東北に住んでいいとすら思った ~グルメ編~
こんばんは。ピアノ教室、スタジオ、旅行の予定が入り乱れた日々を最近は過ごしております。
さらに読書熱が再燃してきまして、時間はいくらあっても足りないな、と改めて思う次第です。
最近読んで1番ビビッときた本は、糸井重里さんの『インターネット的』でした。自分自身の考える世の中に対する接し方と、共鳴する点が数多くあったからです。例えば、消費のクリエイティビティとか、、、。
まあこの話は、また別の機会にしましょう。余談が長くなりすぎても、仕方ない。いつもの事か。
東北旅行記シリーズ 第2弾
さて先週から東北旅行の感動を綴っているのですが、もうね、語りたいことが多すぎてパートごとに分けることにしたんです。先週も説明しましたけども。
初っ端が四寺廻廊の紹介というのも、なかなか渋めなチョイスをしてしまったなと思いまして、ならばということで今回のテーマは誰もが大好き!グルメです!!やったぜ!!
何度も言うように旅行の本質はグルメなんです。旅行先の美味しいものを食べる事で、身体にその地の魂を取り込むんです。これはそういった意味では、儀式のようなものなんですよ。
という感じで良い具合に高尚な理由付けをして正当化したところで、早速紹介していきましょう。
①やぶ屋総本店(岩手県花巻市)
わんこそば
さてさて、まずは初日のお昼に訪れたお店について紹介しましょう。やぶ屋総本店です。大正12年創業の蕎麦屋で、あの宮沢賢治も足繁く通ったお店だそうです。
わんこそばは言わずと知れた岩手の名物ですが、私はずっと憧れていたんです。そばが大好きですから、それを無尽蔵に食べれるというのは、もう夢でしょう。夢だと、思ってました。
食べている最中に写真を撮る暇は一切なかったのですが、わんこそばとの戦いがどのような流れであったのかをお話しましょう。
まずは薬味とエビのお刺身が配膳されまして、嵐の前の静けさといった感じです。隣の席の団体さんと同じ枠なのでしょうか、ひとつの場所、そばの拡散場所を囲むようにして我々は鎮座しました。
そして開始のゴングが鳴り響いて(たぶん気のせい)、そばの配布が始まりました。お味の感想ですが、意外に薄味。優しい味と言う方が正確でしょうか。そして思ったより温かい。ざるそばのように冷たくツルっ!と行く予定が早速狂いました。蕎麦湯くらいの、温かさだったんです。困ったな。
円を描くようにそばが配られ、それを食らう。この流れが永遠に続きます。たまに、いやいや3杯分くらい入ってるでしょ、みたいなトラップをかまされながら。
そして、隣の団体さんが次々にギブアップ!
これ、他人事じゃないんです。そばが回ってくるペースがその分上がってしまうことになり、大ダメージです。例えるならば中谷堂の高速餅つきのような状況です。
はい、59杯でギブアップしました。えー、めちゃくちゃ平均的な数値だと思います。妥協してしまいました。昼はあんまり!食べれん!!
100杯食べると横綱記念手形が貰えるそうですが、もうそれは人では無いです。人外手形でしょう。食べれるわけ無い。
3500円で一生分のそばを摂取することが出来るので、みなさんぜひ行ってみてください。バカボンのパパみたいに3日前から何も食べずにね。
②ラーメン二郎 仙台店
もちろんラーメン
さて、急に話は飛びまして2日目の晩御飯ですが、皆さんおなじみラーメン二郎 仙台店です。
お前はなぜ旅行で東北に行っているのにラーメン二郎を食べているのかだって?
来てるからこそだろ!!
失礼失礼、取り乱しました。
東北に来ることなんて滅多にないからこそ、仙台店のラーメン二郎の味を確かめたかったんです。ラーメン好きとして、逃すわけにはいかないんです。
石巻や松島などで観光した後に向かったので、お店に到着したのは6時半だったでしょうか。もうその頃には長蛇の列になっていました。
仙台駅から15分くらいは歩くので、みなさんそこはご注意ください。地下鉄を使うのもありかもしれません。
我々が並んでからも列は積み重なり、もうディズニーランドもびっくり。どれだけこのお店が愛されているかが分かります。
1時間以上は並んだでしょうか、ようやく席に座ることができ、小ラーメンを注文しました(小って書いているが、騙されてはいけない。普通のお店のラーメン3杯分である)。
私は何もマシにしません。なぜなら、しなくても充分に多いからです。お店が考える適正値がもう壊れているので、さらに壊す必要はないんです。
さてお味のほどですが、非常に美味しい!!
クリーミーな乳化スープはもう、家の横に店を作ってくれの一言です。全体的にバランスも良く、そりゃ1時間並ぶわという感じですね。まあ好みは分かれるんやろけども!
