見出し画像

けんめいにみんな生きてるんだ



福井県勝山市北谷町の限界集落、谷村の作業小屋

 二階建てのモルタル塗りの立派な作業小屋だったことが分かります。
 この廃屋(上掲の①画像)を見た瞬間、私は二つのモチーフに気づきました。
 一つは野生の白百合(テッポウユリ)です。この画像からは見えませんが、屋根の後ろのつぶれた部分にも白百合が逞しく咲いています。
 もう一つは、軒下に下がっているどう猛なスズメバチの巣です。
 
 白百合とスズメバチ、この二つに共通することは、一生懸命「生きている」ということです。
 今回はこの二つの「いのち」を記録写真ではなく、「いのちの尊さ」という視点で表現することを試みてみました。

 12枚、どれも拙作の域を出ませんが、ご覧くださるとうれしいです。



ここから先は

1,675字 / 14画像

¥ 100

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?