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コロナ禍で今振り返る海外生活で得た強み②

先日はフィリピン生活最初だったカオハガン島での経験を通じて得た自分の強みと考えを書きました。
今日はより長い時間過ごした旅行会社在籍期間中に感じた事つらかったことを含めて書いていこうと思います。
今日は少し真面目にやります。

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旅行会社に勤めるきっかけ(就職活動)

カオハガンの任期を終えて、再就職先をセブで探していました。参考になるかわかりませんが、その就活内容をここで書いてみます。

全くセブ在住の方とは付き合いもコネも無かった当時の私は、神風特攻的な就活計画を実施する事にしました。カオハガン島自体は有名だったので、そこで働いている名刺、崎山さんの著書、履歴書を持って、アポなしで5スターホテルのシャングリラへ行き日本人マネージャーへ会いたいと申し出たのです。ホテルのマネージャーなら顔が広いからいい話が聞けるかも?上手くいってもホテルにはメリットはなく私だけ得する話だけど「フィリピン人の助け合い」みたいに、自分が困っているからお願いの気持ちでした。偶然会ってくれたマネージャーが元働いていた旅行会社の日本人が独立するタイミングでその会社を親切にも紹介して頂き内定となったのです。
突撃もやってみるものでした(苦笑)

これが2回目の公に募集していないのに、こちらから押しかけて仕事を貰った出来事でした。
1回目はカオハガン島

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旅行会社で経験した恥ずかしい日本

今回思い切ってあるエピソードを書きます。それを何度も経験した事で、自分のやりたい事が見えてきました。

僕がセブの旅行会社でやった仕事は、日本人の旅行中のアシストです。よく「滞在中お困りの事があれば現地スタッフの携帯までご連絡下さい」とある人で本当に365日24時間いつでも仕事になる中で過ごしていました。

社員旅行のアテンドをする事も多くて、会社の社長さんが空港へ到着する時はお迎えに行くのが日課でした。
今は少なくなったと思いますが、当時はまだ結構男性ばかりのグループで、フィリピンでパブとかでエンジョイしようと言う目的で来られる方もいて、ある大きな会社の社長が来られた時にアテンドした時の出来事です。
空港でご挨拶させて頂いた私に

社長「わざわざご苦労様。これから3日間色々お世話になります。よろしくお願いしますね」紳士的な態度!
「ご丁寧にありがとうございます。何でも気兼ねなくお申しつけ下さい」優しい言葉でテンションUP!
社長「ありがとう。じゃぁあそこのカウンター(空港インフォメーション)に居る可愛い女の子と一緒に今晩食事したいから誘って来て!」はぁ??
「え、どういう事です?」絶句!テンション急降下↓
社長「大丈夫、寿司でも肉でも何でもいいよ。好きなもの食わしてあげるから心配しないで」返す言葉なし!

どういう経験をこの社長がされてきたのか知らないですがフィリピンの国中をフィリピンパブと勘違いして、貧しいからお金を出せば女の子は喜んでついてくる、って感じに思っている様でした。
実はこれに近い事を本当に何度も経験しています。

これに対して皆さんに知ってもらいたい事実が2つ

カラオケなど水商売で働く女性について
彼女たちの多くは地方出身で大家族の貧しい家庭。高校も行けてないから、考え方も未熟だし学歴社会でまともな就職も出来ない。両親や兄弟の生活もままならないから自分が水商売で稼せぐしかチョイスがない収入の7割ぐらいを仕送りするから、まともに自分が暮らせないので友人と共同生活して助け合い、お客さんに生活費になるチップをねだる。

貧窮邦人と呼ばれる駄目な日本人のお世話
フィリピン人女性に夢中になって日本の家族を捨てて(家族からも絶縁され)フィリピンに来たけど結局騙されてお金も全て無くして帰国すらする事が出来なくなった人(貧窮邦人)の世話は誰がしているか?と言えば、その人が行き倒れになりそうになった場所に住んでいた見ず知らずのフィリピン人が「可哀そうだから」と言う気持ちで家に泊めさせてご飯もあげている。

つまり、自分たちより下に見ているフィリピン人女性の生活のバックボーンを顧みず、「ぜいたくな暮らしをしたいから高収入の水商売で働いているお金に卑しい人」と考え、反対に日本人で本人が悪い事も多々あるけど、困り果てた同じ日本人だけど「関わるとややこしいし、ろくな事がなくてお金も失うから」と支援の方法すら考えたりしない。そんな人を見る事があったのです。

この理不尽な事実に色々と考えさせられました。
特に僕はフィリピン人の嫁を貰い、2重国籍の子供がいるので、家族に自慢できる日本って何?を考えるきっかけになっています。

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時間は未来から流れているって話

海外で働くってこんな日本に居てはあまり体験しないような経験を出来る事もあると思います。だから本当に視野を広げる意味で、出来るだけ若いうちに海外に出るのはキャリアを形成するヒントを得るチャンスが増えると思います。
年を取っても問題ないし、日本でも学べる事も絶対あるけど、海外の方ががらっと環境が変わるから、気持ちも変わって見つけやすいと思うし、若い方が気づいてからそれを自分の形にする時間が長いからじっくり腰を据えて取り組む事が出来るのがメリットです。

最近、音声メディアにはまっていて、自分磨きの為によく聞いています。お気に入りのパーソナリティは、西野亮廣さん、イケハヤさん、タクヤ先生、しゅうへい と色々と聞いているのですが、最近心に響くのが大東めぐみさんです。早速、彼女の「マインドサロン」にFBから参加してみました。
そこで自分の考え方に近くて納得した今日のまとめになる話はこれ

時間は未来から流れている

この考え方にたどり着いているのが、海外で暮らした気づきのひとつだと思います。
「時間は流れていて、今の自分があるのは過去の積み重ねの末、そして未来は今を積み重ねていく事」と信じてコツコツ積み重ねる方法があると思います。」
ステップアップ

良い所は過去が無駄ではないと確信する事、
悪い所は未来は今の延長で大きく変えられない不安

でも「時間は未来から流れている。沢山ある未来の可能性から自分のなりたい未来を決める事で、今やるべきことに気づき、過去の出来事の解釈を理解し位置づける。」
ドリームカムトゥルー


良い所は成りたい未来自由に選択できる
悪い所は過去どんなに頑張っていても役立つかどうかは決める未来次第で意味ない頑張りになってしまう。

どちらも意味のある事だけど「ドリームカムトゥルー」の過程で「ステップアップ」する事が含まれているのかな

皆さんも是非夢を叶えて下さい

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この表をまとめてくれた湯朝かりんさん

https://www.facebook.com/kaori.HKHKHK.77777

メグラジオ 過去回 
「夢は知識‼️」やりたい事が100個も書き出せない人へ


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