北野武男

福井県の国特別史跡「一乗谷朝倉氏遺跡」や国史跡「白山平泉寺旧境内」などの史跡での撮影を…

北野武男

福井県の国特別史跡「一乗谷朝倉氏遺跡」や国史跡「白山平泉寺旧境内」などの史跡での撮影をライフワークにしています。撮影テーマである「祈り」と「いのち」に基づいた画像が主体の投稿記事です。併せて山村や廃村の原風景も投稿させていただくことがあります。

マガジン

  • つぶやき(一乗谷・平泉寺)

    つぶやき記事を収録

  • 写文集「平泉寺 祈りの情景」

    国史跡「白山平泉寺旧境内」(福井県)の祈りの情景を、現場百ペン主義に基づき撮りためた投稿記事の集録です。このマガジン自体は有料ではありません。

  • 写文集「 そうだったのか! 一乗谷 」

    こんなこと、あんなこと、知られざる情景を現場百ペン主義に基づいて写真と文章で綴った記事を集録しました。(随時、記事を追加していく予定です。このマガジン自体は現在も今後も有料ではありません。)

  • 私の備忘録

    独学我流で写真を学んでいる私の立場から必読の記事を掲載させていただきます。

  • Nostalgic Villages 郷愁の山里

    福井県勝山市北谷町の集落の情景を掲載しています。 当マガジン自体は有料化しません。

記事一覧

今日はお顔を拝する日

 司馬遼太郎がその著「 街道をゆく 18 」の中で「日本一の苔の境内」と絶賛しています。  その国史跡「白山平泉寺旧境内」(通称:平泉寺;福井県勝山市)は心の観光地…

北野武男
6時間前
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都知事選挙の或る候補者の街宣のユーチューブにハマってしまい、デスクワーク(ノート投稿記事の作成や撮影データのチェック)がはかどらない。
でも彼の演説には心が揺さぶられる。「シンプル イズ ザ ベスト」が大切だと痛感する。そういう意味では写真創作も同じ。

   一乗杉 「痕跡」👇

北野武男
1日前
41

私の知人が私とは全く別の立場・視点で朝倉氏遺跡や平泉寺を紹介するアカウントを作りました。今後が楽しみです。
その中の記事を一つ以下に貼りました。よろしければ読んでみてください。
    https://note.com/sanzoku_oh/n/n2e5feef3fb56

国特別史跡
一乗谷朝倉氏遺跡 「一乗杉の朝」👇

北野武男
2日前
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「一木一草」 (平泉寺編)

 随筆家、白洲正子の次の言葉に「一木一草」への想いの一端を感じました。   白洲正子の世界観の根底には、自然界のあらゆるもの、一木一草にも魂が宿っているという、…

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北野武男
3日前
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写真展のご案内です。
 「白山平泉寺写真展」夏秋編
期日:7月1日~7月30日
会場:福井県勝山市「ゆめおーれ勝山」
主催:特定非営利活動法人まちづくり勝山  協力:勝山市
展示作品は勝山市収蔵の私の作品です。
平泉寺へお越しの際はぜひお立ち寄りください。

  平泉寺白山神社👇

北野武男
4日前
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「一木一草」 (一乗谷編)

 前田真三写真集「一木一草」(グラフィック社刊、1984年)に、楠本憲吉氏(俳人)が序文を寄せています。少し長いですが、抜粋して紹介させていただきます。  以上の引…

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北野武男
5日前
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先日、福井県立一乗谷朝倉氏遺跡博物館より特別展開会式出席のご案内をいただきました。同展は以下の通り開催されます👇
     https://asakura-museum.pref.fukui.lg.jp/event/archives/112
私も写真で間接的に協力させていただいています。
もし機会がありましたらぜひお越しください。

  一乗谷の空👇

北野武男
6日前
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先日、待望(?)の梅雨入り。「雨の日は撮影行」は私の口癖の一つ。
早速、一乗谷へ。雨合羽、長靴、三脚にはフレキシブルアーム付きの傘を装着。完全装備だ。
雨天でも観光客は多い。彼らには目もくれず撮影に没頭。
でもやはり「ナニコレ」画像しか撮れなかった。
拙作に疲労だけが残った一日😫

北野武男
7日前
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「影」と「翳」 -3-

 光の傍らには影が現れます。その影を翳りとして捉えた場合、そこに目には見えなかった「気配」を感じる、これは私が朝倉氏遺跡や平泉寺を撮っているときに生じる感覚です…

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北野武男
8日前
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大和路回想 -14-

