なる危機の引き金か。新興国、そして日本…

米プリンストン大学の清滝信宏教授へのインタビュー記事が秀逸である。

世界金融危機を振り返り、危機に対して迅速かつ信頼性の高い政策で対処することで、市場の不安を和らげることの重要性を説く。

米国の利上げで新興国での資本流出が予想される中、米国の追加関税の発動と時期が重なり、不安定化を助長しかねない。通貨危機は経常収支・貿易収支とも関連していることを思い起こさせる。

日本への注文も忘れないのが、清滝先生らしいところ。

清滝信宏

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