宮路健文

空手を始めたのは高校のクラブ活動。高校在学中に柳川昌弘先生の著書『空手の理』(福昌堂)…

宮路健文

空手を始めたのは高校のクラブ活動。高校在学中に柳川昌弘先生の著書『空手の理』(福昌堂)に出会い、1995年10月に柳川道場に入門。以降、先生の武道空手習得に励み、現在は同道場にて後進の指導も行っています。

最近の記事

組手のセオリーを打ち破れ!正中面の理!其之弐─「流水の打ち」とは?

私の記事を読むのが初めての方は、先に下の記事を読んでください。  こちらの記事は、『月刊空手道』が続いていれば、2016年5月号に掲載されるはずだったものです。突き蹴りが「正中面」を通ることの重要性を具体例をあげて説明するとともに、真の「正中面突き」とそれを体得することによって可能となる「変化技」の一形態、「流水の打ち」について解説しています。  もし宜しければご購入のほど、よろしくお願いいたします。

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    • 組手のセオリーを打ち破れ!正中面の理!其之壱─「正中面」とは?

      私の記事を読むのが初めての方は、先に下の記事を読んでください。  こちらの記事は、『月刊空手道』が続いていれば、2016年4月号に掲載されるはずだったものです。当流の組手に欠かせない「正中面」とは何かと、その稽古法について解説しています。  もし宜しければご購入のほど、よろしくお願いいたします。 組手のセオリーは本当か? 例えば、こちらが左前構えで相手が右前構えで相対するとき、一般的には相手の前てを外側から押さえるように、相手の右側(こちらから見て左側)に回り込むのが有

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      • 当てて打つために!?安全に身を寄せることを可能にする3つの先のこと

        私の記事を読むのが初めての方は、先に下の記事を読んでください。  こちらの記事は、『月刊空手道』が続いていれば、2016年3月号に掲載されるはずだったものです。「当てて打つ」組手には、相手に安全に身を寄せる技術が欠かせません。今回はその相手に安全に身を寄せるための鍵となる「先の先」についての考察と、相手に身を寄せる技術の体得法について解説しています。  もし宜しければご購入のほど、よろしくお願いいたします。 安全に接近するには? 以前の記事(月刊空手道2015年7月、8

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        • 居着かぬ足捌きを究める!其之参─受動筋力で立つ!

          私の記事を読むのが初めての方は、先に下の記事を読んでください。  こちらの記事は、『月刊空手道』の2016年2月号に掲載されたものです。柳川先生の武道空手を習得する上で欠かすことのできない「居着かぬ足捌き」の精度を向上するために必要なポイントの説明と稽古法の紹介をしています。 以下は当時、編集者に付けていただいたキャッチコピーの引用です。  もし宜しければご購入のほど、よろしくお願いいたします。 はじめに 前回までに、「居着かぬ足捌き」を磨く上で、重心を足のつま先では

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        組手のセオリーを打ち破れ!正中面の理!其之弐─「流水の…

          居着かぬ足捌きを究める!其之弐─千鳥足を究めろ!

          私の記事を読むのが初めての方は、先に下の記事を読んでください。  こちらの記事は、『月刊空手道』の2016年1月号に掲載されたものです。柳川先生の武道空手を習得する上で欠かすことのできない「居着かぬ足捌き」の精度を向上するために必要なポイントの説明と稽古法として、前回はピンアン二段最終挙動を取り上げましたが、さらに「居着かぬ足捌き」磨きをかけるためには、ピンアン二段最終挙動を”千鳥足”でもできるようになることが欠かせません。 以下は当時、編集者に付けていただいたキャッチコ

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          居着かぬ足捌きを究める!其之弐─千鳥足を究めろ!

          居着かぬ足捌きを究める!其之壱─ピンアン二段最終挙動

          私の記事を読むのが初めての方は、先に下の記事を読んでください。  こちらの記事は、『月刊空手道』の2015年12月号に掲載されたものです。柳川先生の武道空手を習得する上で欠かすことのできない「居着かぬ足捌き」の精度を向上するために必要なポイントの説明と稽古法の紹介をしています。 以下は当時、編集者に付けていただいたキャッチコピーの引用です。  もし宜しければご購入のほど、よろしくお願いいたします。 はじめに 前回は、蹴りと「居着かぬ足捌き」は同一の原理に基づくとし、「

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          居着かぬ足捌きを究める!其之壱─ピンアン二段最終挙動

          便利重宝この上なし!?正しい前蹴りの理!其之参─足捌きと前蹴りの融合

          私の記事を読むのが初めての方は、先に下の記事を読んでください。  こちらの記事は、『月刊空手道』の2015年11月号に掲載されたものです。武道空手における正しい前蹴りと「居着かぬ足捌き」との一体化の具体的な稽古法について解説しています。  もし宜しければご購入のほど、よろしくお願いいたします。 足捌きと共通の原理 先々月号では、武道空手の正しい前蹴りが一般的に行われている前蹴 りに比べ、いかに優れているか───。  そのことを、一般的な前蹴りと武道空手の前蹴りの蹴り足

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          便利重宝この上なし!?正しい前蹴りの理!其之弐─前蹴りの体得法とは?

          私の記事を読むのが初めての方は、先に下の記事を読んでください。  こちらの記事は、『月刊空手道』の2015年10月号に掲載されたものです。武道空手における正しい前蹴りの具体的な体得法について解説しています。 以下は当時、編集者に付けていただいたキャッチコピーの引用です。  もし宜しければご購入のほど、よろしくお願いいたします。

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          便利重宝この上なし!?正しい前蹴りの理!其之弐─前蹴り…

          便利重宝この上なし!?正しい前蹴りの理!其之壱─武道空手の前蹴りとは?

