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脳科学の本を読んだら仕事も人間関係も良くなった話


こんな本がありました。アメリカの脳科学者・心理学者が書いた本を日本語に翻訳しています。読むのが苦手な私でもサラっと読めました。

商品を売るためのニューロサイエンスですが、販売の仕事だけでなく、仕事のプレゼンや人間関係にも役に立ちました。

今回は本の概要をお伝えします。


まず例題として
あなたは脳腫瘍で手術しなければなりません。 手術をしないと余命は1年と告げられました。 ここで2つの病院があります。 


A病院の先生
「死亡する可能性もありますが、生存率95%の手術です。」 
B病院の先生
「受けた患者の20人に1人が死亡する手術です。」

あなたはどちらの手術を受けますか?



勘の鋭い人ならもうお気づきだとは思いますが、 この2つは数学的には全く同じ確率です。

しかし、これを見たほとんどの人が B病院の方をより危険だと感じています。

これは「フレーミング効果」を応用したものです。 

ってこんな感じです。


脳科学と心理学の融合

現代のニューロサイエンスは、私たちの脳や心の奥に潜む扉を開けます。
ブラックボックスを開けるのに役立つノウハウが解明されていまったのです。

今や機能的磁気共鳴画像法(fMRI)による脳スキャンという魔法を使えば、何をした、何を言ったかで脳がどのような反応をしたかがわかります。

また、脳波計(EEG)の技術のおかげで、多くの統計用サンプルデータが得られるようになりました。つまり脳の反応データから私たちが相手にいつ、何を、どのように伝えれば、良い結果となるかがわかってしまうのです。

アメリカのトップセールスマンはこの本に書かれていることを実践して輝かしい成績を残しています。


一部概要を抜粋

ニューロマーケティングとは、要するに脳の働きを理解し、その知識を活用してマーケティングと商品の両方を改善することだ。

(中略)

ニューロマーケティングのテクニックが適切に使われれば、より優れた広告、より優れた商品が生まれ、顧客はより満足する。

誰だって気に入ったと思える商品が欲しいし、退屈なコマーシャルは見たくない。

(中略)

「賢いマーケティング」とは、あなたの脳を使うことだけではない。あなたの顧客の脳を使うことでもあるのだ!

かなり衝撃的でした。販売にも人間関係にも使える良書だと思います。

この本の詳細ページです。

皆様によい結果をもたらしますように


皆様のお役に立てるnoteになれば幸いです。