東北唯一のラーメン二郎である仙台店。ぜひ訪れてジロリアンを目指してください。
③味太助 本店
牛タン焼き
さてさて、続きましては3日目の昼に訪れました、味太助 本店です。
こちらは言わずと知れた名店でして、仙台牛タン焼き発祥のお店です。あのテールスープと麦ご飯の組み合わせも、恐らくここが最初。
わたくしですね、ラーメンと同じくらい牛タンが大好きなんです。牛タンでしか味わえないあの食感、凝縮された旨味。牛さんありがとうとしか言えません。
牛タンといえば、仙台。疑いの余地はありません。なら、行くよね?そういう事です。
夕方1歩手前、みたいな微妙な時間に行ったにも関わらずお店は繁盛していました。なかなか雰囲気が職人っぽいおじいさんがひたすら牛タンを焼く姿は、もはや美しかったです。
ここで1つお詫びをしなければなりません。私は、好き嫌いが多いのです。はい、テールスープ抜きにしました。テールスープの感想をお求めの皆さん、ブラウザバックでお願いします。
それは置いといて、見てください!!もう今この写真を見ても言える、美味しい!!
牛タンをただ焼いているだけに見えますが、そうではありません。切り方、味付け、焼き具合。全てが絶妙なんです。素人にはこの味は出せません。
ホームページをみていて、高いなあとか思ってすみません。その価値はありました。けどまあ、もう少し量があればわたくしはより満足できたでしょう。食欲旺盛なのです。
こちらのお店、東京にも1店舗あるそうなので、ぜひ機会があればそちらでも構いませんから、行ってみてください。牛タンは、正義なのです
(水道橋分店、例のパンデミックで休業して以来音沙汰ないそうです。やはり、仙台に行きましょう)。
他にもいっぱい!
基本的にいつも何かしらを紹介する時は、3つをピックアップするのですが、今回はこれら以外にも美味しかった料理が沢山ありましたので、ダイジェスト形式で紹介したいと思います。
まずは、平泉ホテル武蔵坊のご飯です。
前沢牛のすき焼きがメインディッシュですが、それ以外も非常に豪華で満足度が高かったです。
毛越寺と中尊寺の間にあるという素晴らしい立地の旅館ですので、ぜひ平泉に行く時はこちらをご利用ください。
続いては山寺の力こんにゃくです。玉こんにゃくとも呼ぶそうですが、山寺に登るために力をつけるという意味で、力こんにゃくだそう。
山形名物だそうで、醤油の味がしっかり効いていて美味しかったです。心があったまるようなタイプの料理ですね。目の前でお鍋から串に刺して貰えます。良き良き。
続きましては、阿部蒲鉾店のひょうたん揚げと手焼きした蒲鉾です。これ!!イチオシ!!!
まずはひょうたん揚げですが、こちら中身がかまぼこになっていて、外側が少し甘めの衣で包まれて揚げられているんです。そして、ケチャップをグルグルっ!とかけてもらってはいどうぞ。
これ、まじで美味しいです。私がもし仙台に住んでいたら、毎週食べに来ています。割とマジでこれを日常的に食べたかったなあ、という想いを込めて今回のnoteのタイトルは誕生しました。
そして、手焼きした蒲鉾です。店舗で購入したものを自分で焼くことができるんですが、もうこれも絶品でした。かまぼこと言うよりね、もう焼き魚ですよ。旨みがじわーっと広がって最高でした。
わたくし、かまぼこ普段は苦手なんですが、もう全く関係なかったですね。ですから絶対食べてください。ここは、特に激推しです。
そして最後にご紹介するのは、ずんだ餅です。店舗名は、、、忘れました。すんません。
仙台駅周辺の商業施設の地下にあったことは間違いないので、どうにかして見つけて頂きたいんですが、私は碾茶とお菓子(ずんだ餅)を注文しました。
碾茶って全く聞き馴染みが無かったんですが、珍しい茶葉、と聞いたからには飲むしかありません。飲んだ感想としては、抹茶に近いです。しかし抹茶よりは飲みやすいかもしれません。どっちも好きですけどね(調べてみると抹茶の1種でした。)。
ずんだ餅はですね、思ったよりも枝豆枝豆してました。枝豆は大好きなんで、良いんですけど、、、まあもう食べなくていいや。お茶が美味しくてね、それよりもね。
最後に
もう、最高でしょ?東北。
様々なバリエーションの名産が我々を歓迎してくれました。いやまあラーメン二郎は置いといて。
これを書いていたら、また食べに行きたくなってしまいました。お腹、空いた。
おそらく来週もまた東北についての記事を書くと思いますが、皆さんまたぜひ読んでみてください。
それでは皆さん、また来週!!
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