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私の備忘録

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独学我流で写真を学んでいる私の立場から必読の記事を掲載させていただきます。
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記事一覧

ミニチュア 塀から咲きこぼれるあじさいたち

ミニチュア作家のいわなり ちさとです。 紹介した作品は販売します。気軽にお問い合わせください。 昨日、制作途中のあじさいの作品のことに少し触れました。 記事の中で書いたように北野さんの大和路回想-12の中の③の画像を見てこれが作りたいと思いました。 石垣の上の青いあじさい。 とても美しく、日本らしい情景。 これを作りたくて青いあじさいを70輪も作りました。 そして、葉はその倍、140枚ほど。 一輪に小花が18輪ほど。 18x70=1260 こんなに作ったので半月あま

ひとりごと

いつもありがとうございます。 ひとりごとなので、コメントは有難くいただきますが、 返信は致しませんので、よろしくお願い致します🦉

詩ことばの森(191)「不思議な御堂」

不思議な御堂 御堂に手をあわせてみた べつに何があったわけでもない ふと そうしたのだった 手をあわせたら 不思議と心がおちついた 祀られている 神様や仏様のことは よくわからなかったけど きれいにお掃除されていて 大切にされているんだな なんだかせいせいした気分で ぼくは しばらく はなれがたかった

昨日の紫陽花を愛でる@界隈

黒豆

父が亡くなり 母が亡くなり 気がつけば、ひとり もう喧嘩する相手もいないんだな・・・ 今年の正月 初めて自分で黒豆を煮た ネットで調べて、柔らかく・・・ 多分、母よりもうまくできあがったと思うんだ でも、なんか違うんだ きっと食べたかった味じゃないんだ もし、母に食べさせたらなんて言うのか? 「柔らかくできたね」 って、笑うのか? それとも 「こうやった方がいいんだよ」 って、文句を言うのか? なんてことを考えたら なんか涙がでた しょっぱい黒豆だ

ツバメのエール

どうやら間も無く、ツバメの巣立ちの時期らしい。 その日のための練習をしているのだろう、 まだ身体の小さな、ツバメの飛ぶ姿を見かけるようになってきた。 まだ高く飛ぶのは難しいからなのか、 私の目線の少し上くらいの高さで見かけることもよくある。 それがとても可愛らしいのと、こちらまでドキドキしてしまうのとで、 頑張れ〜!と心から応援したくなる。 ツバメのお母さんたちも、こんな気持ちでいるのだろうか。 そんなふうに、ぼんやり思いながら歩いているうちに、自分まで励まされてい

自分のためにコーヒーを淹れる

なんで人に淹れてもらうコーヒーって、 こんなに美味しいんだろう。 コーヒーに限らず、お茶でも紅茶でも、 自分で淹れるよりもずっと美味しく感じる。 あの喫茶店の一杯を自宅でもと思い、 同じコーヒー豆を買って帰っても、 同じようにはいかない。 もちろんマスターの腕が良いとか、 使っている道具が違うとか、様々な要因はある。 お店やスタッフの雰囲気も、 その味をより良くしてくれている。 けれど、それだけではない。 誰かのために淹れてくれているからだ。 シンプルだけど、

ものの芽という言葉

 先日、大叔母さんが亡くなった。八十二歳だった。帰省するたびに会いに行っていた大叔母さんは、長いあいだ自宅のベッドで寝たきりだったけれど、きちんとした会話ができるくらいには充分に元気だったので、突然の訃報にはショック以上のものがある。  大叔母さんの自宅の玄関には、一枚の水彩画が飾られてあった。いままさに開花しようとする紫色の花と、いくつかの小さな芽を描いた絵。その絵の脇には一句、達筆でこう記されてあった。   何某としらぬものの芽拡がれり  きけば、絵も俳句も大叔母さ

この影は誰のかな❣️📚sss

この影は手の影ですよね。 ちょっと人差し指が太いような気はしますけど 光の当たり方で こんな風になってんじゃないのかな。 よく見て下さいよ。 よく見てますよ。 指の数も5本ちゃんと影に写ってますよね。 ちょっと小指も太いような気はしますけどね。 えっ! 違うんですか。 ではちょっとヒキで見てみましょうか。 えっ、えっ! これって、もしかして、ひょっとして。 ハクセキレイさんじゃないですか。 ですよね。 ハクセキレイさんの影絵でした! ハクセキレイさん可愛いでしょ。

散歩の時は、なるべく土の上を歩きたい🌿 地面には草花が、土の下にも数え切れないほどの命がそこにはあり🌍自分もその一部だと感じられる 人は自分で選んだこの時代で、自分の好きなように 生きられるけど 植物達は、与えられたその場所で 淡々とやるべき事をしている…すごいなぁ

詩ことばの森(169)「夕暮の湖で」

夕暮の湖で 樹木に宿る 火の命が燃えている たがいに競い合い 傷つけさえもいる 湖水は涼しげな波を浮かばせるが 水底は不安げな闇を沈ませている 夕暮間近は 時を忘れるほど静寂だ 孤独を抱えてたたずむ者を 永遠の夢に漂わせて止まない 古い時代の 華やかな貴婦人やもののふたち 水の上に浮かぶ 荘厳な御社の影がゆれる それらにともなう悲劇の数多が 幻となって立ち上ってくる けれども風が 森を震わせる瞬間 すべてが消えてしまう やがて湖水が闇に包まれていく (森雪拾)

どこかで梅雨入りしてましたね

石村嘉成さんの個展のこと

先日、 「石村嘉成展 生き物バンザイ」に行ってきました。 写真からもその素晴らしさが溢れるほど、 力強い作品ではありますが、 空間に入って行くと、 肌に伝わってくるような温かさであったり、 訴えかけるような生き物たちの声を、 作品を通して聞かせてもらえているような、 そんな感覚になりました。 作品の中の生き物たちは、魂が宿っているような、 " 生きている " 眼をしています。 石田嘉成さんは、 世界中の生き物たちへの興味を遥かに超え、 心から愛し、心から尊敬をしている。