 2009年9月17日に初めて室生寺を訪れました。「初めて室生寺」というより「最初で最後の室生寺」と言った方が正しいかもしれません。  今回は写真だけによる室生…

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北野武男
9日前
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先日、ある所から写真展開催のご依頼をいただいた。夏と秋の前後期2回。実は年初に別の機関からも別内容での展示のお話があり、晩秋に開催が決定している。
いづれも準備から撤収まで主催者側が主体なので、心身の衰えが目立つ高齢の身には本当に有難く感謝している。

 「一乗谷 晩秋の祈り」👇

北野武男
10日前
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大和路回想 -13-

 今回も、これから開花を迎える花の写真を貼らせていただきます。  奈良市の中心部から外れたいわゆる「西ノ京」と呼ばれる区域にある喜光寺の蓮の花がテーマです。  す…

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北野武男
11日前
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ダメだ。今日も見てしまった。年甲斐もなく涙が止まらない。
雨の中で傘もささずに、魂の演説。それを聞き入る希望に満ちた人々の顔顔顔。
そこには、ほとばしる情熱と希望と願いがみなぎっていた。
今まで見たことのない遥か遠くの東京の光景。
今日も感動しかなかった。

  一乗杉の夜明け👇

北野武男
11日前
36

昨日は一日中 YouTube に釘付けになってしまった。
こんな候補者もいるんだ!と感動した。見識・人格兼備、それが画面からひしひしと伝わってきた。彼の立ち振る舞い、演説に何度涙したことか。こんなことは初めてだった。私には縁もゆかりもない所の選挙風景。

 一乗谷朝倉氏遺跡にて👇

北野武男
12日前
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大和路回想 -12-

 今回は今の時期に見合ったアジサイを紹介させていただきます。大和路のアジサイと言えば、私の中では「矢田寺」です。  初めて矢田寺を訪れたのは2009年6月30日…

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北野武男
13日前
44

けんめいにみんな生きてるんだ

 二階建てのモルタル塗りの立派な作業小屋だったことが分かります。  この廃屋(上掲の①画像)を見た瞬間、私は二つのモチーフに気づきました。  一つは野生の白百合(…

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北野武男
2週間前
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今日はお顔を拝する日

 司馬遼太郎がその著「 街道をゆく 18 」の中で「日本一の苔の境内」と絶賛しています。  その国史跡「白山平泉寺旧境内」(通称:平泉寺;福井県勝山市)は心の観光地として最近、注目を浴びている聖地です。  全国から平泉寺だけをピンポイントで訪れるリピーターさんも少なくありません。(近くに東尋坊や永平寺などの有名観光地があるにもかかわらずです。)     ***見出し画像は「平泉寺旧参道石畳」です***    一年を切りました。来年(2025年)5月下旬に平泉寺白山神社三十三

都知事選挙の或る候補者の街宣のユーチューブにハマってしまい、デスクワーク(ノート投稿記事の作成や撮影データのチェック)がはかどらない。 でも彼の演説には心が揺さぶられる。「シンプル イズ ザ ベスト」が大切だと痛感する。そういう意味では写真創作も同じ。    一乗杉 「痕跡」👇

私の知人が私とは全く別の立場・視点で朝倉氏遺跡や平泉寺を紹介するアカウントを作りました。今後が楽しみです。 その中の記事を一つ以下に貼りました。よろしければ読んでみてください。     https://note.com/sanzoku_oh/n/n2e5feef3fb56 国特別史跡 一乗谷朝倉氏遺跡 「一乗杉の朝」👇

「一木一草」 (平泉寺編)

 随筆家、白洲正子の次の言葉に「一木一草」への想いの一端を感じました。   白洲正子の世界観の根底には、自然界のあらゆるもの、一木一草にも魂が宿っているという、いわゆる「山川草木悉皆仏性」の感じ方があるように思います。  これは古来より培われてきた日本人の感性そのものでしょう。  白洲正子の孫、白洲信哉氏は上掲の同著の中で、彼女(白洲正子)の母が遺した句を紹介しています。         道の辺の小石ひとつも世の中に           かくべからざるものとし思ふ  そ

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写真展のご案内です。  「白山平泉寺写真展」夏秋編 期日:7月1日~7月30日 会場:福井県勝山市「ゆめおーれ勝山」 主催:特定非営利活動法人まちづくり勝山  協力:勝山市 展示作品は勝山市収蔵の私の作品です。 平泉寺へお越しの際はぜひお立ち寄りください。   平泉寺白山神社👇

「一木一草」 (一乗谷編)

