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日本には、4つの国立博物館がある。

こんばんは。11月も下旬に差し掛かりつつあり、今年の終わりがいよいよ近づいてしまっているなと感じて震える毎日を過ごしている、私です。

唐突ですが、最近旅行にまつわる記事を書きすぎている気がしますので、わかりやすいようにマガジンにまとめてみました。

いやね、単純明快な理由として旅行に行きまくっているだけなんです。学生時代のうちに出来ることはしておきたいと思った時に、ある程度時間を取られてしまう旅行は真っ先に選択肢として思い浮かぶんですよね、やっぱり。

日本、良い所が多すぎます。何年か前なんかは海外旅行こそ旅行!みたいな感覚はありましたが、例のアレの大流行によりガラッと価値観が変わりました。こんな近くに、こんないいものがこんなにも沢山あるなんて。自国を知ってからこそ全てが始まる気もしますから、ゆくゆくは全県制覇を目指したいですね。

さて今回も旅行にまつわるお話ですが、ひとつのテーマで複数の旅行を横断してみようと思います。それではよろしくお願いします。


日本にある4つの国立博物館

突然ですが皆さん、国立博物館と聞いてどこを思い浮かべますか?そしていくつあると思いますか?もうタイトルで答えてしまっているのですが、文章的にね、便宜上このような書き方をするのが定番ですからお許しを。メタ的な話ですけども。

日本には4箇所、国立博物館が存在しています。独立行政法人 国立文化財機構によって運営されているそうです。少し引用しますね。

国立文化財機構は、我が国の国立博物館として、
有形文化財の収集、保管、展示を通じ、
貴重な国民的財産である文化財を
次世代に継承するとともに、 
文化財研究に関するナショナルセンターとして、 
文化財に関する専門的又は技術的事項に関する
調査研究等において、
中核的な役割を果たします。
 https://www.nich.go.jp/

だそうです。頑張ってください。
私自身、具体的にどこに国立博物館があるかは全く知らなかったのですが、大宰府に旅行に行った時にたまたまその1つを見つけたんです。

九州国立博物館

入口です

それがこちら、九州国立博物館です。太宰府天満宮から歩いてすぐの場所にあるんですが、前回来た時は全く気づきませんでした。いつ出来たんでしょうかね??

調べてみると2005年10月16日開館でした。うん、ただ気づいてなかっただけのようです。日本の4つの国立博物館の中では1番の新参者で、そのためか後々出てくる国立博物館たちよりもスタイリッシュな印象がありました。

ずんずん
ずんずんずん

山の中に作られているからでしょうか、入口から入るとエスカレーターと動く歩道の無限回廊が広がっていました。何だか熱海のMOA美術館を彷彿とさせるような雰囲気でしたね。まああそこは露骨なインスタ映え狙いがありそうな所ですが。

本体だ!

そうしてしばらく移動して、ようやく本体のお出ましです。波打ったフォルムは非常にかっこよく、ドデカさに圧倒されました。

ポンペイ展は、行けず。

こちらが中の様子です。いやー、非常にオシャレでした。ポンペイ展と沢山書かれていますが、少し早いタイミングで来てしまったのでまだ開催されていませんでした。残念残念。
しかし、もちろん常設展があるので今回はそちらに行きました。

こういうのワクワクする

展示室の構成はこのような感じで、日本の歴史を順番に学ぶことができるようになっていました。学生たちの集団の姿もあり、校外学習などで活用されているようです。

このような施設って、中学生の時に学校の行事として行った時には、あまり魅力が分からなかったんですよね。行かされてる感、と言うんでしょうか。修学旅行で寺社仏閣に行く事も、あまり良さが分からなかったものです。

しかし高校、大学と勉学を重ねていくことによって、知識が溜まり、それによってどんどん楽しさがわかるようになってきました。わかることは分ける事とよく言いますが、違いや文脈を理解出来るようになることは、何を楽しむにおいても非常に重要だと、改めて痛感しました。

今では自主的に美術館や博物館、寺社仏閣に行きますからね。むしろ行きたくて仕方がない。
そう考えると勉強って良いですね、ほんと。
校外学習中の中高生の姿を見る度に、そんなことを考えたりします。

めちゃくちゃ話が逸れましたね、失敬失敬。とにかく自分が学んだことが無駄じゃないことを感じれるんです。あー、やったやった!うんうんそうでしたそうでした、というような日本の歴史の答え合わせをここで行うことができ、大満足でした。

大宰府に行かれる時には、是非ともこちらにも足を運んでみてください。オススメですから、ほんと。

この九州国立博物館での体験が非常に有意義であったので、私は日本の国立博物館を全制覇する、という新たな目標をその場で立てました。その場で国立博物館について調べ、予定を構築していったのです。
続いての国立博物館に、では参りましょうか。

奈良国立博物館

鹿

さて2箇所目はこちら、奈良国立博物館です。こちらは興福寺や東大寺、言うてしまえば奈良公園辺りにあるのですが、意外と行ったことがありませんでした。どうしても盧舎那仏坐像のインパクトに負けてしまうところが、、、ありましてね。

しかしこちらも負けていません。なぜなら毎年あの特別展で多くの人が訪れますから。それはもちろんこちら。

やっと行けました

そうです、正倉院展です。毎年秋の定番ですよね。2週間限定の特別展、さらに1度展示された作品は数十年は出てこない、という特別感のオンパレードですから、そりゃあ多くの人が来ますよ。