          私の記事を読むのが初めての方は、先に下の記事を読んでください。  こちらの記事は、『月刊空手道』の2015年9月号に掲載されたものです。武道空手における正しい前蹴りの原理について解説しています。  以下は当時、編集者に付けていただいたキャッチコピーの引用です。  もし宜しければご購入のほど、よろしくお願いいたします。 前蹴りは使えない!? 各流会派の基本技に組み入れられている前蹴り。この技を練習したことがないという空手実践者はいないはずです。  ところが、その稽古頻

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          基本にして奥義!?武道空手の短打法!其之弐─「短打法」体得の稽古法とは!?

          私の記事を読むのが初めての方は、先に下の記事を読んでください。  こちらの記事は、『月刊空手道』の2015年8月号に掲載されたものです。武道空手の「短打法」の具体的な鍛錬法について解説しています。 以下は当時、編集者に付けていただいたキャッチコピーの引用です。  もし宜しければご購入のほど、よろしくお願いいたします。 はじめに 先月号では、相手に拳を密着させた状態、あるいは僅かに離した状態からでも威力ある打撃、つまり武道空手の「短打法」が、単にそのような状況下でしか使

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          基本にして奥義!?武道空手の短打法!其之弐─「短打法」…

          基本にして奥義!?武道空手の短打法!其之壱─「短打法」は奥義なのか?

          私の記事を読むのが初めての方は、先に下の記事を読んでください。  こちらの記事は、『月刊空手道』の2015年7月号に掲載されたものです。相手に拳を密着させた状態から威力ある打撃を叩き込む。中国拳法で、寸勁とか短勁と呼ばれる技術が秘伝でも奥義でもなく、基本技術であることを解説したものです。具体的な鍛錬法については次回に回しているのでご注意ください。 以下は当時、編集者に付けていただいたキャッチコピーの引用です。  もし宜しければご購入のほど、よろしくお願いいたします。

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          正中線を究める!其之参─「正中線」に迫る!

          私の記事を読むのが初めての方は、先に下の記事を読んでください。  こちらの記事は、『月刊空手道』の2015年6月号に掲載されたものです。柳川先生の武道空手を習得する上で欠かすことのできない「正中線」を理解・体得するため稽古・鍛錬法についてまとめた記事の最終回です。  以下は当時、編集者に付けていただいたキャッチコピーの引用です。  もし宜しければご購入のほど、よろしくお願いいたします。 正中線へのアプローチ 前稿まで、捉えがたい「正中線」そのものを直接的に求めるのでは

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          正中線を究める!其之参─「正中線」に迫る!

          正中線を究める!其之弐─「腰の切り戻し」とは何か?

          私の記事を読むのが初めての方は、先に下の記事を読んでください。  こちらの記事は、『月刊空手道』の2015年5月号に掲載されたものです。柳川先生の武道空手を習得する上で欠かすことのできない「正中線」を理解・体得するため稽古・鍛錬法についてまとめた記事の第2回で、其之参まで続きます。  以下は当時、編集者に付けていただいたキャッチコピーの引用です。  もし宜しければご購入のほど、よろしくお願いいたします。 一調子の技を可能にする 先月号では、武道空手において必須の最重要

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          正中線を究める!其之弐─「腰の切り戻し」とは何か?

          正中線を究める!其之壱─「復元力」とは何か?

          私の記事を読むのが初めての方は、先に下の記事を読んでください。  こちらの記事は、『月刊空手道』の2015年4月号に掲載されたものです。柳川先生の武道空手を習得する上で欠かすことのできない「正中線」を理解・体得するため稽古・鍛錬法についてまとめたもので、其の参まで続きます。  以下は当時、編集者に付けていただいたキャッチコピーの引用です。  もし宜しければご購入のほど、よろしくお願いいたします。 復元力とは何か? 柳川昌弘先生の武道空手を習得するにあたって、「正中線」

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          正中線を究める!其之壱─「復元力」とは何か?

          真の「居着かぬ足捌き」とは何か?

          私の記事を読むのが初めての方は、先に下の記事を読んでください。  こちらの記事は、『月刊空手道』の2014年9月号に掲載されたものです。柳川先生が提唱している理の1つ、「居着かぬ足捌き」の必要十分な条件について自分の中で整理が進んだため、記事を書いたところ、運よく掲載していただける運びとなりました。  以下は当時、編集者に付けていただいたキャッチコピーの引用です。  もし宜しければご購入のほど、よろしくお願いいたします。 フットワーク全盛から20年 柳川昌弘先生が『空

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          真の「居着かぬ足捌き」とは何か?

          はじめに

           はじめまして。宮路健文と申します。私は、二聖二天流柔術憲法創始者である柳川昌弘先生に師事し、以来25年余り、先生の武道空手習得のため、研鑽の日々を送るとともに、2006年からは柳川道場で後進の指導も行い、現在は月に一度、同道場の高段者を対象に黒帯研修会を主宰しています。  以前、運良く『月刊空手道』(福昌堂)誌上で約1年間にわたり、記事連載の機会をいただきましたが、出版元の福昌堂の倒産、雑誌の廃刊という形で発表の場を失ってしまいました。  当時、一番発表したかった記事が

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