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セミリタイア人生を充実させたい人向けの話です。その15

皆さん、今日もよろしくお願いいたします。
偕髙塾塾長の髙橋です。

年末からずっと転職相談が続いて
いろいろな人と会って話す事が出来ましたが
残念ながらこのオミクロン株の影響で
少し行動が制限される可能性が出てきました。

オンラインでの対応でも
時間と回数をかける事によって
面談内容の質を上げる事は可能ですが
本音を双方が話せる環境を構築するには
やはり直接会って話した方が簡単です。

弊塾に来る転職希望者から
「どのタイミングで転職活動をすべきか」
との質問をもらいます。

また、自分自身の現役活動について
この頃は真剣に質問をいただく機会が
多くなってきました。

人生100年時代、70才定年と
いろいろな考え方がありますが、
現役・リタイアの考え方だけでなく
セミリタイアという考え方もありましし
リタイア後の現役復帰という事も
これからは起こりうると思っています。

その中でも、
セミリタイア人生を充実させる為には
今の現役生活を充実させるという考え方は
とても重要だと思っています。

転職においては、基本的に全ては
「縁とタイミング」が大事ですよと
毎回、お伝えするのですが、
一般的なタイミングについて
今日は考察してみたいと思います。

様々なデータと考え方がありますので
あくまでも参考程度にしていただければと思います。

新規求職者が増えるのは4月、減るのは12月

4月に新規求職申込件数が多い理由
年度初めの時期であり
部署異動や昇給・昇格などで、
社員の生活や環境が変わるタイミング
そのため、環境や気持ちの変化が起こりやすく、
選択肢の一つとして転職を検討する動きにつながっている。

12月に新規求職申込件数が少ない理由
12月は1年の終わりの時期です。
年末で業務量が増えるため、単純に忙しく、
転職活動に力を入れられないことが考えられる。
また、年の瀬という心理的要因から活動を控える傾向もある。

新規求人数が増えるのは10月、ピークは1月。5月と12月は落ち着く

10月と1月に新規求人数が多い理由
10月は、企業が上期から下期に切り替わる時期。
上期の実績に応じて下期の予算や営業方針が変わるため、
求人数も一斉に増える傾向にある。
1月は、12月期決算の企業では期が切り替わるタイミング。
年度初めの1月に、予算が変わるタイミングで
一斉に募集をかける傾向にあるようです。
また、転職希望者が転職市場に多く集まる時期でもあるため、
それに合わせて求人数も増える傾向にある。

5月と12月に新規求人数が少ない理由
5月に新規求人数が少ない理由は、新卒採用の時期と関係。
12月は年末という季節要因で業務量が増え、
企業が中途採用に力を入れられない事情と
心理的な要因から募集を控える動きがある。

1月~4月…1年で一番転職市場が活発な時期
求職者・企業ともに1年で最も動きが活発になる時期。
冬のボーナス取得後、区切りの良いタイミングで
転職しようと考える人が多くなるためであり、
1月ごろから求人を探す人が増えてきます。
また、こうした転職者を狙う企業が求人を出すため、
新規求人数も1年で最多となる傾向にあります。

6~7月…夏のボーナス取得後の退職者が増える時期
夏のボーナスを受け取ってからすぐに転職をするために、
6月上旬から転職活動をする人が増加。
また、ボーナス後に発生する欠員を埋めるため、
企業の動きも活発化する時期

9月~11月…下期に向けて転職活動が活発になる時期
9月は、多くの企業にとって上半期が終わるタイミングであり
転職を考える人が増加する傾向にあります。
また、12月に支給される冬のボーナス取得後の退職や、
翌年1月の入社を目指す人が転職活動を始めるタイミング。
こうした求職者の動きに伴って、企業側の採用活動も活発化。

転職を始動するタイミングとしては、
① 年度の区切りのタイミング
② 賞与のタイミング
③ 環境が変化したタイミング

この3つのタイミングで転職活動を始めますが
企業としても転職希望者が増える時期は分かっているので
比例して求人も多くなります。

どの時期が自分にとって競争力を発揮出来るかを
考えてみればより充実した人生につながります。
ビズリーチ資料より

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最後に2022年の転職市場を考えてみれば
コロナ影響は以前と大きいものの、
企業が成長する為に必要な経営資源である
ヒト・モノ・カネへの考え方が、
守り一辺倒から変わる企業が多くなる事が想定されます。