今回は第74回ということですが、いやー、歴史がありますね。ちなみに3日前に閉幕していますので、もう今年は諦めてください。すまん、書くのが遅れて。

そもそも正倉院の宝物とはなんなのでしょうか。引用します!!私が説明するより、わかりやすいですから。

正倉院宝物とは

正倉院宝庫には様々な経緯で宝物が納められたと考えられますが、大きくは、
①天平勝宝八歳 (七五六)六月二十一日以降五回にわたり、光明皇后によって東大寺の大仏に献納された聖武天皇のご遺愛品
②東大寺での法要にまつわる品々
③造東大寺司 (東大寺の造営に当たった機関)に関連する品々
に分類することができます。
他に宮中儀式具や武器・武具なども残っており、宝物の入庫には様々ないきさつがあったことが推定されます。
https://shosoin-ten.jp/

つまり、まあとんでもなく歴史的な品々ということですな。いやちゃんと分かってますよ。でも極めて単純に言えばそうなるはずです、うん。

全体として約9000件もの品々が正倉院には収容されており、毎年その中から60件前後が厳選され展示される、というわけですね。そう考えると、生きてる内に全てを見ることは無理なようです。20年に1回くらい大フィーバーみたいなのがあればいいんですけども。

中は一切撮影が出来なかったので、もうお土産だけお見せすることにします。今回の目玉の展示物である、八角鏡を模した栞です。これはいいでしょう!!オシャレベル高いですよ。まあ、前述の通り正倉院展は既に終了しているので、皆様が本物を見る機会は数十年後でしょう。私の栞で満足してください。

奈良観光については、また別の記事でまとめて書きたいですね。寺シリーズと題した新シリーズを計画しています。誰が、、、読むんだろうか。まあ自己満足です。

さてさて奈良はこのくらいにして、続いてはこちらに行きました。

京都国立博物館

こういうレンガ造りいいよね
近代的な建物も、あります

3箇所目はこちら、京都国立博物館です。こちらは七条駅から歩いて少しの場所にありまして、正面に三十三間堂があります。行きたかったんですが、時間帯的に不可能でした。悲しい。

奈良、京都と古都に国立博物館は出来がちなんだなと、このタイミングで理解しました。まあそりゃ、歴史を語るにおいてこの2都市は間違いなく外せませんから。そうかんがえると、近畿地方って凄いですよね。いや大阪好きやから贔屓してるだけなんですけど。

上の写真の通り、趣のある建物と近代的な建物のどちらもあり、素晴らしかったですね。現在趣の方は閉館しているようです。開けろ!!入らせろ!!!

さてさて、現在京都国立博物館ではこちらの特別展が行われています。

看板ドン

日本文化である、茶の湯がテーマであり、お茶に関する歴史を学ぶことが出来る特別展になっていました。どんな所でもそうですが、時系列順に並べてくださるところは良いですね。流れを把握することが知識定着の基本ですから。

こちらも館内一切撮影禁止でしたので、私の感想だけこちらに残したいと思います。正直に言いましょう、よく分かりませんでした。歴史的に大変意義のある展示物は数多くあり、いくつかの器は非常に美しく感動しましたが、もう私が理解できる範疇を超えたものも多くありました。ふ、普通の器にしか見えない、、、と思ってしまったことをここに告白します。

まあこれも、知識不足が原因なのは間違いありません。私の茶道はこれからのようです。抹茶は好きなんですけどね。和三盆を使用した和菓子と共に味わうともう絶品です。

あと内部の建物の構造が非常に面白かったです。3階に上がってから降りていくように展示物を見ていくのですが、もうその配置が素晴らしい。美しいんです。センスを感じます。
さらにこちらご覧ください。外に出た時の景色です。

京都タワー、ナイス

素晴らしいじゃないですか。京都タワーをここまで美しいと感じたことは今までありませんでした。形がいいなあ、本当に。

京都国立博物館の今回の特別展は、茶の湯に関する知識が疎い私には難しかったですが、皆さんの感想も聞きたいのでぜひ機会があれば行ってみてください。12月4日まで開催されています。

さてさて、、、。最後になりました、大ボスの登場です。

東京国立博物館

4箇所、最後の国立博物館はもちろんこちら、東京国立博物館です。あれ?なぜ写真がないのかだって?

はい、まだ行っていません。

すみません、ブラウザバックしないでください。最後の最後にお前は最も大切なところに行ってないじゃないか、なんて思わないでください。
予定、立ててるに決まってるじゃないですか。

現在、東京国立博物館ではとんでもないイベントが開催されています。その名も、国宝展。名前の通り東京国立博物館に所蔵されている国宝89件が全て展示されるんです!!!(展示替えあり)

書いている通り、今年で東京国立博物館は創立150周年になります。150周年!?もう訳が分かりません。明治5年ですよ。1872年ですよ。もちろん日本で最も長い歴史を持つ博物館です。

今回の国宝展、案の定とんでもないほど大盛況のようです。チケットも争奪戦でして、発売開始と同時に売り切れてしまうという事態が発生しています。

私もその戦いに参加したのですが、危うく敗北しかけました。しかし!!!共闘者の助けにより、チケットを確保したのです!!!!

ということでまた行ってきます。そして絶対に記事を書きます。乞うご期待!!
ですから今回は国立博物館シリーズの前編なんです、実は。フリなんです。国宝展の。すまん、3箇所の国立博物館達よ。

もう今からワクワクが止まりません。まじでその為だけに東京に行きますからね。しかしそれだけ価値は、間違いなく!あります。


終わりに

さて、国立博物館をテーマにこれまでお話してきましたが、どうでしょうか?みなさんは何箇所行ったことがありましたか?
ぜひ全ての国立博物館に足を運び、日本の歴史について改めて知識を深めてみてください。

特に学生なんて、安くで入れるんだから絶対に行くべし!!もう俺は終わっちまうんだ。だから焦って、今になって、、、。切ない切ない。こんな話はやめましょう。

来週は、また別の旅行の話を書こうと思います。無限にストックは、ありますから。
それでは皆さん、また来週!!

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