 前田真三写真集「一木一草」(グラフィック社刊、1984年)に、楠本憲吉氏(俳人)が序文を寄せています。少し長いですが、抜粋して紹介させていただきます。  以上の引用文の前後にもまだ楠本健吉氏の想いが綴られていますが、一部のみ紹介させていただきました。  前田真三は我が国の代表的な自然風景写真家でした。北海道美瑛を世に知らしめた写真家としても有名です。多くのカメラマンや観光客が彼の作品に魅かれて美瑛を訪れようになりました。  私は表面的に美しいだけの風景にはあまり心が動

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先日、福井県立一乗谷朝倉氏遺跡博物館より特別展開会式出席のご案内をいただきました。同展は以下の通り開催されます👇      https://asakura-museum.pref.fukui.lg.jp/event/archives/112 私も写真で間接的に協力させていただいています。 もし機会がありましたらぜひお越しください。   一乗谷の空👇

先日、待望(?)の梅雨入り。「雨の日は撮影行」は私の口癖の一つ。 早速、一乗谷へ。雨合羽、長靴、三脚にはフレキシブルアーム付きの傘を装着。完全装備だ。 雨天でも観光客は多い。彼らには目もくれず撮影に没頭。 でもやはり「ナニコレ」画像しか撮れなかった。 拙作に疲労だけが残った一日😫

「影」と「翳」 -3-

 光の傍らには影が現れます。その影を翳りとして捉えた場合、そこに目には見えなかった「気配」を感じる、これは私が朝倉氏遺跡や平泉寺を撮っているときに生じる感覚です。  「陰翳」をファインダーを通して見つめることによって、「風景」から「情景」へと写真表現を高めたい、と無理を承知で試行錯誤して撮ることがあります。

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100

大和路回想 -14-

 2009年9月17日に初めて室生寺を訪れました。「初めて室生寺」というより「最初で最後の室生寺」と言った方が正しいかもしれません。  今回は写真だけによる室生寺回想です。  拙稿「とる・なら・ひとり旅 ③ 」(2021年9月6日投稿)の28枚から現像し直した16枚だけ再び貼らせていただきます。キャプションは省きました。拙作ばかりで恐縮ですがご覧いただけるとうれしいです。

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先日、ある所から写真展開催のご依頼をいただいた。夏と秋の前後期2回。実は年初に別の機関からも別内容での展示のお話があり、晩秋に開催が決定している。 いづれも準備から撤収まで主催者側が主体なので、心身の衰えが目立つ高齢の身には本当に有難く感謝している。  「一乗谷 晩秋の祈り」👇

大和路回想 -13-

 今回も、これから開花を迎える花の写真を貼らせていただきます。  奈良市の中心部から外れたいわゆる「西ノ京」と呼ばれる区域にある喜光寺の蓮の花がテーマです。  すべて2009年7月01日の午前中に撮った画像です。拙稿「とる・なら・ひとり旅 ④」(2021年9月14日投稿)の中の画像をあらためて現像し直した14枚、古い画像で恐縮ですがどうぞご覧ください。

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ダメだ。今日も見てしまった。年甲斐もなく涙が止まらない。 雨の中で傘もささずに、魂の演説。それを聞き入る希望に満ちた人々の顔顔顔。 そこには、ほとばしる情熱と希望と願いがみなぎっていた。 今まで見たことのない遥か遠くの東京の光景。 今日も感動しかなかった。   一乗杉の夜明け👇

昨日は一日中 YouTube に釘付けになってしまった。 こんな候補者もいるんだ!と感動した。見識・人格兼備、それが画面からひしひしと伝わってきた。彼の立ち振る舞い、演説に何度涙したことか。こんなことは初めてだった。私には縁もゆかりもない所の選挙風景。  一乗谷朝倉氏遺跡にて👇

大和路回想 -12-

 今回は今の時期に見合ったアジサイを紹介させていただきます。大和路のアジサイと言えば、私の中では「矢田寺」です。  初めて矢田寺を訪れたのは2009年6月30日でした。その時に撮った画像です。  なお、今回の画像は拙稿「とる・なら・ひとり旅 ⑧」(2021.9.26投稿)の画像18枚の中から15枚、すべて現像をし直したものです。再掲で恐縮ですが、ご覧いただけるとうれしいです。

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けんめいにみんな生きてるんだ

 二階建てのモルタル塗りの立派な作業小屋だったことが分かります。  この廃屋(上掲の①画像)を見た瞬間、私は二つのモチーフに気づきました。  一つは野生の白百合(テッポウユリ)です。この画像からは見えませんが、屋根の後ろのつぶれた部分にも白百合が逞しく咲いています。  もう一つは、軒下に下がっているどう猛なスズメバチの巣です。    白百合とスズメバチ、この二つに共通することは、一生懸命「生きている」ということです。  今回はこの二つの「いのち」を記録写真ではなく、「いのちの

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