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時代の足跡として

新聞や雑誌、それに書籍は物だから時代の足跡として、時代の記憶として残るのだが、このnoteの記事は一体どうなるのかな?と思う。

ここ2〜3日であった出来事としては、一年余り続けていたインターネットでの人権活動を中止したことだ。案外反応がなかったのはウェブ・サイトだったのだが、内容が精神保健福祉改革や患者の人権侵害についての改善等の内容だし、社会的には重要な問題だと思ったのだが、Googleの検索エンジンのAIが判断してくれないとどうにもならない。現代情報社会に君臨する神の如き存在だな。Googleの検索エンジンのAIは。

それと同時にSNSでのXでいろいろとポストを試したり、署名サイトのChange.org のシェアを行ったりしたが空振り。フォロワーはFacebookとXを合わせて1000名近くはいるはずだがすべて空振り。精神疾患に関する話題はタブーらしい、なぜか分からないが。

というのも厚生労働省のHPによると心の病には生涯の間に国民の5人に1人が罹り、誰でも罹る疾患であると明記してある。いわば国民病と言える割合なのだ。もちろん5大疾病として指定されている。

ところが厚生労働省は二枚舌で、表向きは病気として扱いながら、罹った途端に障害者扱いし、障害者として人権を剥奪し、就労支援施設で抑圧的な低賃金労働環境に押し込める。というようなことを各政党やメディア、国連に日弁連にと投書フォームに投書をし続けてみたが、返信は帰ってこないのでどうなっていることやら。社会に大きな影響を及ぼすと言われる社会的ハブ団体をセレクトして意見を送付したほうが、世論に訴えて数の力を借りるよりも話が早いと思った。昔読んでいた「複雑ネットワーク」の本に書かれていたので試してみたが、相手も人の子、自分の意見は全て弾かれている恐れがあるよな。そこが虚しい。

ただし、障害者基本法や障害者権利条約では障害者(自分は心の病をそう捉えていないが)の言うことを聞くということが明記されているし、日本の各政党は公党として有権者としての精神疾患患者の意見を聞く義務は存在すると考えている。意見を採用するかどうかは政党の姿勢に委ねられるのはもちろんだが。

昨日は日本共産党の機関誌赤旗の編集局から返信のメールが届き、自分のメールを担当部署に送ったという内容が書かれていた。これは喜んで良いのかどうか迷うのだが、いちおうは自分の意見に一定の価値を認めて情報共有するということだから、ひとまずは喜んでいいだろう。二通のメールがそのような扱いになったこともあり、この機会に一年余り続けていたインターネットでの人権活動を中止することに決めた。

たぶん日本共産党の政策には反映されないと思うが、精神疾患患者のメールが一定の価値を持つ投書として扱われたのは、ある意味大きな価値を持つと思うのだ。
他の政党にも同様のメールを送っていたが、そちらからは返信が送られてこないので、自分の意見がどのように反映したのかはサッパリ分からない。なにか政治の動きにつながればいいと思うが。

それから、いきなり数学学習を始めようと思って岩波書店の数学書を揃えた。昔は理系少年だったし、学歴的には短大の服飾デザイン科なのだが、これは病院入院後ということもあったし、行動遺伝学によると両親の知能にある範囲でだいたい知能は近似するとは書かれているので、元大学教授の息子の自分もそんなに馬鹿ではないというか、数学ぐらいは解けそうな気もする。昔はクラスで一番の成績を取った経験もあるし。
これからの日課は、午前中はデイケアに行って数学を解いたりタブレットでnoteを書いたりして、午後から夜にかけてぼちぼちと絵画制作をしようと考えている。

病気療養中ということもあり、道楽者と思われそうだが、一種の趣味人、さらにいえば数奇者や文人墨客ぐらいに捉えてもらいたいものだ。厚労省の定めた福祉制度のせいで押しつぶされそうな環境を生き延びてきたのだから。(笑)


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