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植芝盛平の逸話

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2020年6月の記事一覧

合気道開祖、植芝盛平が大木を一人で持ち上げた!?

合気道開祖、植芝盛平が大木を一人で持ち上げた!?

合気道開祖、植芝盛平の最も有名なエピソードで、鉄砲の弾を避けたというのがあります。

これはただ避けただけではなく、同時に五人に撃たせ、更に撃たせた瞬間に25メートル先にいる相手も投げ飛ばしたという、まるで漫画の様な話です。

しかし武道の達人で、鉄砲の弾を避けたというエピソードは他にもあったりすることもあって、それを信じています。

今回紹介するエピソードは、三十人でも持ち上げられない大木を、一

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合気道開祖、植芝盛平に鉄砲は当たらない!?

合気道開祖、植芝盛平に鉄砲は当たらない!?

合気道開祖、植芝盛平の最も有名で、驚くべきエピソードの一つが、鉄砲の弾を躱したというものでしょう。しかもそれは、5人に同時に撃たせ、さらに撃った瞬間、25メートル先にいたその相手を、投げ飛ばしたというもの。

漫画のような話で、とても信じられるようなものではありませんが、しかし弟子であり、合気道の達人でもあった塩田剛三が、それを目の当たりにしています。

昔、砲兵官が植芝道場へ合気道を見に来たんで

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合気道開祖、植芝盛平の特殊電気感覚と電磁波

合気道開祖、植芝盛平の特殊電気感覚と電磁波

合気道の開祖、植芝盛平は、武道の達人だっただけでなく、神がかり的な力も持っているような人でした。

そのため数多くの逸話がありますが、その一つに特殊な電気感覚を持っていたようです。

私は植芝先生のお伴をしてどこでも行きました。いま一つ植芝先生の人と違ったところは、人一倍感覚が鋭く、電気を非常に感じられ、いやがられました。

当時は国電のことを省線といっていましたが、目黒の大川周明先生の道場に行

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合気道開祖、植芝盛平に槍は当たらない!?

合気道開祖、植芝盛平に槍は当たらない!?

合気道を創った、植芝盛平には、神がかり的な力があった、とも言われ、常識ではとても信じがたい、数々の逸話があります。

またそれをお弟子さんたちが、実際に目の当たりにしているのです。

今回は、最も有名な内弟子の一人であり、達人としても有名な、塩田剛三という方の著書、「合気道人生」より、

槍を本気で突いても、全く当たらなかったというエピソードを、一つ紹介します。

これも竹田での出来事でしたが、あ

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合気道開祖、植芝盛平がスリに逢った話

合気道開祖、植芝盛平がスリに逢った話

合気道を創り、歴史に残る達人の一人でもある、植芝盛平がなんとスリに逢ったという。しかもその時のエピソードが何とも面白い。

スリを警察に突き出した!?

一瞬でボコボコにした!?

いやいや、そうではないんですね。達人ならではの「スリの対処法」とでも、言いましょうか、とても面白いのでご紹介します。

ある日、私が先生のお伴をして市電に乗っていた時、私は気がつきませんでしたが、スリが先生の懐の財布を

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合気道開祖、植芝盛平は、雨に当たらない!?

合気道開祖、植芝盛平は、雨に当たらない!?

内弟子、砂泊諴秀(すなどまりかんしゅう)の話。

いま、アメリカで合氣道を教えている千葉氏から直接聞いたことである。

和歌山県新宮市の熊野神社のお祭りのとき、翁が奉納演武を行うことになっていた。

その日は生憎の大雨で、演武の舞台が野外にあるので、雨の止むのを待っていたが、なかなか止みそうにないので、翁は、雨の中をやろうと舞台に出られて演武を始められた。

ところが、演武をやっているその舞台だ

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