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セミリタイア人生を充実させたい人向けの話です。その16

皆さん、今日もよろしくお願いいたします。
偕髙塾塾長の髙橋です。

先日、将棋界の話題で藤井壮太さんが
史上最年少5冠達成を目指して
王将戦に挑まれていましたのですが、
素晴らしい偉業だと思っております。

藤井さんの強さについては
様々な人が語り尽くしても
語り尽くせないかもしれませんが
将棋という攻防一体となった戦いは
人生や企業経営のヒントにもなると思えます。

セミリタイア、リタイアした後の人生を
充実させる為にも、
攻め時、守り時は常に意識しておくべきであり
そのバランスと成果が高ければ高いほど
人生は充実しますし
企業に置き換えてみれば
成長もしくは安泰につながるはずです。

今日は
「攻め時」「守り時」について
少し考察していきたいと思います。

人生の前に一般論としての
企業の「守り時」と「攻め時」
先ず考えてみたいと思います。

「攻め時」「守り時」と言っていながら
急に逆になったと思われるかもしれませんが
守りが出来ていない攻めは基本的には
企業も人生も避けるべきかもしれません。

◆「守り時」の企業のあり方
常時実行し続ける態勢であるべき
• リスクを見逃さないコト
• 監視体制を強化するコト
• リソースを使い切るコト

◆「攻め時」の企業のあり方
  常時実行し続ける態勢であるべき
• チャンスを逃さないコト
• 意思決定を早くするコト
• リソースを準備するコト

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「守り時」「攻め時」がいつも
野球やアメフトの様に分かりやすければ
簡単な事ですが、
中々そうもいきません、
なので流れを見極める必要があります。

攻めるべき時、守るべき時の
力の流れを感じることがありますが
こちらに悪い材料ばかりが出て、
相手が勢いに乗って攻めてくる苦しい場面、
しかし、此方が防御を固めて凌いでいるうち、
相手からポロリとミスが出たり、
こちらに有利な条件が出てきたりして、
一瞬で流れが変わったりすることあります。

最悪なのは、相手の攻めに我慢できず、
こちらの態勢が整わないまま
玉砕覚悟で突っ込んでしまうこと。
「攻撃は最大の防御」
という言葉もありますが、
常に攻めなくてはいけない
という気持ちは捨てるべきであり

流れが相手にあるときは、無理に攻めず、
しっかり守りを固める事が重要になります。

上記については経営でも人間関係でも、
他者との関係で、自分が置かれた状況が
どうしようもなくなったと思えるほど悪くなった時、
そんな時でも投げやりにならず、
時が来れば攻められるよう準備しながら、
流れを見極めることが大切だと思います。

以前ですが、
「攻める時」に必要な「準備」として
「撤退基準」を明確にしておく事を
教えてもらう機会がありました。

何故、「攻め時」「守り時」を考えるのかであれば
やはり最終的な勝利の為だと思います。
その為に必要な事は
やはり「準備」という言葉に尽きます。

特に
• リソースを使い切るコト
• リソースを準備するコト
この2点を企業経営でも
人生を充実させる為にも
意識していきたいと思います。
リソースに関してはやはり
自分自身で言えば
「ネットワーク」がその一つだと思います。
攻めている時にこそ、
「ネットワーク」を更に充実させ、
守りの時には
その「ネットワーク」の力を信頼して
乗り越えていければと思います。

皆さんも「リソース」の充実と
「リソース」の活用について
これを機に考えていただければと思います

次回もよろしくお願いいたします。

【小説】スラッシュワーカー/喜嶋富魅尭/

第十六話

コロナに振り回されっぱなしの2020年だったが
2021年も収束の目途が立っていない
むしろ暗雲がたれ込めている様な状況だ。

4人と今後の塾の経営について
様々な視点から話しをしていると
仕事等から得ている情報について
それぞれ特性を活かして話しをしてくれる。

ヒロシは主に海外事情に精通している、
特にベトナムと中国に関しては
自社工場もあるので現地のなまなましい事情を
事細かに教えてくれる。

やはり両国ともに社会主義国なので
ロックダウンについては徹底されているので
一切の経済活動がストップしてしまう
また、港に船が入らない
入った港で検査が滞る等の理由で
コンテナ不足が全世界規模で深刻になっているらしい

その他3人の話しを聞いてみても
やはり2021年はまだまだコロナの影響を
取り除いた経営戦略を立てる事は出来ない

じゃあ、「どうするんだよ」となる、
簡単に言えば、
攻めるのか?
守るのか?
漂うのか?

この3つを選ぶだけなのだが

攻めるのであれば、
やはり相当のリスクがあると思うので
その覚悟が必要になる。

守るのであれば、
極力変化する事を望ます、
ひたすら現状維持に努めるべきだ

漂うという言葉は語弊があるかもしれないが
明確な指針をもたずにその時点での
最善の選択を目指すという
よく言えば柔軟な対応であり
悪く言えば行き当たりばったりとなる。

周りから見れば
お前の人生なんていつも
行き当たりばったりじゃないかと
言われてもしょうがないが、
これでもちゃんと考えている時もある。

今日は一緒に考えてくれる仲間もいる
4者4様であり、
中々一つにまとまらないのは玉に瑕だが、
そうした中で今一度、
塾を始めた原点であり、
集まってくれたみんなが賛同してくれた
大切な部分ついて考えてみた。

結局、「おもろいが一番」という事になった
もう昼からお酒でも入っているんじゃないかと
思われてしまうかもしれないが
何をするにしても
やっている事がおもしろければ
どんなに忙しかったり
大変な事ばかりだとしても
このメンバーならば
乗り越えられると思う。

そもそもの塾への参加自体、
1人1人違って当然だが、
4人と塾長である自分自身の
5人がいつも大切にしている
「おもろいがが一番」の考えを
素面の状態だが優先しようと思う

その考え方でいけば
答えは簡単だ、
アホだなぁと思いながら
攻めるしかない!

いつもの事だが、
選択した後に必ず、
以前に教えて貰った事を思い出す。
「攻め」を選択する時にも
大切な事も教えてもらった。

簡単な事だが、
攻めを実行するのはすこぶる難しい
だからこそ経営することは難しい
まだまだ小規模ながら
ちょっとした間違いで
いつ沈んでもおかしくない
だからこそ、
「攻め」を考えぬいた上で
撤退基準を決めておく事が必要だ。

5人の打ち合わせも
3時間を過ぎてようやく
2021年は攻めるという事が決まった。

2019年、2020年を振り返ると
2019年は所謂、
顧問契約企業対応を中心だったが
2020年は所謂、
期間が決まっているコンサルティングや
研修講師の業務を引き受けてみた。

更に事業ポートフォリオとして
収入が増えている事業が
スポットコンサルティングだ。
2019年に始めた時よりも、
回数も単価も増えてくれている
スポットコンサルティングの
リピーターがついてくれているのも
喜ばしい限りだ。

2021年は何処を攻めればよいか?
やる事が決まれば強いのが
この事務局メンバーだ!

何も怖くなんかないが
反面、自分自身を含めて
猪突猛進になってしまいがちなので
ここで一旦立ち止まり
考えに考えて考え抜くコトにしよう。

結果的に夜中迄、
打ち合わせは続く事になるかもしれないが
働き方改革とは無縁な組織であり
気力・体力充分なメンバーなので
全く心配はしていない。

続く

2018年に退職後、 独立して頑張っております。 まだまだ不慣れですが 何に対しても頑張りますので 温かく見守ってくださいませ(^^)