また、経営環境の悪化により
人材が流出してしまった企業としては
即戦力がどうしても必要になるので
成果を上げる事が出来る人材の価値は
いつも以上に上昇します。

個人的おススメとしては、
オンラインでの活動の加速により
リモートワークも推進されています。
地方での活躍を想定して対応するのも
面白い転職活動かもしれません。

次回もよろしくお願いいたします。

【小説】スラッシュワーカー/喜嶋富魅尭/

第十五話

ヒロシと話していると
次々に事務局メンバーが集まってくる

田古島俊吉、長水正雄、藤原徹、
そしてヒロシの4名が事務局中核メンバーとして
それぞれが自分自身の専門性を活かしつつ、
様々な運営を手伝ってくれている。

藤原徹は、
以前の取引先の関係で仕事を通じて
良く知っていたのだけれど
独立をして広い室内に
机と椅子だけの時に
一番最初に連絡をくれた人物だ。
仕事に関しては細やかな事に気が付き、
日頃は朗らかで面倒見の良い性格だ。

長水正雄は、
独立したタイミングで知人を介して知り合った
知り合った当初はお互いに距離があったのだが
彼が一番この偕髙塾を活用してくれている。
コンサルティングのスポット対応等、
個人的にも、塾全体としても
自分にとってもメリットがあれば
積極的に関与してくれる。

田古島俊吉は、
ヒロシの元上司であり、
以前部下として働いてくれた人間だ、
彼も昨年、転職を経験している
最も、彼の転職のタイミングと
コロナ禍に突入したタイミングが同じだったので
業務が大変な中、此方の事も手伝ってくれている。

お気に入りの事務所と
頼りになる事務局メンバーと
積み重ねた2年間の経験こそが
今の強みであり、
独立した後に気付きあげてきた
新しい強みだ、

この2年の間に
継続した取り組みの一つが
月一で行っている
情報交換を目的とした月例会だ。

2019年の3月が記念すべき第1回だった、
2部構成に分かれてやっているが
第1部はメインスピーカーを塾生や
外部の方へお願いし毎回新しい視点を
参加者全員で学ぶ事が出来る。

第2部は場所を移動して
飲食付きの懇親会となるのだが、
こちらも様々な経歴を持った人間が
自分自身の知見や経験の交換であったり
新たなネットワークを構築する場となっている。

月例会については2019年途中から
事務局メンバーが中心となって行ってくれて
とても良い方向に進んでいたのだが、
2020年のコロナ禍の影響によって
月例会の運営も大きく変更せざるをえなかった。

言わずと知れたオンライン対応への転換だ、
このオンラインミーティングは、
メリットとデメリットを痛感する事になった。

オンラインミーティングの
最大のメリットは参加しやすい事だ、

海外からのアクセスも可能なので
オンライン対応導入当初は
新しいメンバーが沢山参加してくれて
とても活性化されたのは大変ありがたかった。

反面、デメリットの一つとしては、
塾の熱さであったり、人との関係性という様な
当初思い描いていた偕髙塾としての
オリジナリティを発揮しづらくなった事だ。

知識を学ぶだけならば書籍でも良いし
それこそ競合が沢山いる、
その分野だけで勝負する気なんてはなから無い
オンラインへの対応をすればするほど
本来目指したかった、
単なる知識や技術を学ぶだけでなく
相手の喜怒哀楽を感じ取れる環境からは
遠ざかってしまう危惧が
どんどん大きくなっていった。

そうは言いながら、
「ピンチをチャンスに!」
事務局メンバーとともに、
何とかコロナ禍の
2020年を乗り越える事が出来たのは
やはりこの事務局メンバーのお陰だと思う。

今日集まってもらったのは、
新年の顔合わせは勿論だが、
2021年もコロナ禍が続いているこの環境下で
どうすべきかをこのメンバーと一緒に
本気で考えたいと思っていた。

現状、此方が何か指示しなくとも、
事務局メンバーのみで様々な対応をしてくれるし
緊急案件でもオンラインとのハイブリット対応で
柔軟に対応してくれる。

それぞれの個性を活かしている現状に
不満は無いが、満足もしていない
2021年だから出来る事、
偕髙塾だからこそ出来る事、
そしてこのメンバーだから出来る事
もっともっと考える事が出来れば
面白い方向性が見えてくるとはずだ、
そんな確信を持ちながら、

他愛も無い話しをしながら
現状について確認をしていると
中々厳しいモノが見えてきた。

続く

2018年に退職後、 独立して頑張っております。 まだまだ不慣れですが 何に対しても頑張りますので 温かく見守ってくださいませ(^^)